【公立カレッジ留学】1年後の渡航でも実はギリギリ?『カナダ留学準備7ステップ解説』
投稿日:2023年7月19日(水)
更新日:2024年8月21日(水)
2024年9月入学を目指している方は必見、今すべき事を分かりやすく7ステップで解説!
来年9月にカレッジ入学を考えているんだけど、まだ1年以上あるから余裕だよね?
そうとも限りません!英語力によっては今すぐに準備が必要な場合もありますよ。
2024年9月に公立カレッジ入学を目指す方の留学準備について解説をしていきます。
・カレッジへの出願はいつなのか
・その後にビザ申請はいつまでに行うのか
・英語力が足りない場合は事前にどれくらいの期間が必要になるのか
などなど、留学準備を大きく7つのステップに分けてみました!
※2021年7月5日に公開したブログをアップデートしてお届けしています。
「文章を読むより、図解と一緒に聴く方が頭に入ってくる!」という希望者にはセミナーの録画ビデオ(約35分)をお送りする事も可能です♪
お気軽にお問い合わせください。
留学先として私立カレッジと公立カレッジがあるのですが、今回は公立カレッジ留学準備にフォーカスしてご案内しております。
↓私立カレッジと公立カレッジの違いについてはこちらのブログをご参照ください↓
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※弊社ではカナダ移民に関するご相談を受け付ける事は出来兼ねます。ご希望に応じて提携コンサルタントのご紹介が可能です。
※移民=永住権、Permanent Residence、PRと表現される事もあります。本ブログでは「移民」表記で統一しています。
※本ブログ上では便宜上「学生ビザ」「就労ビザ」と表記していますが、実際には「就学許可証(Study Permit)」「就労許可証(Work Permit)」です。
●公立カレッジとは?
カナダ政府は2021年から3年間継続的に移民の受け入れを増加すると発表しました。
その数は年間40万人、3年間で合計120万人にも上る予定です!
公立カレッジの場合、卒業後に最長3年間の就労ビザが申請出来る為、就労での移民に繋がりやすいと言われています。
カナダ移民を目的で留学される方にはお勧めの留学方法となります。
弊社ブログでも何度かご案内していますが、公立カレッジとは…
●日本の専門学校や短期大学に近いタイプの教育機関
●2年制のプログラムが一般的(通常1年間で2学期分を受講する)
●就職を目的とした職業訓練プログラムが多い(実習やインターンシップ付きのプログラムが多い)
●キャリアチェンジやキャリアアップとして、一度就職をした後に通う人も多い
そして、
●卒業後に最長3年間の就労ビザが申請出来る
これが最大の特徴!
カナダの公立カレッジを卒業すると、Post-graduation Work Permit(PGWP)という就労ビザを申請する事が可能です(通称”ポスグラ”)。
8ヶ月プログラム(2学期) → 8ヵ月~1年間のポスグラ
2~4年プログラム(4~8学期)→ 3年間のポスグラ
●カレッジ留学準備7ステップ解説
カレッジ留学を検討する際に、考慮しなければいけない事や決定しなければいけない事が沢山あります。
大きく7つのステップに分けてご説明していきます。
この順番通りに考えていくと、無駄なく効率的に準備を進めていく事が出来ると思いますよ!
STEP① 入学希望時期を決定⇒2024年9月
トロントにある公立カレッジGeorge Brown Collegeの例を挙げます。
※現時点では2024年9月スタートの場合のスケジュールが発表されておりません。
2022年12月5日:出願受付開始
2022年12月:先着順に書類審査、合格通知も出始める
2023年9月5日:1学期目スタート
(George Brown Collegeのスケジュール)
他のカレッジもほぼ同様のスケジュールで書類審査を行っています。
もっと前倒しのスケジュールで動いている学校もあります。
基本的に先着順に書類審査が行われますので、出願は早ければ早い方が席を確保出来る可能性が高いです。
つまり、いずれのカレッジに出願するにしても、2023年11月には出願書類を揃えておくと安全という事になります!
実際に、過去に書類審査開始と同時に定員に達してしまったプログラムもありました。
「絶対にこのプログラムに行きたい」「開始時期をずらしたくない」という方は11月には出願する事を強くお勧めします!
