カナダ トロントのコロナ関連情報まとめ【最新版】 2020年12月6日現在
投稿日:2020年12月7日(月)
更新日:2021年3月18日(木)
11月9日から12月6日までの新型コロナウイルス感染症の最新情報
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大に伴い、引き続きカナダでも様々な規制が敷かれています。
オンタリオ州を含むカナダ全域で、新型コロナウイルス感染症の感染者数は増加し続けています。
11月には新型コロナウイルスの感染抑制と経済活動維持を両立する為に、新たな枠組み「Keeping Ontario Safe and Open Framework」が発表され、実施されています。
そこで、前回の『カナダ・トロントのコロナ関連情報まとめ【最新版】2020年11月8日現在』のブログ以降にあった発表を以下にまとめました。
※本ブログは、在トロント日本国総領事館からの情報を基に執筆しています。
※※前回の『カナダ・トロントのコロナ関連情報まとめ【最新版】2020年11月8日現在』ブログ以降、変更がないものも本ブログでご確認頂けます。
オンタリオ州を含め、カナダ全体で感染者数が増え続けているみたいだね…。
残念ながら、11月の半ば以降トロントと一部エリアは封鎖段階(ロックダウン)に分類されてしまいました。
それでは、11月9日から12月6日までにあった主な発表を見てみましょう。
●11月13日、オンタリオ州政府は、コロナ対策として実施する各保健地域の5段階の制限・規制措置にかかる段階基準の見直しを行い、各保健地域の規制区分が変更となる旨発表しました。この変更は11月16日から適用されています。
●11月20日、オンタリオ州政府は、コロナ対策として実施する各保健地域の5段階の制限・規制措置にかかる地域区分の見直しを行い、トロント地域及びピール地域を封鎖段階(Lockdown:グレー)に分類する旨発表しました。この制限・措置は11月23日から適用されています。
●日本郵政株式会社は、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延に伴い、11月27日から郵便局におけるカナダ宛EMSのサービスを一時停止する旨発表しました。
本文では、前回の情報から更新があった内容には〈Updated!〉、新しく発表があった内容には〈NEW!〉という表示を入れています!
●カナダ入国制限について 〈Updated!〉
◇アメリカ以外の国からの入国
現在、カナダ人、カナダの永住権保持者とその家族以外は一部例外を除いてカナダへの入国が禁止されています。
《一部例外に含まれるケース》
学生ビザで渡航予定の方
・一度学生ビザでカナダへ入国しており学生ビザ(Study Permit)を取得済みの方/学生ビザの許可レターをお持ちの方
尚且つ
・10月20日から順次発表されている、州政府、または準州政府によって承認された COVID-19に対する準備計画(COVID-19 readiness plan)を持つ DLI (政府指定の教育機関)番号を持っている学校へ通う学生
※上記に当てはまる方が必ず入国を許可されるとは限りません。
カナダ移民省は『オンライン授業』という選択肢がある留学生の入国は受け入れない可能性がある事を示唆しています。
◇留学生の入国規制緩和〈Updated!〉
10月2日、カナダ移民省は10月20日以降、一部留学生のカナダへの入国が可能になると発表しました。
州政府、または準州政府によって承認された COVID-19に対する準備計画(COVID-19 readiness plan)を持つ DLI (政府指定の教育機関)番号を持っている学校へ通う学生が対象です。
10月20日以降の入国に関しては、今のところビザの発行日は関係はないと記載されています。
対象の学校についてはRCC(カナダ移民省)のウェブサイトに掲載されています。
→IRCC(カナダ移民省)のウェブサイトはこちらから
今後も2週間ごとに対象の学校が載っているリストの更新がある見込みです。
12月1日発表分までのトロントにある入国可能な学校リストの確認は、弊社のインスタグラムからも可能です。
※上記の学校へお申し込み後、学生ビザの取得が必要です。
※※上記の学校申し込みにより取得した学生ビザでの入国の場合も、必ず入国が許可されるという保証はありません。
※※※申し込んだ学校が提供している14日間隔離プランを利用する事が必須となっています。
ワーキングホリデービザで渡航予定の方
