【カナダワーホリ】ワーホリは行くべき?やめるべき?メリット・デメリット公開
投稿日:2024年10月24日(木)
更新日:2024年10月30日(水)
「行けばどうにかなる」ほどワーホリは甘くない。事前準備と目的意識をしっかりと!
カナダは時給も高いし、稼げるって聞いたよ。
でも、ワーホリはやめた方がいいって言う意見も多くて。。。
確かに、最低賃金は上がっていますし、アルバイトでも高い収入を得られるケースがあります。でも、留学やワーホリが身近になっており、仕事探しも前ほど簡単ではなくなってきていますよ。
●まずは、ワーホリ基本情報
ワーキングホリデー制度とは、ワーホリ協定がある国同士の間で:
・休暇を楽しみながら
・滞在資金を補う為に一定の期間就労する事を認められる
許可証(ビザ)を取得出来るという制度。
カナダ・ワーホリ応募条件(2024年度)
・日本国籍を持つ事
・カナダ滞在期間をカバーする有効な日本国のパスポートを所持している事
・申請時に日本の住所を提示出来る事
・申請時に18~30歳である事
・最低でも2,500カナダドルの資金を持っている事
・滞在中医療保険に加入する事(入国時に提示を求められる可能性がある)
・カナダに入国出来る権利・資格がある事
・日本出国前に往復航空券を購入するか、カナダ滞在期限が切れる前に帰りの航空券を購入する資金証明が出来る事
・扶養家族が同行しない事
・プログラム参加費用を支払う事
通常、一国に対して一生に一度しか参加する事が出来ないプログラムです。
日本は多くの国とワーキングホリデー協定を結んでおり、弊社オフィスのあるカナダもその1つ。
教育水準の高さから留学に最適なカナダは、ワーホリの渡航先としても大人気です。
●ワーホリに向いてる人
私が思う、「こんな人はワーホリ向き」
・なんでも試してみたい、好奇心旺盛な人
日本では体験できない事がカナダの日常生活では沢山。違いを楽しめる人は楽。
・英語の間違いを恥ずかしがらない人
英語は出来なくて当たり前。実生活は英語テストじゃない。間違えてなんぼ!
・海外生活に期待値が高すぎない人
キラキラ生活を想い描き過ぎていると現実とのギャップ大。
地下のホームステイ、虫が出るシェアハウス、何でも来い、くらいが楽です。
・YES、NOが言える人
察する文化の日本と違い、ハッキリした意思表示が大事。
曖昧な回答だと誤解を招く事もあります。
理解できていない時は安易にYESと言うのは良くありません。
※あくまで個人の意見です
●ワーホリに向いていない人
私が思う、「こんな人はワーホリ苦労するかも」
・行けばどうにかなる、と思っている人
英語は出来ないし、お金もない、でも行けばどうにかなるっしょ、ではどうにもなりません。
せめて英語力かお金、どちらかはしっかりあればどうにかなるかも。
・住めば英語は話せるようになる、と思っている人
残念ながら住んでるだけでは英語は伸びないです。
特に日本語で簡単に情報が得られる今、カナダにいても勉強しないと英語は伸びない。
・マイルール以外は認められない人
海外生活、いろんな人がいます。
ホームステイ、シェアハウス、誰かと一緒に住んだり、仕事したり、自分以外を認められない人は海外生活しんどいかもしれません。
※あくまで個人の意見です
●「行けばどうにかなる」ではどうにもならない
限られた期間のワーホリ。せっかくなら後悔なく過ごしたいですよね。
どんな事を準備したらいいの?
そのために必要な準備がコレ!
・準備①:十分な資金
渡航してすぐ仕事が見つかればいいですが、今海外で仕事探しは競争率高し。
生活がある程度落ち着くまで、収入無しでもやっていける位の資金は必須です。
・準備②:ある程度の英語力
英語を使わなくても出来る仕事はあるかもしれません。
でも英語が出来れば仕事探しの選択肢が増えます!
・準備③:ワーホリ後にどうしたいか考えておく
1年間のワーホリ。1年って思ったよりあっという間に過ぎ去っていきます。
ワーホリ後、自分はどうしたいのか、その後の目標や計画を立てておくと良いでしょう。
●ワーホリ:メリット・デメリット
メリット
・日常ネイティブが使う英語を学べる
英語の授業で習った内容とだいぶ違う言い回し多数です。耳に入ってくる英語で日々勉強。
・視野が広がる
特にトロントは移民の多い街。カナダ以外の多国籍文化に触れる事が出来ます。
・日本の良さを痛感する
正直、駅は汚いし、街もゴミゴミしているし、地下鉄止まりがちだし、バスの運転も荒い。
カナダに来て日本はキレイだし、時間にも正確、郵便物も無くならない、素敵な国という事に気付きます。
・カナダ以外にも友達が出来る
世界中から留学生が集まる街、トロント。カナダ人以外にもいろんな国の友達が出来ます。
デメリット
・賃金高いけど、生活費も高くて思ったより大変
数年おきに最低賃金の改定があり、その都度賃金が上がっています。
チップ文化もあり、結構稼ぐ人もいますが、賃金が高い分物価も高いです。
家賃や食費も上がっています。また州によっては消費税が15%かかるところもあります。
収入は多いが、支出も多いです。
・なかなか仕事が見つからない
ワーホリで来たものの、思ってたより日本人も多くて競争率が高く思うように仕事が決まらない・・・実はよくある話です。
仕事探しには、日常会話レベルの英語力、根気と地道な努力が必須です。
ワーホリビザの残り期間が多い方が雇用されやすいので、ワーホリ前に英語力アップしておく。
もしくは、観光で入国して数か月語学学校へ行き、その後ワーホリ切り替えがおススメです。※
※ワーホリの申請条件は年によって異なる場合がありますので、ご注意ください。
・帰国後の就職面接ではインパクト弱め
ワーホリ後、就職面接でワーホリの経験を話す場合、ありきたりな事ではインパクトが弱いです。
海外留学が身近になってきた今、ワーホリ経験者はさほど珍しくありません。
ワーホリ経験を就活に活かす場合、何をしたか、どんな目的意識があってどのように目標を達成したのか、
ワーホリで経験したことをどう社会人生活で活かせるのか、を明確に話せるようにしておきたいですね。
出来ればスキルを数字で明確に提示できると良いので、帰国前のTOEICやTOEFLなどのスコア取得がおススメです。
●ワーホリ後のワーホリ!?
