【カナダ移民】カナダの永住権取得を目指そうー美容師編ー
投稿日:2021年3月30日(火)
世界的にも技術レベルの高い日本の美容師さん、カナダで活躍も夢じゃない!
毎年沢山の日本人の方が留学やワーキングホリデーでカナダにもいらっしゃいます。
その中でもこれまで弊社でもサポートをさせて頂くことが多い、日本での職種の一つが美容師さん!
日本人の美容師さんの繊細な技術は、カナダのみならず世界中から認められています。
また、カナダにワーキングホリデーでいらした日本人美容師さんにお話を聞いていみると、
日本とは比べ物にならない程の人種が住むカナダでの美容師のお仕事は、学びも多くとてもやりがいがあるそうです。
そんな魅力にはまってしまい、カナダに移民をしたい方も続出!
今回は、『美容師』という職種にスポットをあてて、お勧めの移民プランをご案内します!
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※弊社では移民のご相談を直接お受けすることは出来ませんが、ご希望に応じて提携コンサルタントのご紹介が可能です。
※本ブログでは日本で美容師としての経験がある方という前提でのご案内をしています。
※本ブログは移民をお約束するものではなく、あくまでも参考としてお読みください。
■カナダの美容師資格について
日本では美容師として働く為には、美容師国家試験に合格し美容師免許を取得する必要があります。
それではカナダにワーキングホリデーで渡航した際に、美容師として働けるのでしょうか?
実は国が広いカナダでは、州ごとの法律に基づき美容師資格が必須の州と任意の州に分かれます。
美容師資格が必須な州
・Ontario(トロント)
・Manitoba
・Alberta
・Saskatchewan
・Nova Scotia
美容師資格が任意な州
・British Colombia (バンクーバー)
・Prince Edward Island
・Quebec(モントリオール)
・New Brunswick
・Newfoundland and Labrador
・Yukon Territory
・Northwest Territories
・Nunavut Territory
※全ての州で通常、高校卒業程度の学歴と3,500時間の美容師としての経験(実習でもOK)が必要です。
カナダで美容師になるには英語力のテストはありませんが、接客をする中でやはり中級以上の英語力があることが望ましいです。
●オンタリオ州の美容師資格を取得
トロントのあるオンタリオ州で美容師として働きたい方は、ワーキングホリデーなどの短期間の就労であっても美容師資格の取得が必要です。
オンタリオ州の美容師資格を取得する場合、通常は日本で美容師として働いた経験を証明することで、カナダの研修等は免除となります。
しかしながら、筆記試験を受ける必要があります。
この試験は選択問題形式で、英語が苦手な場合は翻訳者、通訳者を試験に同行させることが可能です。
詳しくはオンタリオ州のページをご参照ください。
※弊社ではオンタリオ州の美容師資格の取得についてのご質問はお受付出来ません。
■なぜ美容師という職業はカナダの移民に適しているのか
カナダに移民をする為には勿論色々な条件があります。
その中でも大事になってくるのが、カナダ国内外での職歴です。
この職歴は当然ですが何でもよいのではなく、NOCと呼ばれる職業分類リストにある0、A、Bというレベルに振り分けられた職種での経験が必要です。
美容師が分類されているHairstylists and barbers(NOC6341)というカテゴリーはスキルレベルBの為、移民の必要条件と一致します。
更にこのHairstylists and barbers(NOC6341)は、美容師は勿論のことながら、美容師見習いなども含むためアシスタントなどで働いた期間もスキルレベルBの職歴として換算することが可能です!
■移民申請の条件を満たす為の方法
●ワーキングホリデーが使える方
ワーキングホリデービザを利用することが出来る方は、1年間丸々仕事をすることが出来れば、そのまま移民申請も可能です。
2021年度のワーキングホリデービザの申請にはジョブオファー(内定)が必要です。
日本からカナダの美容院の求人を見つけて仕事を得てから、ワーキングホリデービザの申請を行いましょう。
カナダへの渡航後、既定の自己隔離期間後すぐに仕事をすることで、移民申請の権利を得られる可能性があります。
または、ワーキングホリデー後に就労ビザの取得(切り替え)を仕事先にサポートしてもらえるチャンスも十分考えられます。
接客英語に不安がある方や、実際に自分の目で見てから就職活動をしたい方、
そしてオンタリオ州のような美容師資格が必要な州で働きたい方は、
一度、語学学校に学生ビザで通い、その後ワーキングホリデービザに切り替えを行うこともおススメです!
