【留学準備】カナダのカレッジ進学、留学費用合計はぶっちゃけ○○万円?
投稿日:2021年4月23日(金)
授業料だけでなく、カナダ現地で必要となる滞在費も含め全部教えます!
留学にかかるトータルの費用ってどれくらい?
実際にカナダ・トロントで生活する際にかかる家賃や食費、交通費などを合わせたら一体どれくらいになるのかズバリ解説します!
留学にかかる費用って?ページでもご案内しています、留学のトータル費用。
語学学校留学(短期または長期)、語学学校+ワーキングホリデー(最長1年間)の場合をご案内していました。
最近では、留学のカタチは語学学校通学やワーキングホリデーだけではありません。
カナダの公立カレッジ進学や私立カレッジのCo-opプログラム入学という留学スタイルも人気です!
カレッジ進学だと語学学校通学よりも費用がかかりそうだね…。
1年以上など滞在が長くなると生活費もかかりますからね!
では、内訳を見ていきましょう。
※1カナダドル85円で計算
●基本の費用 【渡航前】
◆ビザ申請費用:学生ビザの申請料1万3千円($150)、指紋認証登録料7千200円($85) ※
◆航空券:約19万円 ※※
◆保険:約5万円 (カナダの留学生用健康保険:365日分) ※※※
◆空港ピックアップ:約1万円
※ 専門家に代行を依頼する場合は別途代行料がかかります。
※※ 渡航時期によって大幅に変動します。
※※※ 保険料は滞在期間に応じて増えます。公立カレッジは諸費用に学校指定の保険料が含まれている為計算から省いてOKです。
一般的な授業料を記載します。
・私立カレッジは入学までに授業料全額支払いが一般的:平均76万円程度
・公立カレッジは1学期目の授業料支払いが可能:74万円程度
★渡航前の基本の費用合計:101万~103万円
●コロナの影響!現在は渡航後14日間の隔離期間にかかる費用も考慮して!
残念ながら、現在も世界中で新型コロナウイルス感染症拡大はとどまるところを知りません。
留学生のカナダへの渡航は可能になりましたが、引き続き、到着後に14日間の隔離生活を行う事が義務付けられています。
原則、申し込んだ語学学校やカレッジが準備している隔離プランに沿った計画を立てなければいけません。
各教育機関が隔離に関する資料を出していますので、詳細を申込時に確認して頂く必要があります。
ここでは、一例をご紹介しますね!
◆私立カレッジの隔離プラン:教育機関によって異なります。
・ホテルの個室14泊
・3食付(部屋へ届けてくれる)
・Wi-Fi
・空港からホテルまでの移動費(※オプション):4千円
★14万4千~18万2千円
3食付のプランはありがたいね!
渡航後14日間の隔離義務が施行されている間は、上記を基本の費用に含めてお考えください。
一方、公立カレッジでは特にホテルやホームステイなど隔離先の施設を指定していない事が多いです。
ご自身でホテル等を手配されてもOKですし、もしご心配でしたら弊社へご相談ください!
空港から隔離先への移動の手配も可能です。
●政府指定ホテルでの3日間隔離の費用も必要!
さらに今は新しいルールも施行されています。
2021年2月22日よりカナダへ入国する方は:
●到着空港にてPCR検査※1
●その後3日間政府指定のホテルにて隔離
●3日間の隔離後は渡航者が手配した隔離施設にて引き続き指定の隔離期間を過ごす
上記3点が必須となりました。
これは留学生も対象となっています。
予約のタイミングや空室状況、チェックイン日、ホテルのランクによって滞在費は大きく異なりますが、
3日間の隔離に7万~10万円程度かかる可能性があるとお考え頂くと良いでしょう。
※残念ながらもっと高額になる可能性もあります…。
基本的に料金には以下が含まれています。
・ホテル滞在費
・食費
・セキュリティ代
・交通費
・衛生用品代
●基本の費用 【渡航後(1ヵ月毎)】
◆家賃:5万5千円 (シェアハウス)
◆食費:1万8千円
◆交際費:1万7千円
◆携帯料金:4千円
◆交通費:1万円
★渡航後の1ヵ月の費用合計:10万4千円
滞在期間×上記の合計費用で計算してご自分に必要な費用を割り出してみてくださいね。
自炊やアルバイトの賄い中心の節約生活を送るか、わりとリッチに外食生活するのか、
どう暮らしていくかでも異なりますので、あくまでも一般的な費用としてお考え下さい。
時期によっても多少の誤差があるでしょう。
●授業料や教材費などの学費
◆カレッジ授業料・諸費用:教育機関のタイプやプログラム、通学期間によって異なります。
- A. 公立カレッジの1年間プログラム:144万円 ※
- B. 公立カレッジの2年間プログラム:288万円 ※
- C. 公立カレッジの3年間プログラム:432万円 ※