・一度ワーキングホリデーでカナダへ入国しており既にビザ(Work Permit)を取得済みの方
または
・ワーキングホリデービザの許可が下りているがまだ入国していない方(以下の条件を満たしている方)。
※ワーキングホリデーの許可レター(POEレター)をお持ちの場合は以下が入国の条件です。
●雇用主からのJob Offer Letter(カナダ渡航後の雇用が確約されている事を証明する書類)を持っている事
●海外旅行保険等に加入済みである事
●14日間の自己隔離後に仕事を開始する事
カナダ移民省のサイトでは、ワーキングホリデービザを取得済みの方がカナダへ再入国する場合、Job Offer Letterは必要ないと明記しています(2020年7月24日アップデート情報)。
しかし、頻繁にルール変更などが発表されていますので、今後いつJob Offer Letterが必要になるか分かりません。
その為、弊社では既にワーキングホリデービザをお持ちの方もJob Offer Letterを持って入国される事をオススメ致します。
入国に必要な条件が揃っていても、最終的な入国の可否判断は入国審査官によって下されますので注意が必要です。
現在の状況下、弊社では緊急性が無い場合の渡航はオススメしておりません。
また、症状の有無にかかわらず、入国後14日間の自己隔離を行う事が義務付けられています。
カナダ入国時に信頼出来る自己隔離計画を示す事が出来ない場合は、担当審査官により入国を拒否される可能性が高いです。
渡航前にはArriveCANアプリをスマートフォンなどへダウンロードして、渡航者や滞在先情報を入力する事が必須です。
※12月6日現在、入国禁止措置は2021年1月21日が期限となっていますが、今後延長される可能性もあります。
※※入国制限等についての詳しい情報は「Who can travel to Canada」をご参照ください。
◇アメリカからの入国 〈Updated!〉
11月20日、カナダの公安省は11月21日までとされていたカナダ・米国間の国境制限について、12月21日まで延長すると発表しました。
◇入国時にはArriveCANの登録・情報の提出が必須
カナダ政府は11月21日より最終目的地がカナダである航空便の利用者に対して、ArriveCANアプリもしくはウェブサイトでの事前登録並びに情報の提出が必須となりました。
今までも渡航時に利用が推奨されていましたが今後は必須となり、手続きが出来ていない場合は口頭での忠告もしくは最高1,000ドルの罰金が科せられます。
入国の48時間前(あくまでもカナダへの入国時の48時間前です。搭乗時ではないのでお気を付けください。)までに事前登録が必要です。
入国時には入国審査官が情報の提出がきちんとできているかの確認を行います。
Canada.ca
事前に以下の情報の登録、提出が必要です。
①渡航・連絡先情報 ②14日間の自己隔離プラン ③新型コロナウイルスの自己診断
カナダに入国後は以下が義務付けられています。(陸・海・空路いずれの入国も必須です。)
ArriveCAN上で、もしくは1-833-641-0343へ電話をして、
①自己隔離先に到着したことを報告。(入国から48時間以内)
②毎日、新型コロナウイルス感染症の症状について自己診断を行い、その報告を行う。
詳しい情報は政府発表をご確認ください。
●オンタリオ州緊急事態宣言、及びオンタリオ州やトロントの経済再開計画 〈Updated!〉
◇オンタリオ州緊急事態宣言終了後も各措置は延長
7月23日、オンタリオ州は、緊急事態宣言終了後も緊急事態の下で講じたれてきた措置を延長する事が出来る法案を採択・裁下しました。
◇新しい枠組み「Keeping Ontario Safe and Open Framework」を発表 〈Updated!〉
オンタリオ州政府は11月3日に新型コロナウイルスの感染抑制と経済活動維持を両立する為に、新たな枠組み「Keeping Ontario Safe and Open Framework」を発表しました。
この枠組みでは地域毎の感染状況や医療機関の収容能力を踏まえ、集会人数や各サービス業等の制限を5段階に区分しました。
トロント地域以外のオンタリオ州全域は11月6日にこの5段階の制限・規制措置について各保健地域の規制区分を正式に発表し、7日から同措置を開始することを発表しました。
詳細はオンタリオ州のウェブサイトからもご覧頂けます。
★5段階の区分について
感染状況や医療機関の収容能力に応じて区分が行われています。
