【カナダ留学】カナダでも日本でも活用できるスキル「介護職」を学ぶ、介護士留学
投稿日:2025年6月30日(月)
カナダでの就職、移民申請に有利なだけでなく、日本帰国後もスキルが活かせる介護職。
カナダは以前から国の政策として計画的に移民を受け入れており、外国人労働者の雇用にも積極的です。
近年、日本と同様にカナダでも高齢化が進んでおり、特に介護職の需要は年々高まっています。
外国人でも学びやすい、求人数が多い、尚且つ就職率も高い「介護士留学」について解説します。
実際に介護士として働く方々に「現場の声」も伺ってみました。
※2025年6月現在の情報を元に執筆しています。
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、記事を執筆しています。
※弊社ではビザ申請に関するご相談を直接受け付けることは出来兼ねますが、ご希望に応じて提携コンサルタントのご紹介が可能です。
●カナダで介護職に就くには?
カナダでも高齢化が進み、介護関連サービス業の需要が高いため介護士は安定した職業として認識されています。
カナダでは介護制度、介護職について各州で管理されます。
州によって介護職の呼び方も異なり、トロントがあるオンタリオ州 (以下ON州) ではPersonal Support Worker (以下PSW) と呼ばれます。
ON州ではPSWとして働くには特に資格が無くとも就職は困難ではありませんが、資格保持者の方が就職時に優遇されたり、公的な施設で働く場合に有利です。
ON州の場合、政府が認定したプログラムを受講する事でPSWとして働く条件を満たします。
主に公立カレッジが提供しているPSWプログラムの受講が一般的です。
●PSWってどんなところで働くの?
PSWとしての就職先は沢山あり、活躍の場も多いです。
・個人宅への訪問介護
・病院
・長期介護施設
・老人ホーム
・ホスピス
・回復サポート・ケア施設
・地域の健康センター
などなど
●どんな人がPSWに向いている?
PSWは主に身体的サポートが必要な人のお手伝い、お世話をするお仕事です。
一般的に向いていると言われるのは、、、
・人助けが好きな人
・ポジティブ思考の人
・体力がある人
・誰かの日々の生活に少しの変化をもたらしてあげたいと思う人
・異なる環境下での仕事を楽しめる人
などなど、です
●PSWのお給料は?
ON州PSWの平均賃金、年収は・・・
(1カナダドル105円換算の場合)
・年収:$35,000~$45,000 (約368万円~473万円)
⇒ 経験年数や専門性の高いカテゴリーの場合給与も高くなる傾向にあります。
・時給:$20~$30 (約2100円~3150円) / 平均時給は約$23.50
⇒ 働く都市やそのエリアの需要によって$2~$4の開きがあります。
●PSWは永住権申請に有利?
これまで他国に比べて「移民しやすい国」として知られていたカナダ。
しかし近年はそのイメージも崩れつつあり、永住権申請は以前ほど簡単ではなくなってきています。
それでもやはりPSWの需要は高く、カレッジ卒業後もPGWP申請が可能であることからPSWは永住権申請が出来る可能性も引き続き高いと言えます。
事実カナダ政府も「ホームケアワーカー移民パイロット制度」などの移民プログラムを設けており、PSWの永住権申請を後押ししています。
※カナダ永住権申請のルールやプログラムは予告なしに変更される事があります。
弊社では永住権申請に関するご質問にお答えする事は致しかねますが、必要に応じて資格を持ったビザコンサルタントのご紹介が可能です。
●どこで勉強できるの?
