カナダの英語面接。面白いようにどの企業でも尋ねられる質問を一挙公開！

前回のブログでは、カナダのワーキングホリデー向けに、飲食店での仕事探しをする際の面接スクリプトをご案内しました。

今回は、カナダの大学やカレッジを卒業後、長期的にカナダで就労したいとお考えの方向け。

カナダの企業から面接の連絡が来たら、この記事を読んで準備しましょう！

●カナダの大学・カレッジを卒業したらカナダで就労が可能

カナダの大学やカレッジを卒業するとポスグラ（Post Graduation Work Permit）という就労許可証を申請する事が出来ます。

卒業後180日以内にポスグラを申請し取得、就職活動・就職を経て、条件が整ったら移民申請という流れになります。

ポスグラの期間は、プログラム期間に応じて異なります。

●基本の第一段階インタビュー質問を一挙公開！

それでは、実際にカナダの企業の一番最初の面接で尋ねられる質問を見ていきます！

質問自体は意外と難しくないです。

嘘でしょ？というくらい、どの面接でも同じような質問を受けます。

いかに志望するポジションに絡めた回答が出来るかがポイント。

解説をヒントに自分の言葉で回答を考えて、何も見なくても言えるようになるまで練習してください！

　■自分自身について

面接官が聞きたいのはあなたの趣味や家族の事ではありません。

これまでの職歴や関連する学歴などを含めて、仕事で活かせるあなたの魅力を簡潔に伝えましょう。

　■志望動機

これまでの自分の経験を活かして何が出来るか伝えましょう。

　■企業やポジションについて

企業の事や応募している仕事について知っているか＝つまり、きちんと企業研究が出来ているかどうか確認されています。

事前に面接を受ける企業についてリサーチし、興味を持った事や魅力に感じた事、疑問に思った事などを伝えます。

　■長所・短所

短所ではあるけれど長所にも繋がる回答を。

例えば、「ついつい困っている同僚を助けて仕事を抱えがち」なのは短所ですが、チームを助け一生懸命働く人材であるアピールは出来ます。

短所を伝えた後は、「優先順位を考えて同僚に仕事を振り分けるように努めていました」など改善を試みていたという事も付け加えましょう。

　■あなたの特長

友達から「あんた、〇〇だね～」と言われる事を3つ答えますが、例えば「足が速い」というような情報を面接官は求めていません。

あくまでも、仕事に活かせそうなあなたの特長を答えましょう。

　■実践的な対応力

過去の仕事や学校のプロジェクトなどで発生した問題、それにどのように対処したか答えます。

失敗談を話す場合も、その後どのように挽回したか、またはその経験から得られた教訓も付け加えます。

いくつかエピソードを書き出しておいて、簡潔に伝えられるようにしておきましょう。

　■仕事環境について

個人プレー派かチームプレー派か、という質問ですね。

基本的にどの部署でもポジションでも他部署のスタッフとのコミュニケーションは必須。

一人で仕事をする事が多そうなポジションであっても、うまく人と関われるという事は伝えたいです。

　■将来の計画

契約期間が限られているポジションの場合、この質問はないかもしれません。

応募しているポジションに対して、どれくらいのモチベーションを持っているかを確認する質問です。

ある程度経験を積んだら他に仕事を探すのではないか…、と思われるような回答は避けたいですね。

　■希望給与

難しい質問です。

事前にそのポジションで予想される給与の範囲をリサーチし、その平均～一番高い数字を言う、と言うのも良いでしょう。

どんな給与でも経験を得る為にポジションが欲しいのであれば、” I’m open to any salary range. ”と伝えても良いでしょう。

企業側が考えていた給与よりも低い額を伝えてしまうと損する事にもなり兼ねません。

リサーチ結果と自分の希望のバランスを考えて答えましょう。

企業がどのくらいで考えているかにもよるので、正解の答えは無いとも言えます。

　■テクニカルスキル

エクセルやパワーポイントなどのソフトウェアスキルについての質問です。

IT関連の職種であれば、どのプログラミング言語が使用出来るのかなどを説明します。

未経験でも学校で習得したスキルやインターンシップで得た経験について伝えます。

　■キャリアチェンジ

これまでの職歴とかけ離れた職種に応募する際には尋ねられるでしょう。

過去の職歴で今応募しているポジションに活かせる経験やスキルなどがあるのかどうかという質問です。

一見関係のないようなスキルでも、実は新しいポジションに活かせるという事を面接官に納得させましょう。

例えば、同時進行で沢山のタスクをこなす看護士の仕事は「Multitasking」。どんな業種のどんなポジションにも必要なスキルですよね。

●次回は、ポジション別・面接質問傾向を大暴露！

今回のブログでは、一般的な英語面接の質問事項と回答のコツについてお話しました。

次回は、アクティベイト留学センターのグループ会社である人材派遣会社のスタッフにこっそり教えてもらった情報を大暴露！

ポジション別に尋ねられる可能性のある質問傾向や、採用担当者が求めている人材像について細かく解説します！

 

カナダで就職をする為には就労許可証（Work Permit）が必要です。

ワーキングホリデーを利用済みの方や、年齢的に条件が合わない方、色んな方法がありますのでご相談ください！