この様に一般的に良く知られているカナダのワーホリ。
申請条件の一つである、年齢は30歳まで。(申請時)
しかし、カナダにはROワーホリというもう一つのワーホリプログラムが存在します!
このROワーホリは35歳まで申請可能!(申請時)
一度ワーホリを使った人も条件を満たしていればまたワーホリ出来ます。
こちらも枠の上限があり、埋まってしまうのがとても速いです!
予め申請を検討しておいて、募集要項について発表があり次第申請出来るように準備しておく事をおススメします。
ROワーホリについて、詳細はコチラ ⇒ ROワーホリとは?
その他のROワーホリ申請条件についてはお気軽にお問い合わせください。
●ワーホリ、何が失敗で何が成功?
ワーホリ=海外で働いて稼ぐ、にフォーカスされがちです。
では稼げないワーホリは失敗なのでしょうか?
その名の通り「ワーキングホリデー」のホリデー部分を重視したい人は、日本では体験できないホリデーを楽しむことが出来ればそれは大成功と言えますよね。
結局、ワーホリの成功、失敗を決めるのは他人ではなく自分自身。
要はどんな目的、目標を持ってワーホリするか、他人に決められる事ではなく自分が満足する過ごし方が出来ればそれが良いのでは?、と思います。
・語学学校へ行ってみたい
・英語を使って働いてみたい
・ただただ、海外生活がどんなものか見てみたい。
・北米を旅行したい
・カナダ以外にも友達が欲しい
などなど
自分の中で「ワーホリ中、これだけはやってみたい!」という軸があれば、それに向かってしっかり事前準備しておく事で自分の納得が行くワーホリの過ごし方が出来るのではないでしょうか?
他人に迷惑をかけるような過ごし方は良くないですが、ワーホリの過ごし方、楽しみ方は千差万別。
ワーホリする、しない、ワーホリの失敗も成功も自分が決める事です。
●ワーホリ経験した筆者からのアドバイス
近年日本のメディアで、「ワーホリ難民」、「ワーホリ貧困」、「ワーホリ出稼ぎバブル」などというキーワードが大きく取り沙汰されています。
特にオーストラリアのワーホリは延長も可能な事から特に厳しい現実が待っている様子です。
カナダでも仕事探しが簡単でない事に変わりはありませんが、今のところオーストラリアの現状ほどではなさそうですが、やはり資金と英語力が仕事探しの鍵となります。
ここまで色々書いた私も過去にカナダのワーホリを経験しています。
私は日本で社会人経験を経た後、学生ビザで約10か月語学学校へ通い、その後ワーホリをしました。
語学留学費用に充てるべく社会人時代に貯金、語学学校で英語力を上げて、その後ワーホリ期間は学校へ行かず最初からフルタイムで働きました。
語学学校へ通ったことで英語力も上がり、その間にトロントという街や生活にも慣れることが出来ました。
ワーホリの残り期間が長いほど採用されやすいし、今思えばワーホリ前に語学学校へ行っておいて良かったなと思います。
ワーホリを経験した私からのアドバイスは、
ちょっとでも興味があるなら、ワーホリはした方がいい!
です。
たった1年のワーホリですが、いろんな事件やトラブルもありました。
ワーホリ中にあったトラブル一例:
・バイト中にホストマザーが救急車で運ばれ、数日家に戻ってこない(家に帰ったら救急車を呼んだと、置手紙がありました…)
・シェアハウスが水漏れ、色々水浸し
・鍵を3つも付けてた自転車が盗まれる
・バイト中、店のお金を盗まれ警察署で事情聴取
・別のバイト先に泥棒が入り、後日裁判所へ証人として出廷
などなど、その他にも色々・・・
日本では経験したことが無いトラブルが沢山ありました。
トラブルには出来るだけ遭いたくないですが、今思えばパトカーも乗れたし、裁判所の中も見れたし、これこそ日本で経験できない(しなくてよかった?)事が出来た、と思っています。
良いか悪いかは別として、小さい事が気にならなくもなりますし、日本はなんとキレイで良い所だろうか、と日本の良い所に気付く事が沢山ありました。
海外で色々経験出来るうえに、日本の良い所も沢山見つけられたワーホリ。
私は経験して本当に良かったと思います。
資金があまりない、英語力も無い、でも行けばどうにかなる精神での渡航はあまりおススメしません。
でも、事前準備をしっかりした上でのワーホリは渡航する価値は大きいと思います。
弊社スタッフはみんなワーホリ経験者。
ワーホリをいかに有効活用するか、お気軽にお問い合わせください。無料相談可能です。
#ワーキングホリデー #ワーホリ #カナダ留学 #メリット #デメリット
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