※移民申請時にも英語力の証明が必要です。
語学学校の無料お見積りはコチラからお問い合わせ下さい。
●ワーキングホリデーが使えない方
「カナダのワーキングホリデー制度を既に使ってしまった!」
「年齢的にもうワーキングホリデービザの申請が出来ない!」
という方にはCo-op留学や公立カレッジ留学がおススメです。
◆Co-op留学とは
Co-op(コープ)留学とはカナダの私立カレッジに通い、プログラムの後半にインターンシップを行うことが出来る人気の留学スタイルです。
プログラム後にPost Graduation Work Permit※と言う、就労ビザの申請は出来ません。
しかし美容師という専門職の場合Co-op(インターンシップ)期間の働きにより、勤務先のお店がスポンサーとなり就労ビザの取得も期待が出来ます。
基本情報
・18歳以上であれば年齢に上限が無く参加可能
・1年間の平均授業料、約$9,000(約77万円)
・私立カレッジで専門スキルを学ぶことが出来る
・英語中級レベルから参加可能
・プログラムが毎月、隔月など頻繁に開講される
・プログラム期間中、週20時間アルバイトが可能
・Co-op(インターンシップ)経験が出来る
メリット
・留学費用が比較的お手ごろ
・半年~2年程度と自分に合った期間が選べる
・海外での就労経験を得られる
・英語力が中級から参加出来る
・履歴書に書ける留学
デメリット
・学べるプログラム分野の種類が少ない
・Co-op期間中の職歴がカナダの移民申請時に換算されない
・プログラム修了後に就労ビザ(Post Graduation Work Permit※)が申請出来ない
Co-opプログラムについての詳細や無料お見積りはコチラからお問い合わせ下さい。
無料Co-opセミナーの動画ご希望の方はコチラからお申し込み下さい。
◆公立カレッジ留学とは
公立カレッジ留学とは、カナダの州立のカレッジへの進学を目的とした留学です。
卒業後に就労ビザ(Post Graduation Work Permit※)の取得出来る可能性が高い為、移民に必要なカナダでの就労経験を得て移民につなげやすいです。
基本情報
・基本的には高校卒業、もしくはそれと同等の資格保持者が通う。(資格が無い場合でも19歳以上で試験を受けて入学も可能)
・1年間の平均授業料(保険含む)、約$17,000(約145万円)
・州立カレッジで専門スキルを学ぶことが出来る
・上級レベルの英語力が必要
・プログラム開始月は9月、1月、5月だが、年に1回の開始月のプログラムもある
・プログラム期間中、週20時間アルバイトが可能
・卒業後に就労ビザ(Post Graduation Work Permit※)の申請が可能
メリット
・現地の生徒の割合が高い
・専門的なスキルや知識を深く学ぶことが出来る
・卒業後に就労ビザ(Post Graduation Work Permit※)の申請が可能
・卒業後に現地での就職の可能性が高い
・履歴書に書ける留学
デメリット
・入学時に高い英語力が必要
・学費が高め(大学よりは安い)
・プログラム開始月が限られている
・受講期間は通常2年間と長期間
公立カレッジ留学についての詳細や無料カウンセリングのご依頼はコチラからお問い合わせ下さい。
※Post Graduation Work Permitカナダの公立カレッジ(または大学)を卒業すると、Post-graduation Work Permit(PGWP)という就労ビザを申請する事が出来ます(通称”ポスグラ”)。
卒業後に最長3年間カナダで就業することが可能です!
★ポスグラの期間は、カレッジや大学のプログラム期間に応じて異なります。
8ヶ月プログラム(2セメスター) → 8ヶ月~1年間のポスグラ
2~4年プログラム(4~8セメスター)→ 3年間のポスグラ
■どの方法が一番確実?
美容師さんが移民したい時には、その高いスキルから色々な移民までのプロセスが考えられます。
今回はワーキングホリデーやCo-op留学後に就労ビザを取得することもご案内しました。
しかしながら就労ビザ取得は会社のサポートを得ること、そして移民省を納得させることが必要な為、容易なことではありません。
より堅実に移民計画を立てられたい場合には、公立カレッジへの進学をおススメ致します!
カナダ・トロント公立カレッジ留学、Co-op留学・語学留学についてのお問い合わせはお気軽に!
※弊社ではビザや移民申請に関するお問い合わせにはお答え出来兼ねますことご了承ください。
ご希望に応じて専門家をご紹介させて頂きます。
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