STEP② 現在の英語力を確認
次に、カレッジに入学出来る英語力に達するまで、どの程度期間がかかるかを算出する必要があります。
皆さんはどのくらいの英語力をお持ちでしょうか?
初級:TOEIC ~300点/英検3級~/IELTS 3.0~
中級:TOEIC 550点~/英検2級~/IELTS 5.0~/TOEFL iBT 35~
上級:TOEIC 800点~/英検準1級~ /IELTS 6.0~ /TOEFL iBT 60~
※内容の異なるテストを正確に換算するのは難しい為、あくまでも目安として参考にしてください。
STEP③ 英語力の証明方法を決定
カレッジ出願の際には『英語力の証明』も必要です。
一般的な4つの方法の中から自分に合った証明方法を決定していきます。
①カレッジの入学試験に合格する
②TOEFL/IELTSの規定スコアを提出する
③語学学校のカレッジ進学プログラム(Pathway)を受講して必要な成績を修める
④カレッジ付属ESLの規定レベルを修了する
↓Pathwayプログラムとは?↓
語学学校のカレッジ・大学進学プログラムの事。
Pathwayを受講開始していれば(学校によっては申込みと支払いを終えていれば)、卒業見込みレターを英語力証明としてカレッジに出願する事が可能(※)になります!
※カレッジ/プログラムによっては卒業見込みでは出願不可、修了証書の提出が必要な場合もあります。
STEP④ 渡航日を決定
ここで、改めてSTEP①~③で確認してきた事を全て照らし合わせて渡航日を決定します。
例えばこのような方の場合・・・
STEP①カレッジへの入学時期 ⇒ 2024年9月
STEP②現在の英語力 ⇒ 中級上の英語力
STEP③カレッジ入学の為の英語力証明方法 ⇒ 方法③のPathway受講3ヶ月が必要
⇒ 遅くとも2024年5月にカナダ渡航して7月にはPathwayを修了するスケジュールが理想的です!
※成績が伸び悩み万が一修了出来ずに4週間延長する事になっても8月に修了し、2024年9月からカレッジに進学する事も可能になります。
また、パンデミックを機に始まったオンライン授業を提供している学校もまだあります。
語学学校のPathway通学の部分を日本でオンライン受講して済ませるという方法もお勧め。
カナダでの生活費が節約出来るという事でこの方法を取られている方も沢山いらっしゃいます!
STEP⑤ ビザ申請日を決定
渡航日が決まったらビザを申請すべきタイミングが分かります。
余裕を持って、渡航予定日の2ヵ月前頃にはビザの許可書(POE)が手元にあるのが理想的です。
先ほどの例:語学学校Pathwayに12週間通学が必要で5月に渡航には渡航したい方の場合、
・5月の2ヵ月前つまり3月には学生ビザを入手したい
・3月の8週間前にビザを申請しなければいけない
⇒ 渡航の4ヵ月前には申請しておきたい
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
1月には学生ビザ申請が必要!
という事になります。
※注意点※
アクティベイト留学センターのスタッフはカナダ公認のビザコンサルタントの資格を有しておりません。
その為、ビザ申請に関しましてはカナダ公認ビザコンサルタントと提携をしており、ご希望の方はこちらのサービスをご利用頂く事が出来ます。
ビザ代行申請料金は申請者の現在の滞在国、今までの海外の渡航歴等状況によって異なりますのでご相談ください。
STEP⑥ 学校申込日を決定
ビザ申請日を把握したところで、今度は学校にいつ申し込むべきかが分かります。
語学学校申込み:ビザ申請日の1ヵ月前を目安に
語学学校はお申込みから請求書発行、お支払い後の領収書発行などわりとスピーディーです。
1週間もかからずに手続きが完了する事が殆どです。
とは言え、システムエラーや送金トラブル、思ったように進まない事もあります。
念の為1ヵ月程余裕を持って申し込みましょう。
カレッジ直接出願:手続きに2ヵ月以上かかる場合もある
いずれにしても、2023年11-12月の出願が理想!