各段階ごとに集会可能人数や、各企業が受ける制限の内容が異なります。
5段階区分-予防段階(Prevent:緑)
・集会人数:一部の公共イベント及び社交的な集まりにつき屋内10人、屋外25人まで、公共のイベント及び集まりにつき屋内50人、屋外100人まで。
・飲食業:テーブルは2メートル以上の間隔を置く。ブッフェ形式は禁止。
・運動施設:クラスは屋内50人、屋外100人まで。マシン等を用いる屋内エリアは50人まで。
・理美容業:酸素バー、蒸し風呂、サウナ等は閉鎖。
-防護段階(Protect:黄)
・集会人数:一部の公共イベント及び社交的な集まりにつき屋内10人、屋外25人まで、公共のイベント及び集まりにつき屋内50人、屋外100人まで。
・飲食業:酒類の提供は午後11時まで、営業は午前0時まで。1テーブルの着席は6人まで。利用者の連絡先の記録が必要。
・運動施設:(予防段階の措置に加え、)フェイスカバーの着用が必要。対人間隔は3メートル以上の間隔を置く。入館の予約と連絡先の記録が必要。
・理美容業:(予防段階の措置に加え、)連絡先の記録が必要。
-制限段階(Restrict:オレンジ)
・集会人数:一部の公共イベント及び社交的な集まりにつき屋内10人、屋外25人まで、公共のイベント及び集まりにつき屋内50人、屋外100人まで。
・飲食業:店内は50人まで。酒類の提供は午後9時まで、営業は午後10時まで可能。1テーブルの着席は4人まで。利用者の健康状態の確認が必要。
・運動施設:(予防段階及び防護段階の措置に加え、)1施設全体の収容は50人まで。利用は原則1時間以内。利用者の健康状態の確認が必要。
・理美容業:(予防段階及び防護段階の措置に加え、)フェイスカバーの着用が必要。更衣室、シャワー室は閉鎖。利用者の健康状態の確認が必要。
-制御段階(Control:赤)
・集会人数:すべての公共のイベント及び社交的な集まりにつき屋内5人、屋外25人。
・飲食業:店内10人まで。屋外席、持ち帰り、ドライブスルー、配達の営業は可能。
・運動施設:(予防段階、防護段階及び制限段階の措置に加え、)クラスは屋内10人、屋外25人まで。マシン等を用いるエリアは10人まで。個人及び団体競技ともに身体接触は禁止。
・理美容業:(予防段階、防護段階及び制限段階の措置に加え、)フェイスカバーの取り外しが必要となるサービスの禁止
-封鎖段階(Lockdown)
飲食店の店内サービス禁止等、経済再開計画第1段階と同様の措置。
ontario.ca
★各地域の規制区分について
*は12月7日の12:01より適用
-予防段階(Prevent:緑)
・Algoma Public Health
・Leeds, Grenville & Lanark District Health Unit
・North Bay Parry Sound District
・Porcupine Health Unit
・Renfrew County and District Health Unit
・Timiskaming Health Unit
-防護段階(Protect:黄)
・Chatham-Kent Public Health
・Eastern Ontario Health Unit
・Grey Bruce Health Unita
・Haliburton, Kawartha, Pine Ridge District Health Unit *
・Hastings Prince Edward Public Health
・Kingston, Frontenac and Lennox & Addington Public Health
・Lambton Public Health
・Northwestern Health Unit
・Peterborough Public Health
・Public Health Sudbury & Districts
-制限段階(Restrict:オレンジ)
・Brant County Health Unit
・Haldimand-Norfolk Health Unit
・Huron Perth Public Health
・Middlesex-London Health Unit *
・Niagara Region Public Health
・Ottawa Public Health
・Simcoe Muskoka District Health Unit
・Southwestern Public Health
