【カナダ留学】2026年FIFAワールドカップをカナダで体験しよう!
投稿日:2025年8月7日(木)
2026年FIFAワールドカップは史上初のカナダ、アメリカ、メキシコ3か国共同開催
4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップ。
日本の出場も決定していますね。
来年、2026年はカナダも開催国として世界中から沢山のゲストをお迎えします!
移民が多い国だからこそ、どこが勝っても負けても盛り上がる国際大会。
FIFA日本語公式サイト ⇒ コチラ
●2026年FIFAワールドカップ日程
FIFAワールドカップ史上初の3か国共同開催、日程は?
大会期間:2026年6月11日~7月19日です
開催まで1年切ってるねー!
カナダでは色んなところでカウントダウンが始まっていますよ。
●大会の概要
開催国:カナダ(2都市) 、アメリカ(11都市)、メキシコ(3都市)
参加国数:48ヵ国 (史上最多)
大会開催日数:39日間
総試合数:104試合
開幕戦:6月11日、メキシコ
決勝戦:7月19日、アメリカ
●カナダではどこで試合がある?
カナダではトロント、バンクーバーがホストシティーです。
●チケット情報
各試合の一般チケットはFIFA公式チケット販売サイトからのみ購入可能となっています。(詐欺などには十分注意してください)
2025年8月現在チケットの販売はまだ開始されていませんし、販売開始時期の詳細も不明となっています。
今のところはチケット情報を受け取る為の事前アカウント登録、「Register Your Interest in Tickets」のみを受け付けているようです。
これを登録しておくと、チケットに関する最新ニュースや最新情報が随時確認できるようになります。
チケット情報を見逃さないためにもアカウント登録しておきましょう。
メールアドレスを入力し、アカウントへのサインインコードを入手し登録手続ができます。
アカウント登録はコチラから ⇒ Register Your Interest in Tickets
●ワールドカップ・ボランティア情報
FIFA ワールドカップでは公式ボランティアを募集する予定となっています。
■応募受付開始:2025年8月中旬ごろの予定
■今出来る事:まずはオンラインでボランティアへの「Express of Interest=関心表明」フォームを提出します。
Express of Interest提出はコチラから ⇒ https://volunteer.fifa.com/register
■参加条件:
-ホスト国の入国要件を満たしている事 (カナダまたは、アメリカまたは、メキシコ)
-大会期間中に最大9シフトまで参加可能であること
-英語でのコミュニケーションが可能であること(英語以外の言語が話せる場合、尚善し)
-応募時点で18歳以上であること
など
公式ボランティア特典として、ボランティア証明書の発行、FIFA公式ユニフォームの支給、シフト中の食事や飲み物の提供などがあります。
観客はもちろん、ボランティアとしても世界中から集まる一大イベントですね。
ボランティアを通じて色々な国の人と交流も出来そうです。
FIFAワールドカップボランティア応募についてはLife Torontoさんで詳しく紹介されいます。
Life Toronto ⇒ FIFAワールドカップ2026のボランティア応募方法まとめ
●トロント公式観戦イベント情報
観戦チケットが入手できなくても、ワールドカップ期間中には各開催都市で公式の観戦イベントや、体験イベント、FIFA Fan Festivalが催される予定です。
トロント市ではFort York と The BentwayでFIFA Fan Festivalが開催される予定です。
トロント市の発表はコチラ ⇒ Toronto Media Relations
Fort York:https://www.toronto.ca/explore-enjoy/history-art-culture/museums/fort-york-national-historic-site/
The Bentway:https://thebentway.ca/
バンクーバーのFIFA Fan Festivalについてはコチラ ⇒ FWC26Vancouver
●サッカー専門家に聞こう!ヴィッセル神戸スタッフ特別インタビュー
現在プロサッカークラブ、ヴィッセル神戸で働く野田智裕さん。
実は、以前トロント滞在時にアクティベイト留学センタースタッフとしても活躍されていました!