公立カレッジは語学学校のようにはいきません。
出願してから書類審査、書類審査後のオファーレター・請求書発行、支払い、領収書発行、必要に応じて追加書類の提出・・・など全部で2ヵ月以上かかる事もあります。
その為早めの申し込みをお勧めします。
何よりも、人気プログラムは出願受付開始と共に埋まってしまう可能性があります。
ビザ申請のタイミングはともかく、2024年9月に開始したいのであればやはり2023年11-12月には出願が必要です。
STEP⑦ カレッジとプログラムを決定
語学学校のPathway通学から始める方は渡航後に受講を開始してから決定する事も可能です。
その場合、選択肢は申し込むPathwayプログラムが提携しているカレッジとプログラムに限るので注意が必要です。
また、定員に達する前にプログラムを決定して出願してしまいたいので、2023年11月にはこのSTEPまで辿り着くのが理想!
どうしても決められない場合や、特にカレッジやプログラムにこだわりはなく、どこか空いているところで構わないという場合は渡航後に決めるのもアリです。
※注意点※
直接出願が可能な方の場合、プログラム決定⇒出願⇒1学期分の授業料支払いまで、ビザ申請前に行う必要があります。
いずれにしてもプログラムが定員に達する前に決めてしまいたいので、2023年11月にはカレッジとプログラムを選ぶのが理想!
●英語力に応じた理想的なスケジュール
それでは、現在の英語力に応じたスケジュール感をご案内致します。
英語力証明方法は初級~中級の方は語学学校のPathwayプログラムを利用、上級の方はIELTS AcademicやTOEFLなどの規定スコアを提出可能と仮定します。
あくまでも目安で、実際に入学前に学校のレベルチェックテストを受けていただき、開始レベルを確定してもらう必要があります。
通常、1レベル4週間で終了し次のレベルに上がっていきますが、成績が芳しくない場合、同じレベルに8週間など必要となる可能性もあります。
そうなると予想以上に期間が長くなってしまいます。
◆英語力が初級の場合
◆英語力が中級の場合
◆英語力が上級の場合
直接カレッジ入学が可能なレベルの方でも、総合的なアカデミック英語力を身に付ける為12週間Pathway受講をする事もお勧めです。
カナダに渡航して通学する場合は学生ビザ申請が必要ですが、日本でオンライン受講で済ませる場合は申請不要です。
●今すぐ始めて頂きたい事!
◆2023年11月までに7ステップを検討する
今回のブログの内容で、ご自分は今どの辺りにいて、実際2024年9月の入学が現実的なのかどうか、何となくイメージが出来たのではないかと思います。
まずは、ご案内した7つのステップを、出願時期となる2023年11月-12月までにじっくり検討してみてください。
結果、9月入学が現実的でないのであれば、2025年1月入学に照準をずらして出願準備を行うというのも一つの手です。
逆に英語力が上級ですぐに準備出来るという方でしたら、2024年1月、5月の入学を検討されても良いでしょう。
◆英語力向上はオンライン留学で
英語力が入学要件には達しておらず、またすぐに渡航する事やビザの申請は難しそう、、という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、日本にいながら経済的にも余裕のある状態でオンライン授業を受ける事をご検討されても良いでしょう。
渡航して語学学校Pathwayへ通学する方法も良いですが・・・
●語学学校受講期間の学生ビザではアルバイト不可なので生活費がただただかかる
●語学学校での学生ビザ申請、カレッジ進学の学生ビザ申請、申請料が2度かかる
というデメリットがあります。
◆出願準備も着実に
日本の高校や大学の卒業証明書や成績証明書など、早めに用意しておく事をお勧めします。
プログラムによっては、ポートフォリオ(Graphicデザインなどの作品集)の提出や面接、オーディション受験が必要な場合もあります。
こういった出願要件も早めに調べて対策を立てる必要があります。
一人で行うのは大変そうですね!
そんな時に、ぜひアクティベイト留学センターへご相談の上、無料カウンセリングや無料出願補助サービス(※)をご利用ください!
※サポートにはデポジット$350を前金としてお支払い頂きますが、カレッジご入学後、1セメスター目終了時にはご返金となります。
また、英語力はざっくり初級・中級・上級でご案内しましたが、実際にはもっと細かいレベル別に入学までにかかる期間を予測する必要があります。
無料オンラインテストを基に個人個人に合わせたスケジュールを見積もる事が可能です。ぜひお問い合わせください!
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