・Thunder Bay District Health Unit *
・Wellington-Dufferin-Guelph Public Health
-制御段階(Control:赤)
・Durham Region Health Department
・City of Hamilton Public Health Services
・Halton Region Public Health
・Region of Waterloo Public Health and Emergency Services
・Windsor-Essex County Health Unit
・York Region Public Health
-封鎖段階(Lockdown:グレー)
・Peel Regional Health Unit
・Toronto Public Health
詳細については政府発表と新たな枠組みの資料をご参照ください。
◇トロント地域及びピール地域は封鎖段階へ〈New!〉
2020年11月20日、オンタリオ州政府は、コロナ対策として実施する各保健地域の5段階の制限・規制措置にかかる地域区分の見直しを行いました。
そして、トロント地域及びピール地域を封鎖段階(Lockdown:グレーゾーン)に分類する旨を発表しました。
この制限・措置は11月23日より実施されています。
28日間適用される予定ですが、今後延長される可能性もあります。
<封鎖段階(Lockdown)における制限・規制措置の内容(主要なもの)>
●集会人数:同一世帯の者を除き屋内でのすべての公共のイベント及び社交的な集まりの禁止。屋外は10人まで可。冠婚葬祭等宗教的な行事については、物理的な距離を確保することを条件に屋内外で10人まで可。
●飲食業:屋内及び屋外でのサービスの禁止。持ち帰り、ドライブスルー、配達の営業は可。
●運動施設:屋内は閉鎖。屋外は10人まで。
●理美容業:閉鎖
●小売業:例外(スーパーマーケット、食料品店、コンビニエンスストア、薬局、金物店、酒店、安全用品店等)を除き、路面での引渡しや配達のみ許可。例外を認められる小売店の収容人数は50%までとなる。
●学校:公立学校、放課前後プログラム、託児所は継続。
詳細については以下を御参照ください。
・オンタリオ州政府発表
https://news.ontario.ca/en/release/59305/ontario-taking-further-action-to-stop-the-spread-of-covid-19
・封鎖段階における制限・規制措置の詳細
https://www.ontario.ca/page/covid-19-response-framework-keeping-ontario-safe-and-open#grey
・オンタリオ州全域の各保健地域の規制区分
https://www.ontario.ca/page/covid-19-response-framework-keeping-ontario-safe-and-open
オンタリオ州内では、新型コロナウイルス新規感染者数は増加傾向となっています。
州及び各自治体で新たな制限・規制措置が取られ始めています。
感染防止の目的で講じられている措置や奨励されている措置:
- 物理的な距離の確保
- 屋内でのマスクの着用
- 感染が疑われた場合等の適切な自己隔離
- 集会人数の規制等
- 職場等各安全ガイドラインの遵守
を確実に実施する事が強く呼びかけられています。
オンタリオ州政府やご自身がお住まいの地域のウェブサイト等から常に感染情報を確認し、上記措置を遵守しつつ、これまでと同様に感染予防に努めてください。
◇薬局における新型コロナウイルス感染症検査
9月23日、オンタリオ州政府は、9月25日から州内の最大60か所の薬局において、無料で新型コロナウイルス感染症の検査を開始することを発表しました。
今後数週間において更に検査が可能な薬局を拡大する方針であるとしています。事前に予約を取る必要があります。
《詳細は政府発表とCOVID19の検査を実施する薬局のリストのリンクをご参照ください》
◇新型コロナウイルス検査センターの予約制への移行
オンタリオ州内の新型コロナウイルス検査センターは10月6日から完全予約制になっています。
《詳細は以下リンクをご参照ください》
●アクティベイト留学センターの営業形態 〈Updated!〉
オフィスは営業しているの??
11月20日の発表以降、オフィスへの出勤は控えさせて頂いております。
◇オンライン相談を受付中!
