留学前に日本で済ませるべき公的手続きとは??
投稿日:2020年1月31日(金)
更新日:2020年3月29日(日)
知っているようで知らない。留学前の公的手続きとは??
さぁ、あと数か月で留学先に出発♪
航空券OK!ホームステイや語学学校も手配完了!現地情報も収集済み!準備万端!
しかし!ちょっと待ってください!
留学やワーホリで長期間日本を離れる場合、日本で済ませておくべき公的手続きがあるって知ってますか?
大切な事ですから、チェックをお忘れなく!
★海外転出届 (住民票)
基本的には1年以上海外に拠点を移す場合に海外転出届を提出します。「住民票を抜く」というのはこの海外転出届を出す事を指します。
地域自治体によっては1年未満の場合でも海外転出届を受理してくれます。また、留学期間がハッキリと決まっていない場合は海外転出届を提出する際にその旨伝えましょう。
各種届の提出により、国民保険・国民年金・住民税の支払い義務が生じなくなります。
※住民税は提出時期によって支払い義務が生じる場合があります。
★マイナンバー
海外に転出する場合、マイナンバーは失効しますが、帰国後再度同じナンバーが使用できるようになります。
手続き上、個人番号カード(通知カード)を役所に持っていく必要がありますが、こちらはすぐに手元に戻ってきます。
帰国後には再度必要となりますので、無くしてしまう事がないように大切に保管しておきましょう。
★国民健康保険
海外転出届を提出する事で国民健康保険への加入はできなくなります。海外転出届と同時に解約の手続きが行われます。
★国民年金
海外転出届を提出する事で国民年金の加入義務がなくなります。もちろん支払いをしない期間分、後に支給される年金額が減額となります。それを避けたい場合は、海外滞在中も任意で支払う事が可能です。
★住民税
住民税は1月1日の時点で日本に住民登録があるかによって支払い義務の有無が決まります。
その為、1年未満の海外転出で1月1日に日本に居住している場合は、それ以前、もしくはその後に海外転出届を提出しても住民税の支払い義務が生じます。
例)1月1日に出発、12月31日に帰国の場合は住民税の支払いが生じます。しかし、12月31日に出発、12月30日に帰国の場合は住民税の支払い義務は生じません。
★郵便
郵便局で一定期間転送サービスを利用する事が出来ます。防犯の面からも転送サービスの利用がおススメです。
★電話・ガス・電気・水道・NHKなどの解約
忘れてしまうと海外滞在中に請求がきてしまい、トラブルになる事があります。必要のないサービスは必ず解約、もしくは中断の手続きをしましょう。
公的手続きも済ませたし、準備万端!安心して留学しましょう~♪
今回ご紹介した手続きをクリアすれば、渡航後に家族や友人に迷惑をかけたり、帰国後に「やっちゃった・・・」という残念な事にならずに済みます!是非皆さんの「渡航の準備リスト」に加えて下さいね。
困った事や質問などございましたら、些細な事でも是非弊社へご相談ください♪
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