【公立カレッジ】入学のチャンスがいっぱい!カナダがアメリカより留学しやすいワケ。
投稿日:2025年6月6日(金)
更新日:2025年7月2日(水)
アメリカの学生ビザ入手は困難…
入学・渡航しやすいカナダのカレッジ進学のメリット・デメリットを解説
アメリカやカナダ、北米の大学・カレッジへ進学して国際競争力を付けたい!という方は多いと思います。
ただ、最近の世界情勢の変動は目まぐるしく、それに伴い、入国やビザ取得に関するルールが大幅に変わり翻弄されてしまうことも…。
北米留学するには高い英語力や資金だけでなく、情報収集と抜かりない準備も必要です。
アメリカの学生ビザ取得が大変になったって聞いたけど、カナダはどうなんだろう??
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※便宜上「学生ビザ」と表記していますが、実際には「Study Permit(就学許可証)」です。
●アメリカの学生ビザ、取得が困難ってホント?
2025年5月末、「アメリカの大学留学の為の学生ビザが申請が難しくなるらしい…」というニュース(※1)が飛び込んできましたね。
内容としては、申請出来ないというわけではなく「審査のための面接の新規受け付けが停止されている」とのこと。
まだ申請をしていなかった候補者にとってはあまりにも無慈悲な、突然の決定だったことでしょう。
※1:参照ページ:日本の米大使館でも留学生ビザの面接 新規受け付け停止 外務省
外務省の「米国の学生査証(ビザ)の発給状況を巡るQ & A」ページ(※2)の一部を引用します。(2025年6月6日確認時)
報道によれば、全世界の米国大使館において、学生査証(ビザ)を発給するための面接の新規予約が停止されていると聞きました。在日米国大使館は、学生査証を発給してくれるのでしょうか。
在日米国大使館から聴取したところによると、学生査証取得のための面接の新規予約に係る事実関係は以下のとおりです。
(1)現在、米国政府による新たな措置が示されるまでの当面の対応として、在日米国大使館においては、学生査証取得のための面接の新規予約を一時的に停止している。
(2)ただし、既に予約済みの面接については予定どおり実施されている。
(3)また、学生査証の申請自体は引き続き受理している。ただし、面接の新規予約はできない。
上記他、いつ面接の新規予約が出来るようになるのか、予約が一時停止されている対象の査証(ビザ)の種類などの情報が記載されています。
今後も情報のアップデートがあるかと思いますので、定期的に確認されると良いでしょう。
※2:参照ページ:外務省 米国の学生査証(ビザ)の発給状況を巡るQ & A
※2025年6月23日追記:アップデートがありました※
現地時間6月18日、米国務省は新しい指針に基づき学生査証等の申請のための面接予約を近く再開すると発表しました。査証(ビザ)は、米国政府が発給するものであり、面接予約等詳細は在日米国大使館に御確認いただき、最新情報を入手いただくようお願いします。
●カナダの学生ビザ申請は簡単?
さて、カナダはと言うと、もちろんカレッジや大学進学の為に渡航する際には絶対に学生ビザ申請が必要です。
入国時に学生ビザ許可レターや入学許可証などの書類を提示して、正式な学生ビザを発行してもらわなければなりません。
日本のパスポートをお持ちの方の場合、原則渡航前の面接などはなく、取得が難しいものという印象はありません。
とは言え、カナダの学生ビザ申請の際にいくつか念頭に置いて頂きたいルールはあります。
- PAL/TALが必要
- Biometrics:バイオメトリクス=生体認証登録が必要
- プログラム選びは慎重に:卒業後の就労ビザ(PGWP)申請が可能なプログラムが限定されている
2025年6月25日、就労ビザ(PGWPまたはポスグラ)の申請が可能なプログラムリストに変更がありました。
大まかな変更点は以下の通り。
●医療・社会福祉、教育、熟練技能 (health care and social services, education and trades)といった主要分野において、新たに119の専攻分野が追加されました。
●長期的な労働力不足に陥っている職業に関連しなくなった178の専攻分野が削除されました。
変更の結果、カレッジ卒業後の就労ビザ取得の対象となる専攻分野は現在920分野となっています。
なお、2025年6月25日以前に学生ビザを申請した方は、申請時に専攻分野がリストに含まれていた場合、その後その分野が削除されたとしても引き続き就労ビザ取得の対象となるとの事。
参照:IRCCニュースリリース Update on field of study requirement for post-graduation work permits
各カレッジでも現在確認作業中です。情報が精査出来次第、弊社ブログ等アップデート致しますが、必ずご自身でもカナダ移民省(IRCC)のページ等で最新情報をご確認ください。
それでは、その他の【留学するならカナダがおススメ】な理由を見ていきましょう!
