保存版!カナダのスーパーマーケットお役立ち情報

カナダのスーパーってどんな感じ?トロント編

海外に行ったとき、地元の人には何気ないスーパーマーケットでも、日本人の私たちにとっては
お洒落に見えたり、え?こんな物売っているの?みたいなことがありますよね。

今回はいずれ留学する人や、カナダへ渡航したばかりの人に、カナダのスーパーを詳しく
解説していきます!


トロントの主なスーパーマーケット

1. Loblaws (ロブローズ)

ロブローズは、ブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、オンタリオ州、ケベック州の4州に2,000店舗を構えるカナダ最大のスーパーマーケットです。

品質もよく品揃えも良いですが、少しお高めなので、行く時はお値打ち商品目当てで行くのがお勧めです。

またお惣菜も充実していて、美味しいものがたくさんあります。

また、食料品だけでなく、お洒落な食器、キッチン用品、化粧品、「Joe Fresh」という現地で人気のファストファッションも販売されています。

自社ブランドとして、お手頃価格の「No Name(ノーネーム)」品質に拘った「President’s Choice(プレジデンツ・チョイス)」 もあります。

ポイントカードは「PC Optimum」カード

このカードはLoblaws系列のNo Frills(下記で紹介)や、ドラッグストアShoppers Drug Martでも利用できます。

2. Metro (メトロ)


 ロブローズ、ソビーズに続き、カナダで第3位の大手スーパーマーケットがメトロです。

モントリオールで創業し、ケベックとオンタリオ州で運営されています。

価格帯としてはロブローズよりは少しお安めという感じです。

お惣菜カウンターや、花屋、カナダの人気コーヒーストア「Tim Hortons」などを併設しています。

オリジナルブランドとしては、イレジスティブル(Irresistibles) や、お手頃価格のセレクション(Selection)を展開しています。

ポイントカードはエアマイルズ(Air Miles)・カードを取り扱っています。

3. Sobeys (ソビーズ)

カナダ全土にお店を構えるスーパーマーケットチェーンの Sobeys

ノヴァスコシア州の Stellaton で1907年に創業し、今ではカナダで2番目に大きな食品小売業となっています。

オンタリオ州ではロブローズやメトロと比べて店舗が少なめです。

価格帯としてはロブローズやメトロより少しお安めという感じです。

オリジナルブランドとしては、品質重視のコンプリメンツ(Compliments)や安価なシグナル(S!gnal)。

ポイントカードはメトロと同じく、エア・マイルズ・カード(Air Miles Card) を取り扱っています。

4. No Frills (ノーフリルズ)

No Frillsは、Loblaws系列で野菜や肉がお手頃価格の庶民派スーパーマーケットです。

食品から日用品まで何でも揃ってます。

お店に入ると店頭に安売りチラシが置いてあるので、それをチェックしてからお買い物するのがオススメです!

Loblawsの自社ブランド商品(President’s ChoiceやNo name)も購入可能です。

店舗数も多いので、家の近くや学校や職場の近くにあれば、是非行ってみてください。


5. FreshCo (フレッシュコ)


野菜やフルーツがその名の通り、新鮮。

缶やソース、基本的な商品がお手頃価格。

フレッシュコは、庶民派スーパーマーケットですが、新鮮で質もいいと言われています。

他店にはないアジア系調味料や野菜が置いてあったりする点もおすすめポイントです。

6. Whole Foods (ホールフーズ)


アメリカ発の高級スーパーマーケット。

北米で467店舗を展開しており、そのうちカナダには12店舗あります。

珍しいスナックやチョコレート、新鮮な果物、オーガニック商品の品揃えも充実

店内にはオーガニックのセルフ式総菜コーナーがあったり、今、日本でも注目されているグルテンフリーやビーガン向けの商品も豊富。

高品質なナチュラル志向の体に優しい商品を取り扱っています。

7. FarmBoy (ファームボーイ)


アメリカ発の高級スーパーマーケット。

カナダのオタワを中心とし、オンタリオ州に37店舗を持つ、高級スーパーマーケット。

店内には自社Farm Boyのソースやマスタードなど、オリジナル商品が充実のラインナップ。

ベジタリアン、ビーガンやグルテンフリーの食品も多く取り扱い、出来る限り地元(カナダ)生産の品を取り扱うのをモットーにしています。

店内もお洒落で清潔感があり、色彩豊かな野菜やフレッシュハーブもたくさん並んでいて、映画で見たようなスーパーマーケットの雰囲気を味わえます。

★ スーパーマーケット豆知識 ★

日本と違い、基本、祝日はスーパーはお休みです。韓国系&中華系スーパーマーケットは営業している場合が多いです)

カナダの「あたりまえ」は、日本人にとってとても新鮮だったり、普通じゃなかったりします。

渡航したての日本人が直面するよくある疑問を今回は解説していきます。

1. 賞味期限の見方は?

一般的に賞味期限は「Best Before○○=○○までに」と表示されています。

カナダでは販売する全ての商品に英語とフランス語の表示が義務付けられているので、フランス語版は「Meilleur Avant」。

例えば、BEST BEFORE/ MEILLEUR 2022 JN 03なら、「賞味期限2022年6月3日」ということになります。

省略して、BB(Best Before)と記載がある場合もありますが、中には記載がない商品もあります。

ちなみに「MR」の場合は、「MARCH(3月)」、「MA」の場合は「MAY(5月)」を意味します。

2.「Buy1 Get1 free」とは?

カナダのスーパーでは特売品として「Buy1 Get1 free」という表記がよくあります。

これは1個購入したら2個目は無料と言う意味です。=1個の料金で、合計2個ゲットでき、非常にお得な商品を意味します。

3. 重さの表示で見かける「LB」ってなに?


