カレッジ体験談
ジョージアンカレッジの魅力
D Tさん
学校名
Georgian College
通学期間
2017年 ~ 2020年
コース名
EAP
私はEAP(English for Academic Purpose)と呼ばれる英語を学ぶコースを約1年4ヶ月受講しました。
EAPはレベルが8つに分かれており1セメスターが約2ヶ月という構成になっています。私の場合カナダに来た当初の英語力がレベル2だったという事もありEAP修了までに約1年4ヶ月かかりました。
ですが授業内容や環境にはとても満足していて英語力の他にも学べる事が色々とありました。EAPの授業では基本的にリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングの4つを学びます。
授業ではパワーポイントを作ってプレゼンテーションをしたりグループでディスカッションをしたりと慣れないうちは大変な事も多かったです。また学校の外にインタビューをしに行ったり、現地の小学生達に絵本を読み聞かせに行ったりという授業もありました。
小学生との会話の方が先生の英語を聞きとるよりも大変だったと感じたのを覚えています。基本的にEAPのクラスは10人程の小さなクラスだったのですが時には他のクラスと合同で行う事もあり沢山の生徒達と関わる事も出来ました。
集まっている生徒達の国籍は毎回バラバラで私のいた時はパナマ人と中国人が多かった印象です。日本人の数は1つのクラスに1、2人くらいでした。
前半のレベルにいる間は課題などもそんなに難しいものではなかったのでクラスメイト達と放課後にサッカーをしたりモールに買い物をしに行ったりと時間に余裕がありすぐにカナダでの生活に慣れる事が出来ました。
後半のレベルになってくると課題も少しずつ難しくなり放課後などにライブラリで課題をしたりする事が多くなっていきましたがそれもやり甲斐のあるものが多くあまり苦には感じませんでした。
ただ周りの人達の話を聞くと先生によっては少し大変だったりもするらしくただ私の運が良かっただけなのかなとも思います。
私はこのEAPにいる間に沢山の英語を話す機会も得られましたし色々な国の生徒達と関る事も出来てすごく充実した日々を送る事ができました。
また今でも連絡を取り合う友達が出来たのも本当に良かったと思っています。学校側のサポート面に関してもとても満足しています。
学校の中にはインターナショナルセンターと呼ばれる留学生専用の窓口がありフレンドリーなスタッフの方々が留学生のサポートをしてくれます。
日本人のスタッフもいるので英語じゃ不安という場合も安心です。またGeorgian Collageは比較的日本人の数が少ないのですが日本語オリエンテーションなども定期的にありますし日本人コミュニティもあるのですごく助かりました。
その他にもインターナショナルセンターにはナイアガラの滝やトロントへのバストリップなど留学生のためのアクティビティが用意されていたりします。
通常の値段よりも安く行けたりして実際に自分もナイアガラの滝に行ったりしました。
他に役立つものとしてライブラリに行くとライティングセンターと呼ばれる場所がありそこでは英語の文法を直してくれたり間違った表現を直してくれたりと課題のサポートなどをしてくれます。
英語が第二言語の留学生にとって本当に助かるもので私も何度も利用しました。
ただ1つここに来て大変な事があるのですがそれは気候です。Georgian Collageのあるバリーという街はトロントよりも北にあり冬になると信じられないほど寒くなります。
基本的に気温はマイナスで私が経験した最低気温はマイナス30度です。実際、吹雪が強く吹いている時には学校が休みになったりもします。
私は現在2度目の冬を迎えていますがこの気候にはまだ慣れず苦労しています。上着を着込んでも肌の出ている顔は痛くなりますし学校に着いたら着いたで暖かいので上着が荷物になるしで大変です。
雪も一晩中降っているとかなり積もってしまい翌朝は外を歩くのでさえ体力を使います。
私は現在このGeorgian CollageでEAP修了後本科に入学し勉強しています。EAPでの1年4ヶ月という期間は時間もお金も周りに比べて多くかかってしまったと思いますがそのおかげで今は現地の生徒達と同じように本科で授業を受ける事が出来ています。
またカナダに来た当初は英語も話す事が出来ずに不安ばかりでしたが今こうしてやっていけている自分に成長を感じる事も出来ています。
これからもEAPで学んだ事を生かして卒業まで頑張りたいですしここにいる限られた時間の中で出来るだけ自分が成長できれば良いなと思っています。
最後にこの体験談が少しでも皆さんの何かの役に立つと嬉しいなと思います。