【留学準備】カナダ留学前に日本での公的手続きも忘れずに!
投稿日:2023年5月29日(月)
更新日:2023年9月19日(火)
帰国後に困らない!留学前の日本での公的手続き一覧!
留学の準備はもうほぼ出来た!
後は出発を待つだけだ♪
留学の準備お疲れ様です!
忘れがちな日本での公的手続きも確認してくださいね!
留学手続きは学校のお申し込み、支払い、ビザの申請、滞在先手配、航空券手配など多岐に渡りますよね。
留学先の手続きについつい目が行きがちですが、長期間日本を離れる場合、実は日本での手続きも重要です!
忘れてしまうと、帰国後に多くの税金を支払う可能性も。。。
今回はうっかり忘れで留学中や帰国後にトラブルにならないよう、
留学前に日本で行うべき公的手続きについて、ご案内致します。
※2022年1月28日に投稿したブログをアップデートしてお届けしております。
■転出届(住民票)
基本的には1年以上海外に拠点を移す場合に転出届を提出します。
「住民票を抜く」というのはこの転出届を出すことを指します。
地域自治体によっては、1年未満の場合にも転出届が受理されます。
まだ渡航時期がはっきりと決まっていない場合でも、その旨を伝えて転出届を提出することをおススメします。
それぞれの地区町村により、手続き上のルール等が異なります。
予め、お住まいの地域の役所等のホームページやお電話での詳細のご確認をしておきましょう。
この届の提出により、国民保険、国民年金、住民税の支払い義務が免除されます。
※住民税は提出時期によって、支払い義務が生じる場合があります。
住民税の説明のところで解説しています。
●手続きを行う場所
・居住地の地域の市役所、区役所、出張所
●手続きに必要なもの
・本人確認書類(パスポート、運転免許証など)
・マイナンバー(お持ちの場合)
・住民異動届(手続きを行う場所にて記入)
■マイナンバー
海外に転出する場合マイナンバーは失効します。
マイナンバーをお持ちの場合は、転出届を提出する際に必ず持参しましょう。
マイナンバーカードは失効しますが、帰国後再度同じナンバーが使用出来るようになります。
手続き上、個人番号カード(通知カード)を役所に持っていく必要がありますが、こちらはすぐに手元に戻ってきます。
帰国後には再度必要となりますので、無くすことのないよう保管しておきましょう。
紛失した場合は有料での再発行となる為、お気を付けください。
●手続きを行う場所
・居住地の地域の市役所、区役所、出張所
※転出届と同時に手続きが行われます。
■国民健康保険
海外転出届を提出することで、国民健康保険への加入は出来なくなります。
海外転出届時に同時に解約の手続きが行われます。
●手続きを行う場所
・居住地の地域の市役所、区役所、出張所
■国民年金
海外転出届を提出することで、国民年金の加入義務がなくなります。
支払いをしない期間分、もちろん後に支給される年金額が減額となります。
国民年金に加入していない期間に万が一障害を負うことになった場合は、障害年金を今後受給することが出来ません。
そういった年金の減額や障害年金の受給が出来なくなることを避けたい場合、
海外滞在期間も任意で国民年金を支払うことも可能です。
●手続きを行う場所
・居住地の地域の市役所、区役所、出張所
※転出届と同時に手続きを行うことが出来ます。
■住民税
住民税は1月1日の時点で日本に住民登録があるかによって、支払いの義務の有無が決まります。
1月1日時点で日本に住民登録がある場合は、居住している住所の役所に対して、前年度の収入に応じた税金を払います。
例えば1年未満の海外転出で1月1日に日本に居住している場合は、それ以前、もしくはその後に海外転出届を提出しても住民税の支払い義務は生じます。
例:1月1日に出発、12月31日に帰国の場合は住民税の支払いが生じます。
しかし12月31日出発12月30日帰国の場合は住民税の支払い義務はありません。
■郵便
郵便局にて一定期間転送サービスを利用することが出来ます。
防犯の面からも転送サービスの利用がおススメです。
■電話、ガス、電気、水道、NHKなどの解約
忘れてしまうと海外滞在中に請求が来てしまい、トラブルになることがあります。
必要のないサービスは必ず解約もしくは中断の手続きを行いましょう。
料金は日割り清算をしてもらえるケースも多くあります。
また最終の支払いがどのように行われるかの確認を必ずしておきましょう。
●手続きを行う場所
・各サービス媒体の店頭
・各サービス媒体のウェブサイト
●手続きに必要なもの
サービス、手続きによって異なります。
事前に必ず確認をしておきましょう。
また、サービスによっては手続きや清算に数日かかる場合がある為、
時間に余裕を持っておくようにすることがおススメです。
■まとめ
沢山やらないといけないことがあるんだね!
もう何から始めていいのか分からなくなった。。。
このブログを参考に、お住まいの地域の役所や出張所にまずはお問い合わせを!
折角の留学を終えて日本に帰国をして、再度役所に手続きに行くと、未払い金が沢山!
という事態にならないように、まずはお住まいの地域の役所等に問い合わせをしましょう。
自治体によってルールや手続き方法の違いがある為、他の人の書き込みの情報などに頼りすぎないことが重要です。
コロナ禍の中で手続きが普段よりも時間がかなりかかる可能性もあります。
留学準備は忙しくついつい後回しになってしまう、公的手続きですが余裕を持って行いましょう!
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