ON州のほとんどの公立カレッジでPSWプログラムの提供があります。
いずれも2セメスター、8ヶ月~1年のプログラムで卒業後はプログラムと同等の長さのPGWP (就労ビザ) 申請が出来ます。
(2025年6月現在)
PSW公立カレッジプログラム例:George Brown College
ーPersonal Support Worker Program (PSW) (C112)
・プログラム期間:1年 (2セメスター)
・開始時期:1月、9月
・出願に必要な英語力:IELTS Academic 6.0 (全ての項目で5.5以上)、TOEFL iBT 80以上 (全ての項目で20以上)など
・出願条件:高校卒業資格があること、高校3年の英語の単位があること
※出願時には英文で発行された高校の卒業証明書、成績証明書の提出が必須です
・授業料:$18,650 (※2025年度の概算)
・卒業後の就労ビザ申請:可能
Personal Support Worker Programについて詳細はこちらから
授業は、月曜から土曜の午前8時~午後8時の間でスケジュールされ、グループワークベースで組まれます。
コースには理論、ラボ、臨床、またClinical Placement(実習)が組み込まれており、2セメスター目に8時間のシフトを2回完了する必要があります。
※Clinical Placementは無給で配置は空き状況によって毎回異なります。クリニックへの移動には最大2時間かかる事もあり、朝7時から始まる事も多いです。
PSWは特筆して競争率が高いプログラムという位置づけではありませんが、ON州でPSWとしての職の需要が高く、人気のプログラムであり、早い段階で定員に達してしまう可能性があります。
そのため、早めのお申込みがおススメです。
またBC州では私立カレッジでもPSWプログラムの受講が可能です。
※カナダでは各州によって「介護士」の呼び名が異なります。
トロントがあるON州:PSW=Personal Support Worker
バンクーバーがあるBC州:HCA=Health Care Assistants
HCA私立カレッジプログラム例:Sprott Shaw College
ーHealth Care Assistant Internationally Educated with Co-op
・プログラム期間:66週間 (Vancouver-Penderキャンパスのみ)
・開始時期:月に1回
・出願に必要な英語力:IELTS 5.5 (S/L 5.5 W/R 5.0)
・出願条件:高校卒業資格があること、入学面接に合格すること、など
※出願時には英文で発行された高校の卒業証明書の提出が必須です
・授業料:$16075.70 (※2025年度の概算)
・卒業後の就労ビザ申請:不可
HCAIEについて詳細はこちらから
授業は週5日、13:00~18:30で行われており、8週間の無償研修修了次第HCAの登録申請が出来るようになります。
研修までに毎日学校で実践授業があります。
有給の研修中は夜勤は週末の仕事などもあります。
※研修には健康診断、日本とカナダの無犯罪証明書、TB(結核)テスト、コロナワクチン接種証明書が必要です。
プログラム修了時には、BC Care Aide and Community Health Worker Registryの規定を満たし、HCAとしての登録が出来ます。
●経験者に聞こう、先輩PSWへインタビュー!
現在PSWとしてお仕事中、カレッジでPSWプログラムを受講中の3人の先輩にリアルな声を聞きました。
実際の現場の声はとっても参考になります。
■A先輩
・現在オンタリオ州の公立カレッジでPSWプログラムを受講中
・もうすぐ卒業予定
Q:受講期間を教えてください。
A:1年コースですが実質8か月 (2セメスター) です。 (1月開始―8月修了予定)
Q:カナダでのカレッジ進学にあたり、準備された費用を教えてください。
A:約400万円程度準備しました。
Q:なぜPSWプログラムを受講しようと思いましたか?
A:元々医療分野に興味があったことと、プログラムがPGWP対象の分野であったことです。
Q:もともとPSWとしての経験がありましたか?
A:ありませんでした。
Q:今カレッジの授業は何セメスター目ですか?
A:2セメスター目 (最終学期の最後のコース) です。
Q:現在受講しているコースを教えてください。
A:Common Disease / Mental Health / Palliative Care / Household Management / Safety / Medication Assist
Q:インターンシップ先を教えて頂けますか?
A:Long term care home (老人ホームのような感じのところ) です。
来月にはCommunity settingでのインターンもあります。
Q:カレッジ生活を振り返って「これはもっと準備しておくべきだった!」と思うものはありますか?
A:英語力と貯金はあるに越したことはありません。
プログラムによりますが、かなり英語レベルが高かったり、かなり忙しくてバイトどころではない場合があります。
この2つが高ければ高いほど精神的な余裕も持てますし、生活水準が保てるので、心身ともに健康を維持しながら勉強に集中できます。
Q:逆に「これは準備していたので役立った!」という事も教えてください。
A:たまたまですが、私はカレッジ進学前に既にカナダ滞在歴がある程度あったので、土地にも慣れていて現地にも友達がいる状態でした。
何か困った時に、どこに相談したら良いかなども分かっていましたし、生活の基盤があったのでカナダ生活で迷うことや不安に思うことがありませんでした。
この経験が今の学生生活の負担をかなり軽くしてくれています。
いきなり新しい環境、異なる言語、新しい内容を勉強するのは想像以上に大変です。
精神的に参ってしまったり、体調を崩してしまうことも有ります。
余裕があれば、学校が始まるより少し早めにカナダに渡航し、環境に慣れておくのが良いと思います。
Q:PSWプログラム受講中、辛い/辛かった 事は何ですか?
