【カナダ・トロント留学】留学費用送金方法:その② ~Wise(旧TransferWise)~
投稿日:2021年5月26日(水)
アカウント作成しておけば、渡航後でも簡単に日本から送金出来る!
ほとんどの場合、海外送金には、送金する際の手数料・海外送金手数料と受け取る際の手数料・海外送金受取手数料がかかります。
利用する金融機関や送金ポータルによってこの手数料が大きく異なります。
留学にかかる費用についてはコチラから⇒「留学にかかる費用って?」
以前弊社のブログで海外送金方法の一つとしてPayMyTuitionをご紹介しました。
今回は「Wise(ワイズ)【旧 Transferwise:トランスファーワイズ】」をご紹介します。
何と言ってもWiseを使うメリットは操作が簡単な事と、手数料の安さ!
アカウントを作成しておけば、アプリから簡単に送金出来ます。
●Wiseって何?
Wiseとは通常の海外送金とは異なり、為替手数料が発生しない国際送金サービスポータルです。
海外送金という名目ですが、日本から送金する場合、実際には利用者はWiseが持っている日本の口座へ送金します。
日本のWiseの口座への入金が確認出来たら、送金先の国のWise口座から受取人の口座へ送金するという仕組みです。
なので、実際に利用者が海外送金をしている訳ではないので手数料が発生しないのです。
(2021年5月現在)
ナルホド~と思うけど、このアイデアが思い浮かぶってすごいね。
創業者も高い国際送金手数料に悩まされていた経験からこのアイデアが生まれたみたいですよ。
●Wiseを使う利点
・シンプルで簡単な手続き
・手数料が安い
・他の金融機関との比較が出来る
・銀行へ行かなくても送金可能
・多言語サポート有
・受取側にもメールで入金予定のお知らせが届く
・入金までが早い
・アプリからも送金出来る
●利用方法の解説
《まずはこちらを準備しておきましょう》
■パソコン、またはタブレットとスマートフォン
※アカウント作成時に本人確認として自撮りが必要な為スマートフォンが必要です。
■裏表紙に住所記載欄(所持人記入欄)があるパスポート/有効な運転免許証/マイナンバーカード のいずれか
※日本在住の場合、マイナンバーまたはマイナンバー通知(紙製)カードは必須です。
■手のひらサイズの紙とペン
※確認番号を紙に書いて、番号と一緒に自撮りした写真登録が必要です
《送金の手順は以下の6ステップ》
①Wiseアカウントの作成
②送金額を入力
③受取人口座情報を入力
④本人確認
⑤指摘先の口座へ入金
⑥Wiseから送金先へお金が振り込まれて完了
●実際の手続きを見ていきましょう
① Wiseアカウントの作成
まずはWiseウェブサイトへアクセス ⇒ https://wise.com/jp
《1》ページ右上から、「日本語」を選択、「会員登録」をクリック
《2》 メールアドレスとパスワードの設定
「個人アカウント」を選択。メールアドレスとパスワード決めて入力し居住国を選択する。
②送金額を入力
《1》 送金先の国を選択、送金額を入力
今回は例として日本からカナダへ$5,000を送金する事にします。
送金額が$5,000の場合、受取額部分に5000と入力、日本円での送金額が自動表示されます。
必要情報を入力したら「送金手続きへ」をクリックして次に進みます。
《2》 送金の種類を選ぶ
送金者の個人口座から送金をする場合は「個人アカウント」を選択します。
《3》必要情報を入力
送金者情報を入力します。
電話番号は国番号(日本:81)から入力します。
「ご登録の住所」で、日本に住んでいる場合は「国」で日本を選択します。
すべて入力したら「送金手続きへ」をクリックして次に進みます。
③受取人口座情報を入力
《1》送金先を選択
送金先を選びます。
本人の口座へ送金の場合は「自分自身:Myself」を、エージェント等へ送金する場合は「法人・団体:Business or Charity」を選択します。
今回は「法人・団体:Business or Charity」を選択します。
《2》受取人情報を入力
受取人のメールアドレスを入力します。(省略可)
受取人の口座名を入力します。
(会社名であっても数字は入力出来ません。Activ8 Educationの場合⇒Activeight Educationと入力します)
口座情報が分かっている場合は、「受取人の口座情報を知っています」にチェックマークを入れて送金先口座情報を入力します。
《3》受取先の口座情報を入力
・銀行番号:Institution No.
・トランジット:Transit ※
・口座番号:Account No.