「サッカーの事はサッカーのプロに聞け!」という事で、2026年FIFAワールドカップの見どころやカナダ留学の先輩としてトロントの魅力などについても教えてもらいました。
野田智裕 (Chihiro Noda)熊本県出身
熊本県立大津高校、帝京大学卒業
日本、アルゼンチン、オーストラリア、フィリピン、そしてカナダのサッカーリーグで選手経験があり、日本帰国後は徳島ヴォルティス、ジュビロ磐田で通訳として活躍。
現在はヴィッセル神戸の1stチーム統括本部に所属している。
ーChihiro Noda X:@jugador_chihiro
ーChihiro Noda IG:@nodachihiro
写真:本人提供
ジュビロ磐田で通訳としてお仕事された後、現在はヴィッセル神戸に所属されているんですよね。ヴィッセル神戸ではどんなお仕事をされているんですか?
カナダから帰国後、徳島ヴォルティスとジュビロ磐田では外国人選手の英語通訳として働いていました。
その後、一般企業で働いていたタイミングでご縁があり、ヴィッセル神戸に2021年12月に入社しました。
仕事内容としては、選手スタッフの契約や移籍関連の契約管理などのオペレーション業務です。
加えて、昨年からはACLというアジアチャンピオンを決める国際大会についても担当させてもらい、今年からは選手サポートという形でより現場に近い立場からサポートもしています。
一言で言うと何でも屋さんです (苦笑)。 入社1年目はJ2降格危機の中、なんとか残留。その後にJ1を2連覇し、昨年は天皇杯も獲って2冠を達成。
ACLにも2度出場し、入社してからとてもありがたい経験をさせてもらっています。
2026年、野田さんもかつて滞在していたカナダと、アメリカ、メキシコでW杯が開催されます。2026年参加国共同開催のW杯の見どころはどんなところですか?
なんといっても出場国が32から48に変更されたことです。
各大陸の出場枠が増えたことにより、今まで出場が叶わなかった国にもチャンスが生まれました。
選手にとっては一生に一度の大舞台。そして国の威信をかけてプレーする姿は心に響くものがあると思います。個人的には国歌が流れるときの気持ちのこもった表情を見るとグッとくるものがあります。
一方で、チーム数が増えたことによる試合数増加は観る側としては嬉しい半面、選手のコンディションには影響を与えると思います。
3か国共催のため、優勝するためには移動や時差にも対応しなければいけない。どう工夫して、チーム全体で乗り越えるか。本当に強い国が優勝する大会になると思います。
写真:本人提供
野田さん注目の選手は?なぜその選手に注目していますか?
アルゼンチンでさらにサッカーに魅了された私としては、神様であるリオネル・メッシを挙げたいです。
前回大会は「メッシのための大会」と言えるほどの活躍を見せ、悲願の優勝を達成。
このワールドカップ期間中に39歳になるメッシが、アルゼンチンの連覇にどう貢献するのか、スタメンなのか、切り札としてなのか、今からワクワクしています。
また、各大会でブレイクする若手選手にも注目です。
10代の選手が大勢活躍する昨今のサッカー界の中で誰がヒーローになるか、注目したいです。
個人的にはカナダってあんまりサッカーのイメージがないんですが、なぜ2026年は3か国共同開催になったのでしょう?カナダでW杯が開催される意味とは?
アイスホッケーや野球が人気の中で、サッカーを愛して地道に活動してきた方々の努力の結晶だと思います。
2019年に開幕したカナディアンプレミアリーグ(CPL)も然りですが、カナダ国内のサッカー人気向上のきっかけになればよいなと思います。
カナダは移民国家ですし、多種多様なバックグラウンドがある選手が多く、運動能力のポテンシャルはとても高いです。そこにサッカー文化が根付けば、さらに飛躍できると信じています。
振り返ると「あのワールドカップがカナダサッカーを変えた」となる大会になるのではないでしょうか。
写真:本人提供
カナダ、特にトロントは世界中から移住している人が多くスポーツの国際大会は盛り上がりますよね。トロントならではのおススメのW杯の楽しみ方はありますか?
カナダはトロントとバンクーバーが開催地になるので、せっかくカナダにいるのであればぜひスタジアムに足を運んでいただきたいです。
もしチケットが取れなくても、スタジアム周辺はお祭りのような雰囲気になると思います。
パブなどでも放送されると思いますし、サッカーをつまみにお酒を飲みながら、色んな人と交流して楽しめるはずです。
世界最大のスポーツイベントですので、そのタイミングでトロントにいるのであれば、ぜひ思いっきり楽しんで欲しいです。
かつて野田さんもトロントにお住まいでしたね。ご自身の現在のキャリアに、海外で過ごした経験、特にトロント留学はどう役立ってますか?