A:インターンシップの朝が早い点が辛いです。
6時半には施設に着いておく必要があり、少し遠いので、4時に起きて5時に家を出ています。
そのため前日は21時に寝ています。ただし、学校で授業がある日は夕方のクラスを終えて21時近くに帰宅する日もあり、一定の生活リズムを作れないのが辛いです。
Q:PSWプログラム受講中、嬉しい/嬉しかった 事は何ですか?
A:Long term care homeのインターンシップの中で幸せを感じています。
認知症や体の麻痺などがある高齢者の方のトイレの介助などの仕事を大変に思う人もいるかもしれません。
でも、ケアされる方からすると、よく分からない外国人学生に自分のプライベートなところを晒すのを嫌と感じる方もおられるでしょう。
「Long term care home」はその名の通り彼らの家なので、PSWは「彼らの家にお邪魔して、仕事をさせてもらっている」と考えるよう教わりました。
そのため、信頼してもらって、家にあがらせてもらって、プライベートな箇所を含め介助させてもらっていることに責任をもって仕事をしています。
また、死期が近く体を動かせない方もいるのですが、食事の介助の中で震えながら手を握り返してもらったりします。
こういったことすべてに対し、帰宅時には、疲れたけど彼らの1日に貢献できたかなと思うと、幸せな1日だったなと思えます。
Q:PSWは英語が第一言語でない外国人にとって働きやすい、もしくは学びやすい分野だと思いますか?
A:はい、そう思います。もちろん最低限の言語はコミュニケーションをとるために必要です。
しかし、最も大事なのは意欲や熱意、その次が技術です。意欲や熱意がないと務まりませんし、勉強して技術向上できません。
ケアされる方はそこをしっかり汲んでくれると思います。
Q:現在アルバイトはしていますか?どんなアルバイトですか?
A:日本の前職で週1回だけリモートワークでをしています。
Webマーケティング支援の会社で、文章の編集やアップロードなどアシスタント作業です。
週5~6時間で、勉強に支障が出ない範囲でやっています。
Q:PSWプログラム受講後、将来的にカナダへの移民申請を視野に入れていますか?
A:はい、永住権を目指しています。
Q:移民申請を視野に入れている場合、どういうプランで移民申請を検討されていますか?
A:PSWを受講する留学生の多くが、「Home Care Worker Immigration pilots」を目指しています。
これは、病院やLong term care homeではなく、在宅介護の分野です。
カナダ政府が在宅ケアに注力しているため、このPilotsの条件はExpress EntryやPNPよりも易しくなっています。
しかし、簡単ではありません。恐らくHome careのエージェントでパートタイムから始め、フルタイムにプロモーションしてもらいます。
その後多くの人の申し込みが殺到するため1年1日数時間で締まるというこのPilotsにうまく申請完了出来たら、永住権の道が開けます。
永住権申請は資格を持ったビザコンサルタントへお願いする予定です。
Q:今後PSWを目指される方へのアドバイスをお願いします。
A:卒業後PGWP申請出来るプログラムが限定されてから、PSWの人気が以前に増してかなり高まっています。
そのため、中にはビザ狙いだけでこのプログラムを選ぶ人もいます。しかし、実際は意欲や熱意がないと務まらない仕事です。また、体力も必要です。
それを覚悟して進学を決めたら、ぜひ頑張ってください!応援しています!
■B先輩
・オンタリオ州の公立カレッジでPSWプログラムとPre-Health Science、2つのプログラム、計2年を受講し卒業
・現在PSWとしてお仕事中
Q:なぜPSWプログラムを受講しようと思いましたか?
A:以前から人を助けることにやりがいを感じていて、介護職の経験を活かしてさらに成長したいと考えていました。
PSWになることは、人々の生活に意味のある変化をもたらす素晴らしい仕事だと思っていました。
Q: PSWとしての経験はありましたか?
