【カナダ留学】今年も建国記念日カナダデーを楽しもう!<イベント一覧>

2023年のカナダデー情報盛り沢山!花火・無料イベント情報もお見逃しなく!

私達カウンセラーもカナダに渡航するまで聞いた事もありませんでした、毎年7月1日の祝日『カナダデー(Canada Day)』

今回のブログでは、カナダデー&カナダについてお話します。

※2020年6月の記事を再編集しています。

カナダデーイメージ

●カナダデーって何の日?

この日はカナダの建国記念日。1867年7月1日、英領北アメリカ法が英国議会で成立し、北米にあったイギリス自治領がカナダ連邦として1つにまとまった日です。

最初は、オンタリオ州、ケベック州、ニュー・ブランズウィック州、ノバ・スコシア州の4州で始まりました。

ちょっと難しいお話ですが、カナダの建国は、お隣のアメリカ合衆国と異なり、大英帝国からの独立という意味でも、または自治権獲得という意味でもありません。

北米のイギリス自治領(すでに自治権を与えられていた)が大連合して統一政府を作った時をカナダ建国としています。

1982年までは「Dominion Day(自治の日)」と呼ばれていましたが、1982年からカナダデーと呼ばれるようになりました。初代首相は保守党のジョン・マクドナルド。

カナダデーイメージ

 

●カナダってやっぱり平和的!

カナダ建国(自治領大連合)の背景には、複数の自治領を連合して強大なアメリカ合衆国に対抗する目的がありました。

大英帝国も自治領の防衛を自治領自身に任せる政策に転換し、自治領の大連合を承認した、という事なのです。

このように、カナダはイギリスからの独立を話し合いにより平和的に勝ち取りました

独立戦争を経てイギリスから独立したアメリカと比較して、この事を誇りに思っているカナダ人はとても多いようです。

この歴史的な違いは、カナダとアメリカの文化的な違いだなぁ、と感じます

デモをする時の態度といい、通りで肩がぶつかった時の対応といい、同じ北米でも、カナダの方が平和な理由が分かるような気がします。

例えば、カナダでは、すれ違いざまに軽くぶつかったくらいでも「Sorry!」と言われます。

渡航したばかりの頃は北米のイメージを覆されて驚いたものです。

 

●建国前のカナダはフランス領でもあった?

16世紀には、イタリア、フランス、イギリスなどから探検家達がカナダにやって来ました。

そして17世紀初頭、フランス人が現在のケベック州に植民地を建設し移住を開始しました。

イギリスも、17世紀後半から毛皮の貿易などの為、本格的にカナダを調査するようになりました。

カナダデーイメージ

18世紀の中頃、それまでフランスの領土に度々侵入してきたイギリスとフランスの間で7年戦争が始まりました。

現在でもフランス人がイギリス人(や英語を話す文化)をあまり好きでない理由はこの辺りにあるのかもしれません。

また、ケベック州はカナダ連邦の州とは言え、カナダから独立したいと思っているケベック州民は実はとても多いのです。

カナダの公用語は英語とフランス語ですが、ケベック州では、英語よりもフランス語の方が主に使用されています。

その為、他州から来たフランス語を話せないカナダ人はちょっとからかわれる傾向にあります。(ケベック州へ旅行したら分かります!笑)

7年戦争の少し後、アメリカでは独立戦争が起こっていました。

この時、アメリカはカナダにも進出してきたのですが、イギリス本土から派遣された軍隊により追い出されました。

この時にアメリカが支配する事になっていたら、カナダは存在していなかったかも…。

 

●カナダの国王はチャールズ王?

カナダデーイメージ

この関係も、カナダに来るまでは知りませんでした!

上述した通り、カナダはイギリス連邦(正式にはコモンウェルス、英:Commonwealth)の国の1つです。

というわけで、カナダにも国王がいて、それはつまり、イギリスの国王であるあのチャールズ3世という事になります。

※約70年に渡り在位したエリザベス2世ですが、2022年9月に生涯を閉じてからはエリザベス女王の長男として皇太子を務めてきたチャールズ王が新国王として即位しました。

 

しかし、イギリスにいながらカナダで国王としての任務を果たすのは難しい為、カナダには王に任命された総督(Governor General of Canada)という代理役が存在しています。

またカナダではエリザベス女王の肖像画で有名な20ドル札をチャールズ国王の肖像に切り替えることも決まっていますよ!

