カレッジ体験談
思い立ったらすぐ行動!
Shunichi Kamayaさん
学校名
Seneca College
通学期間
2012年5月 ~ 2014年4月
コース名
International Transportation and Customs
私はSeneca CollegeのInternational Transportation and Customsというコースを卒業しました。
カナダに来る前は、1年程度で英語ができるようになると思っていましたが、9か月を過ぎたあたりからあまり英語の伸びを実感できず、このままでは日本に帰れない。。。と感じていました。
ちょうどその頃カレッジに通っている友達にキャンパス内を案内してもらう機会があったり、当時のホストファミリーから、カレッジ卒業後3年間の就労ビザが下りることや、払った授業料は就職後申請することによりかなりの額が戻ってくること、そしてゆくゆくは永住権取得につながることも聞き、カレッジで心新たに勉強することも悪くないなと思うようになり進学を決断しました。
学校選びは、当時徒歩5分で通える場所にSenecaがあった、ビジネスだったらまだついていけるだろうという単純な理由からInternational Businessというコースを選択しました。
IELTSは学校に通わず独学で勉強しました。IELTS用の問題集を何冊も買って勉強したり、スピーキング対策に英語で独り言をブツブツ言ったりして勉強し、何とか必要最低点数ギリギリで合格することができました。効率的に勉強したいのであれば、IELTSの学校に通うのもいいと思います。
失敗したことは、深く考えずにInternational Businessというコースを選んでしまったことです。
コース内容があまりにも浅く広くで、このコースを卒業したところで仕事につながる何かを学ぶことができないと感じました。2セメスター終了後にコース変更をし、International Transportation and Customsというコースを新たに取り直しました。時間と費用がその分余計にかかりましたが、結果コース変更してよかったと思います。
卒業後トロントで仕事を探すのであれば、浅く広くのコースよりも、実務に沿ったもっと深くまで学べるコースをお勧めします。
Senecaのビジネスコースは立地的に英語のネィティブスピーカーがほとんどいなかったため、クラスの5パーセントがカナダ人、その他95パーセントがアジア人でした。その為英語についていくということではそこまで大変ではありませんでしたし、授業やテストも、アジア人ネットワークでノートや過去問等が出回っていたため、そこまで苦労はしませんでした。
私はカフェで働きながら学校に通っていたので、課題とバイトを両立することは本当に大変でしたが、タイムマネジメントの力も同時についてよかったと思います。
卒業後は日系総合商社の国際物流部門に就職が決まり、カレッジで学んだ知識を生かすことができました。クラスメイトもほぼ自分たちの希望通りの就職先が決まったようです。
カレッジに通うと、毎日勉強漬けになります。英語の勉強も続けなければならないので、カナダ人よりも余計に勉強することになると思います。高額の授業料も払わなければならないですし、簡単には決断できないことだと思います。
しかしその頑張った分以上のものが数年後に返ってきますので、もしちょっとでもカレッジに興味がある、カナダで働きたい、移民したいと思うのであれば、カレッジに通うことはお勧めします。