A:はい、プログラム受講前にコミュニティケアワーカーとして働いていました。
その経験がプログラム受講と資格取得を目指すきっかけとなりました。
Q:プログラム受講中で最も大変だったことは何ですか?
A:パンデミック中にオンライン学習へ移行し、それに慣れることが大変でした。
理論の授業はオンラインで行われましたが、実習は対面が必要でした。
両方の形式をバランスよくこなし、安全面に配慮しながら実技を行うには慣れが必要でした。
Q:プログラム中で最もやりがいを感じた瞬間は?
A:インターンシップ中、あるクライアントに「あなたは私の娘に似ていて、安全で尊重されていると感じる」と言われたことがありました。
その言葉はとても心に残り、この道を選んでよかったと強く思いました。
Q:在学中にパートタイムの仕事をしていましたか? どのような内容ですか?
A:はい、ホームサポートワーカーとしてパートタイムで働いていました。
利用者の自宅で個人ケアや日常生活の支援を行っていました。
学んでいることを実際の現場で活かせる、非常に貴重な経験でした。
Q:卒業後の就労許可 (PGWP) は取得しましたか?
A:まだ取得していませんが現在申請準備を進めています。
Q:PGWPを取得した後の計画を教えてください。
A:フルタイムのPSWとして働き、経験を積みたいと考えています。
その後、「ホームサポートワーカーパイロット」や「州推薦プログラム(PNP)」などの移民制度を利用して永住権申請を目指す予定です。
Q:現在はどこで働いていますか?
A:ホームケアサービスの会社で、ホームサポートワーカーとして働いています。
Q:お仕事内容を教えてください。
A:利用者の個人ケア、入浴の介助、食事の準備、服薬リマインダー、軽い掃除、話し相手になるなどの支援を行っています。
Q:一日のお仕事の流れを教えてください。
A:利用者の自宅を訪問し、ケアプランに基づいて日常生活の支援を行います。
利用者の状態に変化があった場合は、上司に報告します。
Q:カレッジ卒業後、お仕事は見つかりやすかったですか?
A:はい、比較的スムーズに見つかりました。
パートタイムでの経験が役に立ちましたし、特に在宅や地域ケアの分野ではPSWの需要が高いです。
Q:現在の仕事に役立っているカレッジのコースは何ですか?
A:個人ケア、感染予防、認知症ケア、コミュニケーションの授業が特に役立っています。
日々の業務に直接関係する内容です。
Q:PSWの仕事で「大変だな」と思う点はありますか?
A:感情的な負担です。利用者の健康状態が深刻な時や、別れを経験する時は特に辛いです。
Q:この仕事の中で最もやりがいを感じる瞬間は?
A:利用者が安心して、自宅で快適に過ごせるよう支援できること。
そして感謝の言葉を聞いたとき、本当にこの仕事をしていてよかったと思います。
Q:PSWに向いていると思うのはどんな人でしょう?
A:思いやりがあり、忍耐強く、信頼できること。
体力だけでなく精神的な強さも必要です。良好なコミュニケーションと聞く力も欠かせません。
Q:PSWは英語が第一言語でない外国人にとって働きやすい、もしくは学びやすい分野だと思いますか?
A:はい、安易では無いですが需要が高いので外国人でも仕事が見つけやすく、働きやすいと感じます。
最初は医療用語などで苦労するかもしれませんが、練習や支援、努力次第で十分にやっていけます。
そして、とてもやりがいのある仕事です。
Q:将来的にカナダへの永住権を申請する予定はありますか?
A:はい、永住権申請を考えています。
「ホームサポートワーカーパイロット」や「州推薦プログラム」など自分に合った方法を探しているところです。
Q:PSWを目指す人への一言アドバイスをお願いします。
A:覚悟を持って取り組み、常に思いやりの心を忘れないことが大切です。
実習ではできる限り多くのことを学び、在学中にパートタイムで職業経験を積んでおくと就職活動時にとても役立ちます。
大変な仕事ではありますが、最もやりがいのある職業の一つです。
■C先輩
・オンタリオ州の私立カレッジでPSWプログラムを受講し卒業
・現在PSWとしてお仕事中
Q:なぜPSWプログラムを受講しようと思いましたか?
