Georgian College
留学生の就職を徹底的にサポートするカレッジ
トロントから車で1時間程度北にあるBarrieという街にある公立カレッジです。企業研修や実習が含まれたプログラムが非常に多く、また留学生への就職サポートもしっかりしていることから、就職率の高いカレッジとしても非常に有名です。都会と比べて留学生は全体の10%に満たず、日本人留学生は1%以下と英語を学ぶ環境としては最高です。また都会が恋しくなってもトロントへもバス、電車で行くことが出来る距離なので、平日はしっかり勉強、週末は都会でしっかり遊ぶという事も可能なロケーションです。日本人カウンセラーさんもいるので、留学初心者にもおすすめのカレッジです。
写真集
学校データ
住所
1 Georgian Drive, Barrie, ON, L4M3X9
TEL
705-728-1968
設立
1967年
生徒数
11,000人
日本人スタッフ
いる
生徒の国籍比率
留学生率 約9%
コース
・ビジネス・ホスピタリティ・ツアリズム・プログラミング・エンジニアリング・インテリアデコレート・海洋学
授業料
英語プログラム(EAP)
願書料:$100
授業料(7週間):$3,000
健康保険:授業料に含む
教材費:$50(レベルによって変更あり)
本科
願書料:$100
授業料:$13,000 – $19,000(2学期間)
健康保険:授業料に含む
教材費:$1,200(1年間)※学科によってことなる
その他:$1,200-2,000(1年間)
※料金は予告なく変更になる場合があります。
コース紹介
EAP(英語プログラム)
Georgian Collegeの英語プログラムは各レベル7週間、全部で8レベルです。
レベル1~4までは一般英語を学び、日常生活に困らない英語力をバランスよく身につけていきます。
レベル5~8からはカナダもしくは英語圏での就学を目指す方、日常英会話より一つ上の英語力の取得を目指す方にオススメな、アカデミック英語を学ぶことが出来るプログラム構成になっています。一般の授業に加え、レベル毎に1つの選択授業を受けられます。更にレベル7~8では本科の一般教養のクラスを受講することもでき、単位の取得も可能です。
またレベル8を既定の成績で修了することで、本科に進む為の英語テストは免除されます。
Hospitality – Hotel and Resort Operations Management(ホスピタリティプログラム)
近くにムスコカ湖やワサガビーチがあるGeorgian Collegeでは、Hospitalityのプログラムを学ぶのに絶好の環境にあります。Co-opを4か月間しっかり行う為、リゾート地などに住み込んでの実習を経験する生徒さんもいらっしゃいます。雇用者が雇用したいと思える人材を育成する為、多くの実習や研修を織り交ぜたプログラム作りをしています。卒業後にはホテル、リゾート、バンケット、クルーズ船、ケータリング、機内食関連の商社など様々なキャリアが見込まれます。
Computer Programmer (コンピュタープログラマープログラム)
どこのカレッジでも人気のあるComputer Programmerのプログラムですが、Co-opプログラムの有名なGeorgian Collegeでは2年間のプログラムの中で、2学期間の実習(Co-op)が含まれています。2年間のプログラム期間にはArduino, ASP.NET, C#, Java, JavaScript, HTML/CSS, PHP and Swiftなどの言語を学べ、携帯やタブレットなどのデバイス、パソコン用などに適したソフトウェアの構築が行えるようになります。問題解決スキルや顧客とのコミュニケーションスキルも同時に学んでいきます。
Law Clerk (法務書記プログラム)
日本ではあまり馴染みのないプログラムかもしれませんが、Law Clerkは弁護士の助手的な仕事をする職業です。このプログラム内では遺言の用意、土地の売買や譲渡、裁判に関する資料の用意や整理等、弁護士の片腕として働く知識を身につけます。オンタリオ州の法律を中心に学び不動産や企業に関する法律の試験対策も行っていきます。84時間の実習もあり、実際の現場を見、経験することで、就職活動時にもその経験がアピール材料となります。また、法律はどんな職種、業種でも必要になる為、就職活動では広く利用することが出来る知識として認知されています。
学校の特徴