●カナダのカレッジが開始するのは9月だけではない!
北米の専門学校や大学の入学時期は9月。
そして、5月から8月はがっつり夏休み、というイメージですよね。
カナダもやっぱりカレッジの入学は9月なの?
メインは9月ですが、1月、5月にも入学出来るんですよ。
カレッジは1月にも入学出来るという情報に驚いたことがある方はいらっしゃると思います。
さらに、、、カナダのカレッジにはなんと5月に入学出来るプログラムもあるというのは結構知られていないかもしれません。
一般的な9月入学の場合は・・・
・セメスター1:9月~12月
・セメスター2:1月~4月
・夏休み:5月~8月
・セメスター3:9月~12月
・セメスター4:1月~4月
というスケジュールで進み、1年目と2年目の間に約4ヶ月の夏休み期間が入ります。
5月入学の場合は・・・
・セメスター1:5月~8月
・セメスター2:9月~12月
・セメスター3:1月~4月
・セメスター4:5月~8月
となり、スケジュールの間に夏休みが入りません。
※セメスター=学期
メインの開講日は9月なので、プログラムの選択肢が多いのはやはり9月です。
そして、9月には開講しても1月には開かないプログラムも多く、5月はさらに選択肢が少なくなるというのは正直否めません。
ですが、
入学要件である英語力証明や書類の発行が間に合わず9月入学を逃した…。
さらに1月入学も逃した…。
だけど入学まで数ヶ月~1年も待てない!!
という方には5月入学のオプションがあるのは本当にありがたいですよね!
だからカナダに来る留学生が後を絶たないというワケなのですね~。
●カナダのカレッジ5月入学、4つのメリット
他にも5月入学のメリットがありますので見ていきましょう!
■メリット①:夏休みがない為早く卒業出来る!移民にも有利!
夏休みはフルタイムでアルバイトが可能なカレッジ留学生。
それなのに働かないのはもったいないような気もしますね。
でも本当にそうでしょうか?
授業のない期間に家賃を支払いながらアルバイトするより、
夏休み返上で授業を受けて早く卒業、本就職に向けて活動したほうが結局稼げるような気がしませんか?
2025年5月に2年のDiplomaプログラムに入学したら卒業は2026年8月。
あっという間~!
また、カナダに移民申請する際には年齢の若さも重要なポイントとなってきます。
さっさと修了出来る5月開始プログラムは、カナダ移民申請を目指しているけれど年齢が心配な方の強い味方とも言えます!
■メリット②:学生が少ないのでキャンパスをゆったり使える
上述通り、開講プログラムが少ない分学生も少ないセメスターとなります。
その為普段は学生でいっぱいの図書館やカフェテリアなどをゆったり使うことが出来ます。
グループワークやランチタイムの席取りが楽で良いですよ!
空いている席を探してノートパソコンや重たいテキストを持ってウロウロ…。
地味に大変そうだもんね~。
■メリット③:学生寮やシェアハウスなど滞在先がアレンジしやすい
これも学生が少ないからこそ受けられる恩恵です。
夏休み明けの9月には競争率の高い学生寮やロケーション抜群のシェアハウス。
早めに動かなければ部屋を押さえることが難しいです。
ですが、5月開講でしたらそれほど焦らなくても滞在先が簡単に見つかる可能性が高いです。
■メリット④:求人も冷え込む冬を避けて求人マーケットへ!
カナダ、特にトロントの冬は寒さが厳しく動くのがちょっと億劫になってしまいます。
その為求人の動きもスローになりがちです。
しかし5月入学→8月に卒業なら、求人マーケットの動きが活発な夏に向けて就職活動が可能です。
卒業後すぐにインターンシップをしたい場合にも最適なタイミングですね。
インターンシップ後は冬になりますが、新年早々の求人はわりとあるものなのでそこを狙っていきましょう。
●カレッジ5月入学のデメリットはある?
開講プログラムが少ないという以外にもデメリットはあるのでしょうか?
デメリットもあるにはありますが、実はメリットとも言えるものばかりです!
■デメリット?①:履修登録の際選べる時間帯が少ない
履修登録とは、受講するプログラムの必修コースを選び1週間の授業スケジュールを組む作業です。
朝8時台のコースもあれば、夕方遅く17時にスタートするコースもあります。
9月開講の場合は学生数も多いので選べる時間帯が沢山用意されていますが、学生数の少ない5月は選ぶも何も一択しかない場合も…。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
でも実はこれ、結構メリットだと思います!