を入力します。
口座種類は指定が無ければ「チェッキング:Chequing」を選択します。
「確認:Confirm」をクリックして次に進みます。
※トランジットは、支店番号:Branch Numberと表示している場合もあります。
詳細は請求書発行元へご確認下さい。
④本人確認
《1》本人確認の為に必要なものを揃える
・日本政府発行の本人確認書:パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど
※登録した日本の住所が記載されているもの
・手のひらサイズの紙とペン
・カメラ付きスマートフォン
・マイナンバーカード、またはマイナンバー通知カード
以上4つ全てが揃っていたら「手続きを進める:I have these 4 things」をクリックして次に進む。
《2》承認手続き
スマートフォンで表示されたQRコードを読み取るか、スマートフォンのブラウザからURLへアクセスする。
Wiseへログインし、指示に従って手続きを進める。
「開始する」をクリックして次に進む。
《3》本人確認方法を選ぶ
・マイナンバーカードがある場合:
マイナンバーカードのみで本人確認完了
・マイナンバーカードが無い場合:
有効な運転免許証、パスポート、在留カードで本人確認をする
※日本在住の場合マイナンバー通知カード、もしくは住民票が必要です。
※マイナンバーカードを持っていない場合
(マイナンバーカードで本人確認をする場合も写真の撮り方は以下と同じです)
《1》本人確認出来るものを一つ選ぶ
(有効期限切れのもの、裏表紙に住所記載欄(所持人記入欄)が無いパスポートは使えません)
《2》指示に従い3種類写真を撮る
例:運転免許証を選択した場合
(画面に表示される指示ラインに沿って写真を撮る)
①:運転免許証の表面と上部右にある認証コード(4桁の数字)を紙に書いて一緒に写真を撮る
②:運転免許証を傾けて厚みが分かるように写真を撮る
③:運転免許証の裏面を写真に撮る
3つ全て写真を撮ったら「3つの写真を撮影しました」をクリックして次に進む。
《4》4桁の認証コードと一緒に写真を撮る
紙に書いた認証コード(○✖△◇)と自分の顔を写真に撮る。
※数字と顔がクリアに写っている事。
「続行:Continue」をクリックして次に進む。
《5》マイナンバーカード関連書類の選択
以下のいずれかを選択する。
①:マイナンバー通知カード (緑色の紙製カード)
②:マイナンバーカード (プラスチック製のICチップ付きカード)
③:個人番号が記載されている住民票 (発行日から6ヶ月以内のもの)
④:現在、日本に居住していない (マイナンバー関連書類の提出免除となる)
⑤指定先の口座へ入金
《1》送金の目的を選択
選択肢の中から最も近い理由を選ぶ。
「次へ:Submit」をクリックして次に進む。
《2》送金内容の確認
送金内容を確認する。今回は日本円で454,605円の送金が必要です。
「確認して続行」をクリックして次に進む。
《3》利用規約へ同意
利用規約を確認、「規約に合意します」にチェックを入れ、「確認:Confirm」をクリックする。
《4》送金方法の選択
Wiseへの振込方法を選択し、「送金手続きへ進む:Continue to payment」をクリックする。
《5》オンラインバンキングからWise口座へ振込
銀行振込の場合、黄色の枠内に表示されている「Pから始まる会員番号:Reference」を依頼人名へ入力する。
《6》Wiseへの振込状況を選択
以下のいずれかを選ぶ。
①:「銀行振込が完了しました」
②:「後で振り込む」
③:「送金手続きを取り消す」
※「後で振り込む」を選択すると振込期限まで一旦手続きが保留されます。
⑥Wiseから送金先へお金が振り込まれて完了
オンラインバンキングでWiseへ送金すれば手続きは完了です。
受取人のメールアドレスを入力している場合、受取人にも入金予定日と時間までメールで通知されます。
●まとめ
これで手続きは完了です。いかがでしたか?
Wiseは本人確認手続きがやや面倒ですが、アカウント作成しておけばカナダ渡航後でも自分の現地口座への送金も楽々です。
アカウント作成は渡航前にしておくと便利ですね。
PayMyTuitionはアカウント作成が必要でなく、クレジットカードからの送金も可能です。
ご自身の都合や用途に合わせて使い分けても良さそうです。
出来るだけ余計な費用を抑えて賢く送金しましょう~。
最近のブログ
-
2025年1月31日(金)
-
2025年1月24日(金)
-
2024年12月27日(金)
-
2024年12月12日(木)
-
2024年11月27日(水)
-
2024年11月20日(水)