トロントから車で1時間程度北のBarrieに位置するGeorgian Collegeは留学生は10%、日本人学生はなんと全体の1%とという少なさです。トロントに比べて静かな街で勉強に集中できる環境ですが、トロントへもバスや電車ですぐに行ける絶妙なロケーションです。
日本人留学生が少ないにも関わらず、日本人スタッフが勤務しており、また日本人学生同士のコミュニティーもしっかりしている為、初めての留学の方にも安心です。
Georgian Collegeはとにかく就職に強い学校として有名です。オンタリオで初めてCo-opプログラムを提供し、現在では6,000以上の企業とのつながりを持っています。多くの学生は有給の研修先を見つけ、その後も企業から内定をもらったり、他企業への推薦をしてもらうことも少なくありません。また、留学生に対しての就職サポートも徹底しており、面接や履歴書作成のサポート、カナダ(北米)ならではの就職活動のスタイルなどをコンサルタントが丁寧に指導してくれます。
公立のカレッジでは珍しくTOEICで英語力を証明することが出来る為、比較的日本人の方でも入りやすいカレッジです。
生徒さんの声
正解だった郊外のカレッジという選択( Yutaさん )
私はWebディベロッパーを養成するコース(Interactive Media Design Web)にて2年間学びました。もともと日本でグラフィックデザイナーとして働いていた社会人留学組なこともあり、留学にあたっては、Webと英語の両方を学ぶことを目的に、学費や生活費、勉強に集中できる環境かなどをシビアに検討した上で、この郊外のカレッジに決めました。
バリーという都市は非常にのどかな田舎町です。大きな湖やハイキングトレイルもあり、居ながらにカナダの自然を体感できます。私のホストファミリー宅では夜分家に鍵をかけていないほど、安全な街でもあります。ダウンタウンにはお洒落で可愛らしい個人商店のカフェや雑貨店が列をなし、ちょくちょく足を運んでいるとすぐに顔を覚えてもらえます。私はこうしたフレンドリーなバリーの人たちが大好きです。トロントにも日帰りで行ける距離で、都会の風に吹かれたい時やインターン就活にも日帰りで行き来できます。
比較的日本人は少なく、日本人学生もそれぞれ目的を持ってこの地を選んできている努力家の人が多いため、英語学習にも集中できます。それでもいざというときは、カナダのカレッジには珍しく日本人のスタッフの方もいらっしゃるので、とても心強いです。私は渡航ぎりぎりまで仕事をしていて英語学習にさける時間が限られていたため、TOEICの点数にてアプライをしたこともあり、スピーキングにはとても苦労しました。それでも私の英語を辛抱強く聞いてくれ、仲間と認めてくれる、EAPからの他国からの留学生友達、そしてグループワークを共にするクラスメートに支えられ、少しずつコミュニケーションにも自信をつけてこれた気がします。
授業は…正直きついです。カナダの教育機関は概してそうかもしれませんが、毎週寝る時間もないほどの課題が出されます。大分昔に卒業した日本の大学と比べると、ゆうに3倍は忙しい気がします。コンピュータスタディーズの講師陣は大半が現役のベテランWebディベロッパーやITエンジニアで、カリキュラムも毎年最新の技術にアップデートしているようです。クラスは少人数制で、先生との距離感もとても近く、授業内容だけでな学生生活や卒業後の進路についても折に触れて相談に乗ってくださいます。
CO-OPでは縁あってカレッジのインターナショナルセンターにて、日本語ウェブサイトリニューアルをまるごと担当しました。学生中に実際に働く機会が設けられているというのは非常にアドバンテージが高いです。私も就労中は、日本とカナダの労働環境の違いに驚いたり感心したりと、とても勉強になりました。
生徒会(Georgian College Student Association)もアクティブに活動していて、学生をサポートしてくれます。私はCulture Exchange Club に所属し、Creative Officer としてポスター制作などを含めた広報活動メインにさまざまなイベントを企画してきました。ここで知り合った友人たちは一生ものの宝物です。
このように、この閑静な田舎町で学んだ2年間は、日本にいては知り得なかったであろう広い視野と、実践的なスキル、そして大切な友情を教えてくれた、非常に充実した日々でした。カナダでは人との繋がり(コネクション)が何をするにも重要になってきます。今後ポストセカンダリワークパーミットを取得しカナダで働くことを検討していることもあり、このカレッジで得た人脈を糧に、更なるチャレンジをしていくつもりです。