ROワーホリってこんな使い方もあるの！？意外な申請理由を集めてみました！

今大注目のカナダ就労ビザ、ROワーホリ。

セカンドワーホリとも呼ばれるこちらの制度は、なんと18歳～35歳まで申請可能！

【就労ビザ＝海外での就労経験を積む】というイメージも強いかもしれませんが、それだけではない申請理由も…！？

前回の第１弾に引き続き、実際にROワーホリビザを取得した方々のアンケート結果を元に、「ROワーホリのリアル」をお届けします！

特に、長期滞在や永住権の申請を視野に入れている方は必見です！

◎第１弾の内容はこちらの記事をご覧ください：【ROワーホリ】RO：セカンドワーホリって実際どう？争奪戦を勝ち抜いたリアルな声をご紹介！～カナダ国内申請編～

■ROワーホリって何？

ROワーホリとは18歳～35歳までの方が参加可能な、就労可能なビザを得ることが出来る制度です。

大きく分けて、以下の3パターンからお申込み可能です。

●語学学校付き：Languages Canadaの指定校へプログラム費用を支払い申込み
●エージェントが持っている枠：GO International等のROへプログラム費用を支払い申込み
●SWAP等で自力申請：SWAP等のRO団体へプログラム費用を支払い申込み

◎ROワーホリの詳しい概要は、こちらの記事をご覧ください：ROワーホリの基本概要

Visa

■実際にROワーホリに申し込まれた留学生へインタビュー

今回は、語学学校付きのLanguages Canada枠、GO Internationalのエージェント枠、それぞれに弊社から申し込まれた方々の中から5名の方にお話を伺いました！

長期滞在やカナダ永住権申請を視野にいれた方々からのリアルな声をまとめましたので、今後もカナダに残る方法を探している方は是非参考にしてください♪

人陰2

H.S.さん

＜ROビザ申請時の年齢＞
31～35歳

＜ROビザ申請時の英語力＞
IELTS 7.5

＜ROお申込み時の滞在都市と滞在ステータス＞
カナダ・トロント：PGWP（カナダの大学や公立カレッジ卒業後に申請できる就労ビザ）

＜今まで海外渡航経験があるか＞
カナダでワーキングホリデー、カナダの大学を卒業、カナダでの就労2年

人陰3

K.S.さん

＜ROビザ申請時の年齢＞
26～30歳

＜ROビザ申請時の英語力＞
CELPIP 9

＜ROお申込み時の滞在都市と滞在ステータス＞
カナダ・トロント：PGWP

＜今まで海外渡航経験があるか＞
アメリカで高校留学、カナダでワーキングホリデー

人陰5

K.T.さん

＜ROビザ申請時の年齢＞
31～35歳

＜ROビザ申請時の英語力＞
日常会話レベル

＜ROお申込み時の滞在都市と滞在ステータス＞
カナダ・バンクーバー：ワーキングホリデービザ

＜今まで海外渡航経験があるか＞
大学在学時にハワイ留学

人陰1

M.S.さん

＜ROビザ申請時の年齢＞
31～35歳

＜ROビザ申請時の英語力＞
TOEIC 850

＜ROお申込み時の滞在都市と滞在ステータス＞
カナダ・バンクーバー：学生ビザ

＜今まで海外渡航経験があるか＞
カナダ在住約2年半

人陰4

S.M.さん

＜ROビザ申請時の年齢＞
31～35歳

＜ROビザ申請時の英語力＞
Intermediate（中級レベル）

＜ROお申込み時の滞在都市と滞在ステータス＞
カナダ・トロント：ROワーホリビザ（1度目）

＜今まで海外渡航経験があるか＞
Co-op留学、ワーキングホリデー、ROワーホリ（全てカナダ）

今回は、既にカナダに複数年滞在されている方々からお話を伺いました。

中には、カナダで大学やカレッジに通ったり、永住権申請のための公式英語テストに挑戦している方も！

その為、英語力も中級〜上級レベルと高めな点が印象的でした！

第１弾でお話を伺った方々は、日常会話レベルの方が中心でした。

■資金はどれくらい用意した？

前回の記事内容と同様、今回も最も多かったのは「100万円以下」という声でした。

資金を一番多く用意された方でも、151万円～200万円程でした。

■なぜROビザ取得を目指したの？

永住権取得のため。（H.S.さん）

選択肢が欲しかったため。（K.S.さん）

パートナーが永住権取得をするまでの滞在ステータス維持として。（K.T.さん）

私は年齢の都合で、最初からワーキングホリデーを利用することが出来ませんでした。
RO取得時には既に2年半程学生としてカナダに滞在していましたが、ROを取得し働くことと、自分の時間を楽しむことに集中したいと思ったからです。（M.S.さん）