肉やシーフードだけでなく多くの野菜や果物がLB(パウンド)を使った量り売りで売られています。

例えばこのブドウ↓↓↓

1房1.99ドルではなく、1LBにつき1.99ドルという意味です。

なお、1LBは約450gです。

また、最近は日本で馴染みの深い、グラム表示や液体だとミリリットル、リットル表記も増えてきています。

4. 卵のパッケージに「Free Run」って書かれてたけど、どういう意味!?


こちらでは卵が日本よりずっと値段が高く、また種類も多いのですが、その中に「Free Run」と書かれているものもあります。

その意味は、「自由に走る=」狭いケージに閉じ込められているのではなく、自由に畜舎内を歩き回ることができる環境にある雌鳥から産まれた卵を意味します。

5. カナダで売られている卵や牛乳はなぜ賞味期限が長いの?


日本の卵の賞味期限は通常【2週間ほど】なのに対して、カナダの卵の賞味期限は【一ヶ月以上】あることも。

その理由は、日本の卵は「生食」を前提に、賞味期限を設定していますが、カナダはその文化が無く、調理して食べることを前提の賞味期限で、日本よりも長くなっています。

また、牛乳に関しては、日本の場合は低温殺菌での処理が一般的ですが、カナダでは高温殺菌のため、開封をせず、適した保管をしていれば日本より長期間牛乳を長持ちさせることができます。

6. 肉の部位の英語


チキン編:  胸肉=『Chicken Breast』、骨付きすね肉=『Drumstick』、もも肉=『Thigh』、手羽先=『Chicken Wing』

ビーフ編: 肩肉=『Flat iron』、サーロイン=『Sir-Loin/Strip Loin』、ヒレ=『Tenderloin』

最近よくスーパーで見かけるようになったVeal』は仔牛の肉の意味です。

カナダは実は豚肉が美味しく、スーパーで売られているPork Loin』は豚ロース肉の意味で分厚く、脂身も適度にあり、豚カツに最適のお肉です。

7. 野菜やフルーツを安く買うには?

パンデミック以降、庶民的なスーパーマーケットであっても、世界同様、全体的に食品の物価が上がっています。

ですので、食費をできるだけ抑えたい人は、スーパーの特価を利用したり、野菜やフルーツを八百屋さんで購入するのもお勧めです。

八百屋さんは街の至るところにあり、新鮮な野菜やフルーツがお手頃価格で購入できます。

こちらの八百屋さんは日本と違い、春あたりには野菜や花の苗を店頭で販売したりもします。

8. 日本食材はどこで購入できるの?

トロントには『JーTown』という日系のお店が集まる小さなプラザがあります。

パン屋さん、お肉屋さん、魚屋さんなどがあり、日本の雑貨や食器も豊富に揃っています。

ただ、値段が少しお高め、また遠方にあるので、車がないとなかなか行くのが難しいなどがあります。

もし、車がなく、地下鉄の駅から歩いていけるところということであれば、Chirsty駅から徒歩5分の韓国スーパーの「PAT」や、ダウンタウンの中心部に2店舗ある「Galleria Supermarket Express」は店舗は小さいですが、基本的なものは手に入ります。

車での移動が可能な方は、大型アジア系スーパーマーケット「T&T」や、大型店舗版の「Galleria」、「Nations」などがお勧めです。

・意外にどこのスーパーでも売っている日本の食材

醤油、ねぎ、とうふ、もやし、大根、おくら、インスタント麺(さっぽろ一番、焼きそば)、のり、みそ、えだまめ など

最近はカナダのスーパーでもパン粉や玄米茶、ハイチューなどを置いているところも増えています。

・日本、韓国系、アジア系スーパーマーケットでないと購入が難しいもの

薄切り肉、しめじ、えのき、エリンギ、山芋、れんこん、ごぼう、なっとう、餃子の皮、春巻きの皮 など

9. どこの家庭にも大型オーブンが備え付けって聞いたけど?

カナダのほとんどの家庭のキッチンには備え付けの大型オーブンがあり、10月のサンクスギビングデーや4月のイースターホリデーには、大きな七面鳥を焼くのが一般的です。

スーパーマーケットでもそういったシーズン時にはごろごろ7キロから10キロくらいの重さの冷凍の七面鳥が売られます。

また、家庭でクッキーやパイ作りや、野菜のグリルなど、ピザ作りなどオーブンは大活躍。

オーブン初心者の方には、皮付き鶏のもも肉(Thai)のオーブン焼きがお勧めです。

ー簡単レシピー

1.皮付き鶏のもも肉に万能調味料のClub House社の「Garlic Plus」をすり込む。
(日本の「クレイジーソルト」にハーブやガーリックが入ったような調味料。スーパーマーケットで手に入ります。これ一つで味が決まるので、とっても便利です!)

2. 時短のために、オリーブオイルひいたフライパンで、両面を焼く。

3. 皮がカリッと、全体も良い色になったら、320度くらいのオーブンで30〜40分ほど焼く。 添えのお野菜にグリルしたポテトや、ブロッコリー、パプリカなどがお勧め。

■ まとめ

カナダのスーパーマーケット、特にトロントのスーパーマーケットは、人口の半分が移民だけあって色々な国の食材を扱っていて見ているだけでも楽しいです。

また、シリアル(日本でいうコーンフレーク)のコーナーにシリアルが何十種類もある、魚屋さんコーナーで生きたロブスターが売られている、ベーコンの種類が充実、様々なタイプのチーズが豊富に売られているなどなど。

色々な発見がたくさんありますので、是非滞在中に色々なスーパーマーケットを巡ってみて下さいね。

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