11月20日に発表された制限・規制措置を受けて、アクティベイト留学センターのスタッフは11月23日より自宅勤務させて頂く事になりました。
留学全般や進学に関するご相談については、引き続きLINE電話やスカイプ、Zoomを利用して、オンラインでのカウンセリングを行います。
ご相談がございましたら、弊社のWebサイトの右下にあるチャットから、またはLINEのアカウント、お問い合わせフォーム、メールアドレス(info@activ8education.com)へご連絡ください。
※申し訳ございませんが電話応対は受け付けておりません。オンラインでのお問い合わせをお願い致します。
※ヤマト運輸・日通の国際宅急便・別送便の荷物預かりも一時休止させて頂いております。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。
【カナダ・トロントにいらっしゃる方へ】
刻一刻と状況が変わり、トロントにいらっしゃる皆様も不安な日々を過ごされていると思います。
弊社でも出来る限り情報を集めてWebサイトやSNSで共有させて頂くよう努めております。
カナダ滞在中の皆様には、外務省からの最新情報を得る為に、”在留届”のオンライン提出と”たびレジ”登録を強くお勧めします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
【日本にいらっしゃる方へ】
以下の事をご留意の上、渡航時期をご検討頂くようお願い致します。
●入国制限・入国制限の免除対象者の最新情報
●カナダへの運航便のキャンセルなどフライト状況
●カナダ国内でのホームステイなど受入れ先確保が難しい事(自己隔離の問題だけでなく、現在スーパーなどでの買い物を頻繁の行えない事から生徒様のお世話が難しい状況)
●渡航後最初の14日間は自主隔離が義務付けられてる事
●現地渡航後でも、学校の授業はオンラインになる可能性が高い事
●様々な飲食店や施設が通常営業していない為仕事探しは困難である事
引き続き、不安な事・現地の状況で知りたい事などございましたら、お気軽にお尋ねくださいませ。
●語学学校やカレッジのキャンパス授業再開時期は?
新型コロナウイルス感染症拡散の影響は社会全体に出ており、この影響はもちろんカナダ各地の教育機関にも出ています。
公立の小中高カレッジ、そして私立カレッジや語学学校がしばらくオンラインでのみ開校していました。
◇公立学校
公立の小中高は早々に9月までの学校閉鎖が決まっていましたが、9月から学校再開に向けた計画が発表されました。
公立カレッジや大学に関しては、9月からの授業はオンラインで行われています。
2021年1月のセメスターはオンラインと対面のハイブリッドで授業の予定を発表している公立カレッジもあります。
発表の主な内容
●小学校(幼稚園から8年生)は、週5日の授業を再開する。
●リスクの低い中学校は、週5日の通常授業を再開する。
殆どの中学校においては、クラス人数が15人に制限され、対面とオンラインで交互に授業が行われる方式で新学年度を再開する。
●4学年から8学年の生徒及び学校職員は、マスク着用が求められる。
●今後も保護者の希望により、生徒はオンライン授業を継続する事が出来る。
《詳細はこちらのリンクをご参照ください》
◇私立学校・語学学校〈Updated!〉
語学学校や私立カレッジに関しては、政府からの発表も基に対面授業再開の方針を決めています。
バンクーバーにキャンパスを持つ学校は6月から、トロントでも7月以降から徐々に対面授業を再開していました。
ところが、11月20日にトロント市が封鎖段階に入るという発表を受けて、トロントにキャンパスのある殆どの学校がオンライン授業へ戻らざるを得なくなりました。
今後、制限・規制措置が緩和されて対面授業が再開した際にも、学校に通わなくても英語プログラムやカレッジプログラムを受けられる、オンライン授業は継続される予定です。
●生活について
トロントでの生活ってどうなってるの?