カナダでの滞在を延長したかったため。（S.M.さん）

永住権の取得を目指すために、働きながら滞在できるROは良い選択肢と言えそう！
35歳まで申請できるのも、より長く滞在したい人には嬉しいポイントだね！

◎滞在延長方法を探している方はこちらの記事もご覧ください：【カナダ留学】観光、Co-op（コープ）、ワーホリ？あなたに合った滞在延長方法はこれだ！

■ROワーホリビザ申請のリアル

今回お話を伺った5名は全員、第一弾と同じくカナダ国内からビザ申請手続きを行いました。

ビザの申請許可が下りるまでにかかった期間や追加書類などは、どうだったのでしょうか？

– ビザ申請許可が下りるまでの期間は？

●1～2週間：2名
●3～4週間：2名
●4週間以上：1名

ほとんどの方が1ヶ月以内にビザ申請許可が下りたようです。

– どのような追加書類を求められましたか？

バイオメトリクス（H.S.さん）

今回お話を伺った中ではお一人、追加書類としてバイオメトリクス（指紋認証）を求められていました。

◎バイオメトリクスについてはこちらの記事をご覧ください：【カナダ留学準備】Biometrics：バイオメトリクス(指紋認証) 予約・登録方法解説

これまで他の国に滞在していた場合、国や期間によっては無犯罪証明書の提出が必要な場合もあります。

– 申請前の準備

募集開始と同時にあっという間に枠が埋まってしまう程、狭き門のROワーホリ。

RO取得に向けてどのような準備が必要だったか、経験談を伺ってみました！

ネットで情報収集（H.S.さん）

情報収集（K.S.さん）

YoutubeでRO申請の仕方の動画を見ました（K.T.さん）

Swapへの登録、他のエージェンシーへの問い合わせ、またROを提供している語学学校への問い合わせ（M.S.さん）

アクティベイト留学センターのような留学エージェントは、語学学校からいち早く情報が届いたり、エージェント独自の枠を持っている場合もあるので、まずは直接問い合わせてみるのはオススメです！

弊社でも2025年度に引き続き、2026年度のROエージェント枠をいただけるかもしれません。

ROワーホリが気になる方へいち早く情報をお届けできますよう、“2026年度ROワーホリ” のお問い合わせフォームをオープンしました！

無料でご登録可能なので、現時点でお申込みを迷っている場合でも、今後ご案内をご希望の場合にはお気軽にご記入ください♪

◎お問い合わせフォームはこちら

– RO切り替えの方法はどのようにされましたか？

●日本に一時帰国をし、カナダ再入国：2名
●第三国からカナダ再入国：1名
●オンラインで郵送申請：1名
●これからビザ切り替え予定：1名

カナダ移民省（IRCC）よりフラッグポール廃止のアナウンスがあり、ご自身に一番合ったビザの切り替え方法を模索された皆さん。

現在は要件全てを満たしている方に限り、期間限定でワーホリ就労ビザをカナダ国内にて郵送で受け取る方法も選択可能です。

今回の5名の中には、早速郵送申請にトライした方もいらっしゃいました！

◎カナダ国内ビザ切り替えの方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください：【ワーホリ】期間限定でカナダ国内ビザ切り替えが可能に！☆郵送依頼方法も解説☆

■Languages CanadaのRO体験談

Languages CanadaのROを申込まれたK.S.さん。

語学学校によっては対面授業だけでなくオンライン授業を提供していたり、英語以外にもフランス語の選択肢がありました。

K.S.さんはどのような選択をされたのでしょうか？

更に、実際の授業の様子についても伺ってみました！

人陰3

K.S.さん

＜学校名＞
ILSC

＜授業タイプ＞
英語・オンライン授業

＜授業を受けての感想＞
カレッジ進学の方が多い中、勉強し切磋琢磨できる仲間が周りにいて、自分も高められたと思います。

＜この学校に決めた理由＞
オンライン授業など、受講スタイルが希望に合っていた。

既にカナダのカレッジを卒業しているK.S.さんですが、語学学校のクラスを受講することで、更に英語力に磨きをかけることができたようです！

■GO InternationalのRO体験談

2025年度のLanguages CanadaのRO枠が全て満席になる頃、アクティベイト留学センターではGO InternationalのROエージェント枠を少し頂くことができました。

– GO InternationalのROを選んだ理由

●SWAP等、他の枠に入れなかった。：2名
●Languages CanadaのROに申し込んだが、学校の枠に入れなかった。：1名
●Languages CanadaのROを申し込む予定だったが、問い合わせの時点で既に満席だった。：1名

元々GO InternationalのROには語学学校は付いていませんが、GO InternationalのROを申し込まれたH.S.さんは、BLIのフランス語オンラインクラスを併せて受講されました！

特に最近は、永住権申請を目指す方のためにフランス語クラスを開講する学校も多くあります。

GO InternationalのROの場合は、Languages Canadaで指定されている8校以外からも選べるので、よりご自身に合ったコース選択ができそうです♪