A:ワーホリ時代にケアギバーのお仕事をしていて続けたいと思ったからです。
Q:プログラム受講前に元々PSWとしての経験がありましたか?
A:ありません。
Q:PSWプログラム受講中辛かった事、嬉しかった事は何ですか?
A:辛かった事は特にありません。嬉しかった事はインターン期間中にクライアントの方々から「ありがとう」のお言葉を頂けたことです。
Q:プログラム受講中、アルバイトはしていましたか?
A:はい、していました。Picture Frameのお店でカスタマーサービス、ナニーとケアギバーをしていました。
Q:現在カナダ永住権 (PR) をお持ちですが、PRどういう職種で申請、取得されましたか?
A:移民プログラムは「Home Child Care Provider Pilot and Home Support Worker Pilot」を利用しました。
職種は「Home support worker / Personal support worker」で申請しました。
Q:現在どこでお仕事をしていますか?
A:現在はCommunity PSW / visiting client’s house or day care facility and long term homeなどで仕事をしています。
主に、パーソナルケア、ハウスキーピング、クライアントの方の病院やその他の予約への付き添いなどがあります。
Q:1日の仕事の流れを教えてください
A:9時~5時のシフトで1日に3~4人のクライアントさんの所へお仕事に行きます。
1人当たり2~3時間でケアをしています。
Q:学校卒業後、お仕事はすぐに見つかりましたか?
A:はい。仕事は割と早く見つける事が出来ました。初めの頃は2社掛け持ちしていたりしました。
Q:PSWプログラムのどんなコースが今のお仕事の現場で役立っていますか?
A:ベーシックな身体介護に関してはどのコースもモジュールも役に立っていますし、インターンもクライアントさんとの関わり方をしっかり体験出来るので、仕事を始めた時、実践で役立ちました。
Q:PSWのお仕事で辛い事はありますか?
A:上手くコミュニケーションが取れない時は少し大変かと思います。
Q:PSWのお仕事で嬉しい事は何ですか?
A:「ありがとう」のお言葉とクライアントさんが自分を覚えててくれている時は良かったなと思います。
Q:どんな人がPSWに向いていると思いますか?
A:体力がある方と忍耐力がある方が向いているかな、と思います。
Q:PSWは英語が第一言語でない外国人にとって働きやすい、もしくは学びやすい分野だと思いますか?
A:ハイ、そう思います。
個人的な経験の観点からなので皆さんがそう感じるかは分かりませんが、カナダは移民が多く、英語が第一言語でない人も多いし、各国のコミュニティみたいなものがあります。
シニアの方の多くがカナダ国外で生まれており、英語よりも母国語の方がコミュニケーションが取りやすい場合があります。
年齢と共に英語よりも母国語が先に出る事が多く、高齢になるにつれて英語でのコミュニケーションが難しくなってきているのかな、と感じます。
なので、英語がしっかりと話せないといけないということは絶対ではないかなと思います。
それよりもどれだけ相手に寄り添えるか、常に聞く体制であるかの方が大事かと思います。
Q:今後PSWを目指される方へのアドバイスをお願いします。
A:カナダでの介護の仕事は、チャレンジが多いと感じることもあるかもしれません。
多国籍で言語も文化も異なる環境の中、一人ひとりを尊重しながら関係を築いていくのは、最初は意思疎通も難しく感じると思います。
それでも、そうした壁を越えて人との繋がりが生まれたときには、本当に嬉しく、温かい気持ちになれますし、大きな達成感を感じられる仕事です。
大変なこともありますが、その分意義のある、本当にやりがいのあるお仕事だと思います。
これからPSWを目指される皆さんを心から応援しています!
●まとめ
介護のお仕事は、体力、忍耐力が必要ですが、だからこそ喜びややり甲斐も大きいのですね。
外国人でも仕事が見つけやすく、フルタイム、パートタイムなど働き方もフレキシブルで多様なケースが多い様です。
カナダで介護士として働きたい、日本帰国後に英語を使って介護業務に携わりたい、という方におススメの介護士留学。
PSWプログラム、介護士のお仕事にご興味をお持ちの方はお気軽にアクティベイト留学センターへお問い合わせください。
#介護士留学 #医療英語 #公立カレッジ進学 #カナダ留学 #カナダ永住権
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