【大学留学】同じ教育機関ではない! カナダの大学とカレッジの違いって?

大学?カレッジ?同じ教育機関ではないの?

 

カナダには250以上ものPost-Secondary教育機関(高校卒業後に進学可能)があり、その多くがカナダ人だけでなく留学生の受け入れを行っています。実に、各大学の在籍者の10%はカナダ国外からの生徒という統計も出ているそうです。

カナダ国内には、4年制大学は90校(オンタリオ州は21校)、2~3年制のコミュニティカレッジが160校あります。例外数校を除いてほとんどの教育機関が州立の為、各校同等の教育が受けられます。

お隣のアメリカでは、4年制大学の事も”カレッジ”と呼ぶ事が多い為混乱しがちですが、カナダでは、”大学”と”カレッジ”は全く異なる教育機関なのです。今回はその違いについて簡単に説明しますね!

 

■4年制大学

カナダの大学は水準が高く、世界の大学ランキング50位内に名を連ねる有名校もあります。大学の種類は、学士(Bachelor’s degree)課程のみの大学、修士(Master degree)課程まで設置する大学、博士(PhD/Doctorate degree)課程まで設置する大学と大きく3つに分かれます。

教育重視型で20名程度の小規模クラスである事が多く、広い視野、判断力、問題解決能力、積極的かつ周囲と協力して社会やコミュニティに関わっていけるリーダー育成を目指します。いずれの学部も、講義、セミナー、実習などに加え、エッセイやレポートの提出、グループ/個人プレゼンテーション、中間テスト及び学期末テストで評価されます。

日本のように志望校を選んで入学試験を受験する方法ではなく、高校3年間の成績や課外活動、英語力等を証明する書類を提出して合否の結果を待つというシステムです。特に、Grade12(高校の最終学年)の成績が重要視されます。カナダのニュースマガジンMaclean誌によると、カナダの主要大学へ入学するためには80%以上の成績を取得している必要があるようです。学部によって合格ラインは異なり、名門校の人気学部となると90%以上の成績が必要という統計も出ています。有名大学に合格するには、少なくとも70%以上の成績を取得している事が望ましいようです。

さらに、入学する為には高い英語力が必要で、入学後の単位取得も簡単ではないカナダの大学。英語力に不安の残る留学生にはちょっと敷居が高めです。まずは比較的入学要件が緩く入りやすいコミュニティカレッジへ入学し、その後大学へ編入する方法もお勧めです。

 

■2~3年制のコミュニティカレッジ

2~3年制のコミュニティカレッジは、日本のいわゆる短期大学に近いタイプの教育機関です。就職を目的として専門スキルを身に付ける職業訓練コースだけでなく、4年制大学へ編入を目的とした一般教養コース(Liberal Arts / School of Liberal Arts & Sciences)も用意されています。修了すると準学士号であるアソシエーション・ディグリー(Association Degree)やディプロマ(Diploma)が授与されます。

大学と同じく、講義やセミナー、実習に加え、エッセイやレポート提出、プレゼンテーション、中間テスト及び学期末テストで評価されます。職業訓練コースでは実習が多めのスキル重視の授業内容となります。
職業訓練コースでは1年次より各プログラムにつき定められた専門コースを受講します。大学進学コースでは2年かけて一般教養を幅広く学び大学編入の為の準備を行います。努力すればこの間に高校で足りなかった成績を取り返す事も可能です。


また、職業訓練コースで専門スキルを学んだ後に、カレッジが提携している大学の特定のプログラムへ単位を移行して編入するという方法もあります。但し、求められる成績の取得は決して容易では無く、カレッジで2年修了したとしても大学の3年次に編入できるとは限りません。
それでも、4年制大学に比べると学費が安めで入学基準も低い為、まずはコミュニティカレッジへ進学、その後大学へ編入するという方法が留学生にはお勧めです。

 

カナダの大学とカレッジの違い、お分かりいただけましたでしょうか?

どちらかと言えば大学の方が敷居は高いですが、かと言って、決してカレッジ進学だったら簡単!というわけでもありません。
特に、英語が第二言語という留学生にとってはどちらも本当に大変です。
進学までのプランニングや面倒な手続きについては、弊社のようなエージェントに任せて、皆さんはしっかり英語力の向上や成績アップを目指しつつ、学費や渡航費用、海外での生活費の工面に努めてくださいね♪

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