封鎖段階に分類された事により、以前と比べ出来る事が減ってしまいました。
さらに、一人一人の配慮によって他者の安全を守り、快適に暮らせるようにルールもあります!一緒に確認していきましょう。
◇買い物や外出〈Updated!〉
スーパーマーケットやドラッグストアなど、生活必需品を揃える買い物は可能です(詳細は上記を確認)。
路面店やモールでの買い物も可能になっていましたが、封鎖段階となったトロント地域及びピール地域に関しては、路面での受け渡し及び配達のみに制限されています。
また、トロント地域及びピール地域のレストランの屋内飲食・屋外飲食は禁止されています。
テイクアウトや配達のみ可能です。
一度に入店できる人数が限られている為、外に入店待ちの列が出来ていたり、利用には予約が必要となっている施設も多いです。
店内でも物理的距離(Social Distancing)を取るよう推奨されており、現在は屋内施設利者へのマスクの着用が義務付けられています。
店舗の外に列は出来ていますが、時間帯によってはほぼ並ばずに入店出来るようにもなっています。
◇トロント市内のアパートやコンドミニアムでのマスク着用義務化
7月29日、トロント市議会は、8月5日からアパートやコンドミニアムの共用スペース(ロビー、エレベーター、洗濯室等)でマスクやフェイスカバーの着用を義務化する条例を可決しました。
今後、他の自治体においても同様の動きがあり得ますのでご注意ください。
《詳細は以下リンクをご参照ください》
◇トロントの公共交通機関でのマスク等着用義務化
7月2日からトロントの公共交通機関(TTC)を利用する乗客に対し、マスク等の着用が義務化されています。
さらに7月7日からは屋内公共スペースにおいてマスク等の着用が義務化されています。
また配車サービスを行っているUberも乗車時のマスク着用の義務化、また乗車は後部座席のみと発表しています。
◇携帯電話アプリ「COVIDアラート」の配信開始
6月18日、オンタリオ州は人々が安全な生活を送れるよう、連邦政府と連携し新型コロナウイルスの症例管理、接触管理等のための携帯電話アプリの導入を発表。
7月31日よりオンタリオ州で配信がスタートしています。
このアプリは、AppleとGoogle Playのアプリストアから無料でダウンロードする事が出来ます。
オンタリオ州から使用が開始され、その後カナダ全域での使用を目標としています。
アプリの使用は任意です。プライバシー第一で設計されたものであり、個人情報や位置情報は収集されません。
このアプリにより以下のサービスが提供されます。
●感染者及び濃厚接触者への連絡(判明後24時間以内)
●濃厚接触者への最大14日間の自己隔離の指示
●濃厚接触者への自己隔離期間中毎日のフォローアップ
●濃厚接触者への検査の助言
《詳細は以下リンクをご参照ください》
ルールは沢山あるけど、これだけ徹底していると安心だね!
●空港利用などに関して 〈Updated!〉
◇カナダ・日本間の航空便の予定 〈Updated!〉
エア・カナダの運行状況はコチラで検索出来ます ⇒ エアカナダ・運行状況
12月6日時点のカナダ~日本間の直行便、及び経由便は以下の通りです。
●エア・カナダ
《バンクーバー・成田線》
12月
バンクーバー→成田 週3便運航 (月・木・土)
成田→バンクーバー 週3便運航 (火・金・日)
2021年1月
バンクーバー→成田 週4便運航 (月・火・木・土)
成田→バンクーバー 週4便運航 (火・水・金・日)
《トロント・成田線》
12月
運休
2021年1月
運休
《モントリオール・成田線》2021年1月:全便運休
●全日本空輸 (ANA)
《バンクーバー・羽田線》~2021年1月
バンクーバー ⇔ 羽田:週3便運航 (月・水・金)
●日本航空 (JAL)
《バンクーバー・成田線》~2021年1月
バンクーバー ⇒ 成田:週3便運航 (火・水・日)
成田 ⇒ バンクーバー:週3便運航 (月・火・土)
●エバー航空(台北経由)
※12月1日~2021年2月28日の便では、事前のPCR検査陰性証明書の提出が義務付けられています。
《バンクーバー・福岡線(台北経由)》~2021年3月
バンクーバー ⇒ 福岡:週1便運航 (木)
福岡 ⇒ バンクーバー:乗継不可※
※台湾政府により、現在台北での8時間を超える乗継は認められていません。
《トロント・福岡線(台北経由)》~2021年3月
トロント ⇒ 福岡 :週1便運航 (木)
福岡 ⇒ トロント:週1便運航 (金)
《バンクーバー・関空線 (台北経由)》~2021年3月
