【カナダ滞在延長診断】第2弾! Co-op(コープ) VS 公立カレッジ、どっち??
投稿日:2023年10月3日(火)
更新日:2024年8月19日(月)
カナダ滞在延長希望なら学生ビザ申請のPAL不要!
突然ですが、現在ワーキングホリデーまたは学生ビザでカナダ滞在中の方から沢山頂くご相談内容とは。
「カナダに残りたいのですが、どういう方法がありますか?」
↓2023年1月22日以降の学生ビザ申請ルール変更について↓
●おススメはカレッジ進学!
滞在延長をしたい理由は十人十色。
現在のステイタス(学生ビザ?ワーキングホリデー?…etc.)も人それぞれ。
そんな中でも、
●出来れば学校に通って専門スキルを身に付けたい
●資金にも限りがあるのでアルバイトは必須
●まだ分からないけれど移民したいという気持ちも少しある
このような皆さんにはカレッジ進学をお勧めしています。
一度日本へ帰国して準備を整えてカナダ戻ってくる方法もあるけれど、
「カナダを出たら滞在し続けたい気持ちが変わる気がして…。」
はい、そうおっしゃる方も多いです。
とりあえず帰国して、モチベーションを保てなかったり、日本の生活が楽しくなったりで、残念ながらカナダに戻って来ない組も沢山見てきました。
その選択が正しいかどうか、それは誰が決める事でもありません。
しかし弊社では、出来れば”カナダに滞在し続ける道”を一緒に模索したいと思っています。
ただ、帰国せずにこのまま滞在し続けるスケジュールが可能なのか、気になるところですね。
今回は、滞在延長したい方の中でも【カレッジ進学】を目指す方に向けてCo-op(コープ)と公立カレッジの比較を行います。
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※弊社ではカナダ移民に関するご相談を受け付ける事は出来兼ねます。ご希望に応じて提携コンサルタントのご紹介が可能です。
※移民=永住権、Permanent Residence、PRと表現される事もあります。本ブログでは「移民」表記で統一しています。
※本ブログ上では便宜上「学生ビザ」「就労ビザ」と表記していますが、実際には「就学許可証(Study Permit)」「就労許可証(Work Permit)」です。
●まずはCo-op(コープ)と公立カレッジの違いをおさらい!
私達がいわゆる【Co-op(コープ)留学】と呼んでいる留学スタイルは、私立カレッジのCo-op(インターンシップ/実習)付きプログラムを受講する事です。
そして、【公立カレッジ留学】は、カナダの各州が運営・管理するカレッジへ進学する留学スタイルです。
私立カレッジのCo-op(コープ)プログラムでは、学生としてインターンシップ(有給/無給)が可能で、期間中にアルバイトもOKです。
但し、卒業後には特に就労ビザなどの申請資格は得られません。
一方、公立カレッジを卒業すると、Post-Graduation Work Permit(PGWP/ポスグラ)という就労ビザを最長3年間取得する事が可能です。
ポスグラについての最新情報はIRCC(カナダ移民省)のページでご確認ください。
●比較ポイント①:開講日は?
■Co-op(コープ)プログラムの開講日
カレッジやプログラムによって様々。
2-3ヶ月に開講という事もあれば、毎月開講という場合もあります。
入学のチャンスが沢山あるので、現在お持ちのビザの期限が迫っている場合にはスケジュールが立てやすいです。
■公立カレッジプログラムの開講日
メインの開講月は9月。そして1月に開講する事も多いです。
数はあまり多くありませんが、5月に開講されるプログラムもあります。
私立カレッジのプログラムと比べ開講日が圧倒的に少ないのがデメリット。
例えば、今年の12月にワーキングホリデーが終わるけれども来年9月の入学を目指したい場合、「こんなに先の入学なのにビザの延長が出来るのか?」という点が不安要素にはなってきます。
●比較ポイント②:必要な英語力は?
■Co-op(コープ)プログラム入学に必要な英語力
一般的には、TOEFL iBT: 45~ /IELTS Academic: 4.0~ (学校、プログラムによって異なる)など比較的取得しやすいスコアです。
IT系やビジネスマネジメント系のプログラムは少し高めの設定である事も多いです。
■公立カレッジプログラム入学に必要な英語力
通常、2‐3年のDiplomaプログラムはTOEFL iBT: 80 /IELTS Academic: 6.0、
Graduate CertificateプログラムはTOEFL iBT: 88 /IELTS Academic: 6.5とさらに高い英語力が求められます。
Graduate Certificateを目指す場合は、語学学校のパスウェイプログラム利用でも、卒業時の成績要件などが厳しくなる事が多いです。
●比較ポイント③:授業料などかかる費用は?
■Co-op(コープ)プログラムにかかる費用
2年以上の長いプログラムもありますが、ここでは一般的な1年(6ヶ月座学+6ヶ月インターンシップ)のプログラムの例をご案内します。
平均の授業料は$10,000程度で、入学金や教材費などでプラス$1,000程かかります。
ですが、学校からの割引プロモーションや奨学金が出ている場合は、8,000カナダドル(約87万円 ※)以下など破格になる事も!
それでも決して安い金額ではありませんが、1年間も滞在出来てアルバイトも可能、有給インターンシップの道も開けるなら悪くないですね。
※1カナダドル=$109で計算
■公立カレッジプログラムにかかる費用
「公立のほうが安いでしょう?」というイメージをお持ちの方も多いです。
ところが、カナダの公立カレッジが設定している留学生向けの授業料は実はお安くはありません。
授業料と諸費用を合わせると、年間$19,000近く、プログラムによっては$20,000を超える事もあります。
とは言え、卒業後に最長3年間の就労ビザが取得出来る事を考えれば決して高すぎる金額ではありませんね。
●比較ポイント④:卒業後にカナダで就職したい?移民は?
■Co-op(コープ)プログラム卒業後の就職・移民の可能性は?
Co-op(コープ)の就労ビザは学生ビザに付随している為、あくまで「学生」という位置づけです。
卒業後に特に就労ビザを申請出来る資格が得られるわけではありません。
また、プログラム受講期間のアルバイトやインターンシップ期間の就労については移民申請の際の就労期間ポイントになりません。
つまり、卒業後に就労ビザがないので就職活動はそもそも不可、移民申請も難しいという事になります。
ただ職種によっては、アルバイト先やインターンシップで就労ビザ取得サポートのオファーを受けられる可能性もあります。
そうなれば、移民申請に繋げる事も不可能ではないでしょう。
■公立カレッジプログラム卒業後の就職・移民の可能性は?
卒業後に最長3年間のPost-Graduation Work Permit(PGWP/ポスグラ)という就労ビザ申請が可能。
カナダのどの業界のどんな職種にも就く事が可能です(採用条件に「カナダ人」「永住権保持者」などがない限り)。
3年間の就労期間中に、カナダへ移民申請する為の条件が揃えられる可能性も高くなります。
何が何でもカナダに移民したい方には公立カレッジ進学をおススメしています!
「今の英語力だとカレッジ進学にたどり着けるのはいつ頃なんだろう…?」
「どれくらいの資金を必要なのか全く見当がつかない」
「自分の想定しているプランや費用感が現実的なのか確かめたい」
などとお悩みの方、カナダ留学のプロフェッショナル、アクティベイト留学センターにお任せください!
今回も沢山の方からのお問い合わせをお待ちしております!
#カナダ留学 #公立カレッジ #Co-op #滞在延長 #PAL
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