大学卒業後、アルゼンチンから始まった海外生活ですが、最後に行きついた先がトロントでした。
カナダは本気で移住を考えていたぐらい大好きな国で、日本に本帰国した今、改めてカナダの素晴らしさを感じています。
トロントで英語を本格的に勉強し、仕事としても使っていた経験がなければ、現職で国際大会の担当に抜擢されなかったと思います。
おかげさまで海外を行き来するような仕事をさせてもらっているのは、間違いなくトロント生活の財産だと感じています。
また、英語を話せる、使える能力もそうですが、個人的に「異文化コミュニケーション力」と呼んでいる、バックグラウンドが違う者同士で仕事をする能力を鍛えられたのも大きかったと思います。
英語はあくまでツールです。そのツールを使って、異文化に飛び込み、理解し、分かり合い、一緒に何かを作り上げる。そういった経験と失敗をたくさんできて、試行錯誤できる環境がトロントの最大の魅力かもしれません。
トロント滞在中で心に残っている事は何でしょう?
たくさんありますが、どうしてもサッカーの事になってしまいます。
約1,000人を集めて開催したワールドカップのパブリックビューイング、妹の同級生という縁から開催したToronto Furiesに所属していた鈴木世奈選手の応援イベント。
これはFuriesのスポーツダイレクターに交渉して「JAPAN DAY」として開催し、総領事にパックドロップ (Puck Drop) もしてもらいました。
ローカルのサッカークラブで子どもたちにサッカーも教えていましたし、誘われて参加するうちにセミプロから草サッカーまで4チームぐらいに入って、毎日サッカーしていました。英語はサッカーで覚えたといっても過言ではないです。
でも、うーん、やっぱり人との出会いが何より心に残っていることですかね。
アクティベイト留学センターで働かせていただいたのもご縁ですし、今でも連絡をする友だちもいます。
雄大な景色と一緒に、大好きな人たちの顔が今でも思い浮かびますね。
これから渡航する人へアドバイスをお願いします。(これはだけはやっておけ、準備しておけ、など具体的なアドバイスがあると嬉しいです!)
ありきたりですが、スタートダッシュを決めるためには、日本にいる間から英語力を少しでも伸ばすのが1番だと思います。
これは本当に大事だな、と。英語力の成長スピードに雲泥の差がつくと感じています。
あとはスポーツ。語学学校だけでは、なかなかローカルのカナダ人と友だちにはなれない可能性も高い。
私はサッカーを通じて、たくさんの人と知り合い、仲間・ファミリーとして受け入れてもらえました。
スポーツでなくてもよいと思うので、何か趣味などがあれば、それを武器にローカルコミュニティーに飛び込んでいける。渡航前に準備しておくとよいと思います。
余談ですが、海外ではマイノリティ側になる中でこうやって受け入れてもらえた経験を経て、色んな価値観や思いやりを学べました。これも一生の財産だと感じています。
あとはどうなるか分からない人生。勇気を出してカナダに行くことを決めた自分自身に自信を持って、色んな事に挑戦して欲しいです!
写真:本人提供
サッカー専門家+留学経験者のご意見、とても参考になりました。
オフサイドがギリギリ分かる程度の私もワールドカップ、楽しみになってきました。
写真:本人提供
●まとめ
サッカー好きも、そうでなくても一緒に観ればなんか盛り上がる国際スポーツ大会。
FIFA公式の大型観戦イベントはもちろん、大会期間中はバーやレストランでも観戦する人が多いはず。
是非、カナダに足を運んでFIFAワールドカップを体験してください。
2026年のご渡航をご検討中の方は、大会より少し早めのご渡航がおススメです!
ワーホリや学生、短期留学のご渡航については、アクティベイト留学センターへお気軽にご相談ください。
#ワールドカップ #ヴィッセル神戸 #カナダ留学 #カナダワーホリ #語学留学
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