結局授業が開始するまでベストな時間割なんて見えて来ないものです。
履修登録の際に「この時間帯にバイトを入れて、、、ここでお昼を食べて、、、」なんて迷わないで良い分楽ですよ!
一択しかなければ、取りたい時間帯が埋まっていた、受けたい教授の授業が満席だった…そんな悔しさとも無縁です。
■デメリット?②:現地の学生が少ない
現地のカナダ人学生は9月入学を目指すのが一般的です。
その為、5月開講プログラムには留学生が多くなる傾向にあります。
「カナダ人と友達になりたいのに…」なんて声も聞こえてきそうです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
現地のカナダ人学生とのキャンパスライフ、憧れますよね。
ですが、率直に言って、留学生が多いほうが気楽に受講出来ると思いますよ!
英語が第二言語の留学生にとっては英語ペラペラのカナダ人と絡むのは勇気がいるもの。
また、英語ネイティブのカナダ人とレポートを比較されれば見劣りもするでしょうが、他の留学生との比較なら何とかなります。
しかし留学生とは言えみんな英語力は上級です。
楽に良い成績が取れるという意味ではありませんのでご注意を…。
卒業後にカナダで就職すればカナダ人と絡む機会は山ほどあるもんね~
■デメリット?③:キャンパス内のイベントが少ない
本来は夏休みの期間である上、全体の学生数が少ない時期なので仕方がないことですが、学生の為のイベント開催が少なめです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
学生の本分は勉強です。
集中出来る環境で良いのではないでしょうか?
キャンパス内のイベントは少ないかもしれませんが、特にトロントなどの都市部では毎週末のように夏恒例の野外イベントが開催されています。
息抜きにクラスメイトと出かけると良いと思いますよ!
トロントのイベントカレンダーがご覧頂けます!
バンクーバーのイベントカレンダーがご覧頂けます!
●まとめ:カナダのカレッジ5月入学にはほぼメリットしかない!
おさらいすると、、、
カナダのカレッジにはなんと5月に入学出来るプログラムもあります。
開講するプログラムが少ないのだけはネックですが、後はメリットしかないくらい穴場的セメスターなのです。
メリット7つのおさらい
①夏休みがない為早く卒業出来る!移民にも有利!
②学生が少ないのでキャンパスをゆったり使える
③学生寮やシェアハウスなど滞在先がアレンジしやすい
④求人も冷え込む冬を避けて求人マーケットへ!
⑤履修登録の際選べる時間帯が少ないので迷わずに済む
⑥現地の学生が少ない為留学生同士気楽に受講出来る
⑦キャンパス内のイベントが少ない分勉強に集中!
●急いで!2026年5月開講プログラムの出願受付は開始しています
1年近く先の話なので余裕で出願出来ると思いがちですね。
しかしながら、公立カレッジの出願受付は1年以上前から始まることもあります。
現にすでに来年の5月開講プログラムの出願受付を開始しているカレッジも多いです。
今年9月の入学、来年1月の入学を諦めていたあなたも、5月に興味のあるプログラムが開講しているかどうか一度調べてみる価値はありです!
プログラム探しはアクティベイト留学センターでお手伝い出来ます♪
英語力証明の為にテストを受けたり、高校や大学へ書類の件で問い合わせたり、パスポートを更新したり、、準備に時間がかかる可能性もあります。
思い立った今、無料相談をご利用ください!
○おまけ:ロードマップ無料作成キャンペーン実施中
2023年に実施してご好評を頂きましたキャンペーンを、2025年も5月だけの期間限定でオファーしております! ⇒締切日を2025年7月31日に延長!
カナダの公立カレッジ進学希望者への本科プログラム進学までに必要な
・英語力アップにかかる期間
・その期間に応じてカレッジ入学が可能な学期(セメスター)
・申込み→ビザ申請→カナダ渡航→語学学校開始時期→カレッジ入学時期の具体的なスケジュール
・スケジュールに応じた大まかな予算
を分かりやすく解説した、あなただけのカナダカレッジ留学ロードマップをプレゼントします!
お気軽にお申し込みくださいね。
#カナダ留学 #アメリカ留学 #公立カレッジ #大学 #学生ビザ
最近のブログ
-
2025年6月30日(月)
-
2025年6月27日(金)
-
2025年6月11日(水)
-
2025年6月6日(金)
-
2025年5月30日(金)
-
2025年5月22日(木)