バンクーバー ⇒ 関空:週3便運航 (火・木・土)
関空 ⇒ バンクーバー:週2便運航 (水・金)
《トロント・関空線(台北経由)》~2021年3月
トロント ⇒ 関空:週2便運航 (木・土)
関空 ⇒ トロント:週3便運航 (水・金・日)
エアカナダ:https://www.aircanada.com/jp/ja/pacific-1
全日空:https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200206/
日本航空:https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/inter/201001_02/
エバー航空:https://www.evaair.com/en-global/index.html
航空便の運航状況は、急遽、運航休止・減便の決定がなされる可能性もありますので、常に最新の情報を入手するよう努めてください。
◇搭乗時のマスク着用義務化
エア・カナダは、チェックイン時、搭乗前、搭乗中に衛生対策を講じています。
乗客には、チェックイン時に非接触の検温、健康にかかる質問がなされ、マスクの着用はチェックイン時、搭乗前、搭乗中の全てで求められます。
◇トロント・ピアソン国際空港内におけるマスク着用の義務化
6月1日から、トロント・ピアソン国際空港は、新型コロナウイルスにかかる安全対策を実施。
ターミナル内で常時マスク又はフェイスカバー着用の義務付け(但し、2歳未満の者、呼吸困難を抱える者等を除く)、及び乗客本人以外のターミナル立入禁止を開始しました。
◇乗客への検温の義務化
6月12日、カナダ連邦政府は、航空機を利用する乗客に対して検温を義務化し、段階的に実施する旨を発表しました。
この措置は以下の通り段階的に実施されます。
○第1段階 6月30日までに、カナダ行きの国際線の出発前に、乗り継ぎの場合は乗り継ぎ地において検温が実施されます。
○第2段階 7月末までに、現在、カナダ国内で国際線を受け入れる空港として指定される主要空港(モントリオール、トロント、カルガリー、バンクーバー)の出発場所に検温を行う施設が設置されます。
○第3段階 2020年9月までに、以下の空港の出発場所に検温を行う施設が設置されます。
セントジョンズ、ハリファックス、ケベックシティ、オタワ、トロント・ビリービショップ、ウィニペグ、レジャイナ、サスカトゥーン、エドモントン、ケローナ、ビクトリア
●その他の出来事〈New!〉
◇日本の郵便局におけるカナダ宛EMSの取扱い一時停止〈New!〉
日本郵政株式会社は、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延に伴い、11月27日から郵便局におけるカナダ宛EMSのサービスを一時停止する旨発表しました。
詳細は以下のURLをご参照ください。
○一部の国際郵便物の引受再開等について(11月26日発表文)
https://www.post.japanpost.jp/int/information/2020/1126_01.html
○カナダ宛国際郵便聞の引受可否(表)
https://www.post.japanpost.jp/int/information/2020/1126_01_01.pdf
◇新型コロナウイルスに対するワクチンは?〈New!〉
イギリスでは一足先に12月8日からワクチンの接種が開始されるようですね。
12月4日、カナダ政府は、米バイオ医薬品大手モデルナの新型コロナウイルスワクチン候補の発注を4000万人分に倍増させた事を明らかにしました。
2021年内に供給されるとの事ですが、どのように配布されるか、接種の優先順位などの詳細は発表されていません。
モデルナのワクチンは当局の承認審査中との事。
米ファイザーのワクチンについては、来週中にも承認が下りると見られているそうです。
まずは高齢者や医療従事者から接種が始まると思いますが、少しでも感染拡大の抑止となり、元の日常生活に近づける事を願います!
※このワクチンについての情報はこちらの記事を参照しました。
●最新情報についてはお問い合わせを!
状況は刻一刻と変わります。
皆様が記事をご覧になっている頃には、政府からの発表が更新されて上記内容とはルール等が異なっている可能性もございます。
常に最新の情報を入手するように努めてください。
ご自分では探すのが難しい情報等がありましたら弊社へお問い合わせください!
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