来年度のエージェント枠についてはまだ未定ですが、2025年度の様にご案内できる場合もありますので、お気軽にお問い合わせください！

■カナダでの生活事情

現在お仕事をされている皆さんの様子や、実際の生活費、今後について伺いました！

これからお仕事探しを考えている方や、生活費の目安を知りたい方は必見です！

– 仕事の見つけ方

●知人の紹介：3名
●indeed：1名
●Drop off：1名

半数以上が、知人の紹介で仕事を見つけたそうです！

カナダはコネクションが大切と言われていますが、周りに仕事を探していることを話しておくことも大切ですね。

– どんなお仕事をしていますか？働く中で大変だなと思うことは？

お仕事：未回答

大変なこと：近場で仕事時間の融通もきいて、快適に働けています。

（H.S.さん）

お仕事：マネージャー

大変なこと：人の上に立って働く責任と人を動かすマネジメント力は、どの歳でもどの環境、どの国の人と働いても難しいと感じます。

（K.S.さん）

お仕事：カナダ現地のカフェ

大変なこと：アジア人が多く働いていて、日本企業のようにかなり忙しい。同僚同士で話してただけでも怒られます。

（K.T.さん）

語学力で苦労されている声は聞こえず、仕事の多忙さや、上の立場だからこその難しさで苦労されている点が印象的でした。

– 実際にカナダで生活しての感想を教えてください。

住みやすいです。
特に職場環境に満足しています。
食は日本が恋しい時もあります。
公共交通機関の質も日本の方が断然優りますが、個人的には Uberが日本で使えない点が痛いと感じています。
（H.S.さん）

冬は長いですが、働く環境は悪くないと思います。
（K.S.さん）

気候があまり好きじゃない。
バンクーバーはアジアが多すぎるので、英語の勉強には向いてない環境だなぁとつくづく思います。
（K.T.さん）

カナダは開放的で住みやすいです。
日本のように空気を読むということよりも、自分を思い切り出す方が人と打ち解けられるような気がします。
また多国籍な国のため、いろいろな人と交流し、文化を学ぶことができるため、カナダは初めての海外居住にはオススメです。
（M.S.さん）

不便なこともありますが、周りの方々に助けていただきながら楽しく生活できています。
（S.M.さん）

滞在延長を希望されるだけあって、不便な点も含め、皆さんカナダ生活を満喫されているようです！

特に仕事環境に満足している声が、カナダらしくて印象的でした♪

– 1か月の生活費

●約15万円：2名
●約20万円：1名
●約25万円：2名

第一弾でお話を伺った時と同様、大体月約$2000（約20万円）が生活費の平均値でした。

– RO終了後の希望と、今後の目標を教えてください！

RO終了後：カナダ永住権申請
今後の目標：フランス語で移民ポイントを上げ、カナダ永住権取得
（H.S.さん）

RO終了後：カナダ永住権申請
今後の目標：永住権取得、キャリアチェンジを目指します！
（K.S.さん）

RO終了後：2度目のROに挑戦、彼氏のPR次第
今後の目標：カナダで永住して助産師の免許を切り替える
（K.T.さん）

RO終了後：他国へ渡航
今後の目標：カナダもしくはその他の国永住
（M.S.さん）

RO終了後：カナダ永住権申請
今後の目標：カナダ永住
（S.M.さん）

全員がカナダ移民・永住権取得を視野に入れて挑戦されていました！

ROワーホリビザは生涯で2度取得が可能なので、チャンスの幅も広がりますね！

■最後に、カナダでROビザ取得を考えている方へアドバイスをどうぞ！

早めの計画、行動が吉です。
（H.S.さん）

今悩んでいる方はまずは色々情報収集して、自分へのメリットを考え、今しかチャンスがないのなら迷わず挑戦してみることをおすすめします!
（K.S.さん）

目標がないと、ROで1年過ごしてもあまり得れるものはないと思う。
また、バンクーバーは日本人が多いから、自分に厳しくいないと日本人のコミュニティーの中で過ごしてしまうので、ちゃんと目標を持って、ROビザなり取得した方がいいと思う。
あと、郵送よりも国境を渡る方が、確実にいつVISA更新ができるかが分かると思った。
（K.T.さん）

早めに情報収集をし、動くことが大切だと思います。
枠は限られているので、確実に取得したい方は翌年に入ってから行動するよりも、前年のうちにWaitlistに登録するなど行動した方が良いです。
（M.S.さん）

早めの情報収集と、別の方法でのビザ取得を複数準備できたら安心かと思います。
（S.M.さん）

カナダ永住を視野に入れてROワーホリを取得した5名の言葉だからこそ、参考になることも多いのではないでしょうか。

皆さん口を揃えて仰っていたように、早めの行動が何よりも大切です！