学校終了後のクチコミ
Bayswater
31歳を目前に最後の機会だったので滑り込みで申し込みました。
日本にいた頃の職場では報告書やメール、会議が英語だったのですが、
翻訳機能や英語のできる同僚に助けられつつ、仕事をこなすことはできていたのですが、
やはりスムーズに進まない分ストレスが溜まっていました。
また年齢的にもキャリアップをしたいと考えていたので、英語力は必須ではありませんが、
武器にはなると考え一念発起し、仕事をやめ留学に踏み切りました。
また、もともと海外旅行がとても好きなので、現地でスムーズにコミュニケーションをとることにも
憧れていたということも理由の1つです。
キャリアップと海外旅行をより楽しむためです。
キャリアップに関しては留学中にTOEICのテストを受験し、
明確な成果物をもって帰国し転職活動を行いたいと考えています。
ワーキングホリデーのビザの取得です。
Agentには依頼せず自身で書類を作成し提出しました。書類作成自体は難なくできたのですが、
2024年より学生ビザの申請基準が厳しくなった影響で、ワーキングホリデービザを申請する方が増え、
手続きの処理に通常の2倍以上の時間がかかりました。
私の場合は2か月半ほどかかり、学校卒業後に何もできない期間が発生してしまいました。
皆さんビザの申請はお早めに。
まず第一に学校の雰囲気がとても良いです。
毎週月曜日に新入生のためのオリエンテーションがあり、スタッフや先生、学校の紹介をしてくださいます。
分からないことがあればその場で質問できる雰囲気です。
ほぼ毎日、放課後にアクティビティを開催していてクラスメイトだけでなく、
他のクラスの生徒とも交流が図れます。
私の場合は授業中に積極的に発言することが苦手だったので、
学校の授業だけではなかなか英語をたくさん「話す」機会がなく、
放課後のアクティビティなどに積極に参加し多国籍の生徒とたくさん話すことで、
日常的に「話す」機会を増やしました。
学校には通年ではA1、A2、A2+、B1、B2、C1、IELTS、Business Englishクラスがありました。
小規模の学校なので各クラス1つずつと数は少なく感じましたが
(私が在籍していた時はB1クラスのみ2クラスありました)、選択の自由度は高く、
レベルアップテストを受ければ上のクラスに上がれますし、
IELTS、BusinessEnglishには希望があれば移動できるという感じでした。
3か月1冊の教科書を1周するという形式で、3か月後他のクラスに移動する方が多かったです。
General Englishコースでは毎週金曜日にテストがあり、
隔週ごとに「writing、reading」、「speaking、listening」と分けてテストがあります。
また、Business Englishでは毎週金曜日にプレゼンがあり、
自身でスライドを金曜日までに作成する必要があります。
ただしBusiness Englishクラスに関しては生徒数が少ないと閉校する可能性があります。
私が在籍していた時は生徒数が3人になったためクラスが開講されなかったのが残念でした。
なので通いたいクラスがある場合は事前に確認しておいた方がよいでしょう。
North York Center駅から直結となっており、天候に関係なく通える点はとても良いです。
またダウンタウンとは逆側にあるため朝もそれほど混まなかった印象です。
先生以外に授業を受け持たないスタッフが2名おり、アクティビティを率先して仕切ってくれます。
とても気さくな方たちで生徒たちでも垣根なく接しており、
学校以外の相談事などを聞いてくれたりします。また先生方を統括するポジションの方もいて、
授業の不満やクラス替えの相談がある場合は積極的に話を聞いてくれました。
在籍していた期間はタイミングが悪かったのか、ベテランの先生が辞めたり休暇を取ったりとした時期で、
短期間で同じクラスにも関わらず先生が2回ほど変わったということがありました。
慢性的に先生不足なのが否めませんでした。
先生によって授業スタイルは異なるので、短期間での交代は私には少し大変でした。
先生自体の質はとてもよく生徒に自主的な発言を促したり、
質問に丁寧に回答してくれたりと不満はありませんでした。
空いている時間はPodcastsを聞いています。
何回もきいてから倍速を落としてシャドーイングをしたりしています。
なるべく日本人以外もいるコミュニティで遊ぶことで、英語でコミュニケーションをとるようにしています。
今後パートタイムジョブをする予定ですが、並行して夜間の語学学校にも通いたいと考えています。
私の個人的な状況も踏まえ、とても親身になって学校のプランを提示してくださいました。
また、学校外のことも色々と相談に乗ってくださって本当に感謝しています。
トロントにオフィスがあるのも心強く、何かあったらFace to Faceで相談することができる
という点が良いと感じます。ただ、少しだけLINEの返信に時間がかかることに不安を感じました。
私自身も返信は早い方ではないのですが他Agentさんと比較すると少々お時間がかかる印象です。
留学先といえはバンクーバーが有名ですが、日本人が多いと聞いたためトロントを選択しました。
ダウンタウンは東京のような印象がありますが、ダウンタウンを離れると片田舎という印象です。
カナダは移民大国のため街中は多国籍料理であふれており、食には困りません。
日本食レストランも多く、恋しくなったらすぐに食べることができます。
また、韓国系日系スーパーもあるため自炊についても特に問題なくできます。
海外にしては治安がよく、危ない地域もありますがバスは24時間運営しており、
絶対に夜に1人で出歩けないという感じではないです。
夏は湿度が少なく、日本と比較して過ごしやすい印象です。また毎週末何かしらのイベントがあります。
また、美術館や博物館など無料開放日がありますし、
スポーツも盛んで野球、バスケ、アイスホッケーなど観戦を楽しむことができます。
やはり日本と比較すると公共機関(バスや電車など)が綺麗ではないです。
トロントではホームレスの方が公共機関を使用していることは普通で、
電車の中で寝ていたり、騒いでいたりすることが日常茶飯事です。
マリファナが合法のため街中で吸っている人が多く、ダウンタウンでは臭いがきつい場所もあります。
また冬は寒さが厳しく、日照時間も短いため気分が沈みがちです。
カナダは南米に近いため、カナダ滞在中にメキシコのカンクン、ペルーのマチュピチュは必ず行きたい!
と考えていました。カンクンにはすでに行ったのですが、オールインクルーシブのリゾートホテルに
3泊4日、飛行機代、ツアー代を合わせても20万ほどでした。
日本からは費用が高く手が出なかった中南米(メキシコは中南米ですが)に手ごろに行けてとても満足です。
フライトも4時間少し、時差もほとんどなく、ちょっとした休みに最適です。
また、カナダといえばオーロラということでイエローナイフにも行きました。
こちらも3泊4日、飛行機代、ツアー代込みで20万ほどでした。
現在はパートタイムジョブを探してどんどんアプライしている状況です。
仕事が決まり次第、空いた時間で通える語学学校に通いつつ、TOEICの勉強を進めたいと思っています。
海外留学はハードルが高い印象がありますが、意外と来てみると慣れますし生きていけます。
私はそんなに英語のレベルが高い状態で来たわけではありませんが、
最初こそ自分の伝えたいことがうまく伝えられず、授業の内容も理解できず、
かなりヘコみましたが、1か月くらいすると自然と英語が聞き取れるようになり、
次第に自分の伝えたいことが伝えられるようになってきます。
ほとんどの人たちがそうなので、まずは怖がらず環境に飛び込んでみることが重要だと思います。
またせっかく留学するなら日本から遠い地域を選んで、その周辺諸国を旅するのも醍醐味かと思います。
なので留学資金は余裕をもって準備しておくとよいと思います。