 

●カナダデーにちなんでカナダの事をちょっとお勉強

カナダデーイメージ

正式国名:カナダ(Canada) 語源は原住民の「村落」を意味する単語Kanataが変化してCanadaになったという説が有力
カナダ国旗:メープルリーフを中央に配した赤白赤のフラッグ(シュガーメープルという種類)
首都:オタワ(Ottawa) カナダ最大の都市トロントは、オンタリオ州の州都です!
面積:9,985,000 km² なんとロシアに次ぐ世界第二位!日本の約26倍!!
人口:3956万人 (2023年)
政治/元首/首相:立憲君主制・議員内閣制・二院制/イギリス国王(チャールズ3世)/ジャスティン・トルドー首相
公用言語:英語とフランス語 (ヌナブット準州では、イヌイット語も英語と共に公用語)
通貨:カナダドル “CAD”と表記される

●カナダデーのお祝いって何するの?

カナダデーイメージ

毎年7月1日は連邦休日として制定されています。

政府関連施設や銀行、公私立学校、一般企業、ほとんどのビジネスやサービス、スーパーマーケットやショッピングモールなどが休業となります。

レストランやカフェなどは営業している事が多いです。

7月1日が日曜日の場合は翌2日が振替休日として公休日になります

※7月1日が土曜日にあたる今年2023年、弊社は前日の6月30日(金)にお休みを頂きます。

クリスマスやサンクス・ギビング・デーにはターキーの丸焼きなどを家族で食す習慣のあるカナダ。

では、カナダデーもそんな感じ?

というわけではなく、あちこちでフェスティバルやイベントが開催され、家族や友達と花火を見に出かけたり、レストランやパブでお祝いしたり、ホームパーティーをしたり、ニューイヤーの雰囲気に近いです。

街の通りが歩行者天国になり、フードトラックや屋台が出て、沢山の人達で一緒にお祝いするのがカナダデーです!

カナダデーイメージ

イベントにはカナダのナショナルカラーである赤と白のTシャツや帽子などを身に付けて参加する人が多いです。

ちなみに、この2つのカラーは1921年にイギリスのキング・ジョージ5世によってカナダのナショナルカラーとして定められ、赤は勇気と強さを、白は清浄と誠実を表しているそうです。
(日本の国旗と同じ配色で、親近感を覚えているのは私だけではないはず!)

カナダデーイメージ

 

●2023年のイベント情報をご紹介!【イベント一覧】

カナダデーはカナダで暮らす人々にとってスペシャルな日!

祝日の中でも一番と言って良いほど盛り上がりを見せます。

フェスティバルで打ち上げられる花火も見どころの1つ(でも、日本の花火とは比べ物にならないくらい小さくて5分位で終わります…笑)。

<トロント市内のイベント>

East York Toronto Canada Day

 

 

Q107 Canada Day Picnic

 

 

Canada Day at Downsview Park

 

 

Free Concerts at Harbourfront Centre 2023

 

 

City of Toronto events page on Canada day

 

現時点ではまだ情報が開示されていませんが、今後アップデートがあると予測されます!

 

<トロント郊外のイベント>

 

Canada’s Wonderland

 

 

Stouffville Strawberry Festival

 

 

Niagara Falls

 

 

<バンクーバー市内のイベント>

 

Canada Together at Canada Place

 

 

SUMMER DREAMS 2023

※19歳以上

 

その他、トロント近郊で開催されるイベントはこちらのサイトが参考になります☆

 

 

カナダデーはカナダの建国を祝うだけでなく、今この瞬間にカナダにいる、様々なバックグラウンドを持つ人達が、このカナダという国で1つになっている!という事をお祝いする日なんだと毎年感じます。

カナダにいらっしゃる方はぜひ参加してみてくださいね♪

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