- D. 私立カレッジIのCo-opプログラム(48週間):61万円
- E. 私立カレッジTのCo-opプログラム(109週間):110万円
※公立カレッジの授業料は1学期毎に支払う事が可能です。1学期分の授業料約70万円ずつを各学期前の期限までに支払います。
A~Eのカレッジの期間や詳細は下記をご参照ください。
A. 公立カレッジの1年間プログラム
・一般的な9月入学の場合
・2学期間受講(1学期:4ヵ月)なので翌年4月に卒業
・卒業までの滞在期間は最短8~9ヵ月
・通学中は週20時間までのアルバイト可能
・卒業後に8ヵ月~1年間の就労許可証(PGWP)を取得可能
B. 公立カレッジの2年間プログラム
・一般的な9月入学の場合
・4学期間受講(1学期:4ヵ月)だが、5~8月は夏季休暇で授業はないのが一般的
・卒業までの滞在期間は最短1年8~9ヵ月
・通学中は週20時間まで、休暇中はフルタイムのアルバイト可能
・卒業後に3年間の就労許可証(PGWP)を取得可能
C. 公立カレッジの3年間プログラム
・一般的な9月入学の場合
・6学期間受講(1学期:4ヵ月)だが、5~8月は夏季休暇で授業はないのが一般的
・卒業までの滞在期間は最短2年8~9ヵ月
・通学中は週20時間まで、休暇中はフルタイムのアルバイト可能
・卒業後に3年間の就労許可証(PGWP)を取得可能
D. 私立カレッジIのCo-opプログラム
(48週間:24週間就学+24週間インターンシップ)
・毎月1回入学
・卒業までの滞在期間は約1年間
・通学中及びインターンシップ中は週20時間までアルバイト可能
F. 私立カレッジTのCo-opプログラム(109週間:48週間就学+24週間インターンシップ)
・隔月1回入学
・卒業までの滞在期間は約2年間
・通学中及びインターンシップ中は週20時間まで、休暇中はフルタイムのアルバイト可能
・48週間の就学期間は3週間受講→1週間休暇の繰り返し(実質76週間)
・インターンシップ前に9週間の準備期間
・24週間のインターンシップ期間(実質480時間)
教育機関のタイプやプログラム期間、開始時期、休暇期間、色々あるんだね~。
細かな違いがあるので、気になるプログラムがあったら私達にお尋ねください!
●アルバイトで得られる収入
カレッジ進学となると、結構な大金になってしまうね~。
学費を分割で払う事も可能ですし、カレッジ入学後はアルバイトが出来るので、初期費用+α貯めて渡航すれば後はどうにかなるかも!
公立または私立のカレッジ通学中には週20時間までのアルバイトが可能です。
2020年4月現在のオンタリオ州の最低賃金は$14.25ですので、
週20時間×4週間×$14.25=月$1,140(約9万7千円)程の収入は見込めるという事になります。
※ パートタイムの場合は所得税を引かれない可能性が高いですが、収入や時間数により所得税がかかる場合があります。
※ アルバイトをレストランなどで行うと、賄いが付く場合が多々あるので食費が減らせます!
●例えば、9月から2年間のカレッジプログラムに入学したいAさんの場合は?
<現在の状況>
・カレッジ進学の為の規定の英語力は満たしているので語学学校通学必要なし
・生活に慣れる為8月にトロントへ渡航
●基本の費用【渡航前】:97万円(学校の保険が効かない1カ月分の保険料追加)
●基本の費用【渡航後】:220万円(卒業までの21ヵ月分)
●授業料残り:212万円(最初に支払った1学期分を除く)
★留学費用合計:529万円
<渡航後の生活予定>
・自炊中心のあまり贅沢しない生活
・カレッジに慣れた2学期目から週20時間のアルバイトを開始
・夏季休暇中はフルタイム40時間のアルバイト
●翌年1~4月(2学期目)の収入:9万7千円×4ヵ月=38万8千円
●5~8月(夏季休暇)のフルタイム収入:19万4千円×4ヵ月=77万6千円
●9月~翌年4月(3~4学期目)の収入:9万7千円×8ヵ月=77万6千円
★アルバイト収入合計:194万円
つまり、必要な留学費用は、留学費用合計からアルバイト収入合計を引いた335万円です。
アルバイトで生活費を稼ぐ事を考えたら、用意する留学費用は少なくても済むね!
カレッジ開始後すぐにアルバイトを始めればもっと多くの収入が見込めます。
基本の費用【渡航前】+最初の半年間分くらいの基本の費用(63万円)+2学期目の学費(約76万円)=約238万円あれば、
後はアルバイト+節約生活でどうにか出来る可能性もあります。
逆に、アルバイトはあまりせずに勉強に集中したいとお考えの方はもっと用意しておいた方が安心です。
公立カレッジ卒業後はワークパーミット(PGWP)を申請して、フルタイムで仕事をする事が可能なのも魅力。
ですが、卒業後すぐに正規雇用が決まらない場合もあります。
アルバイトをしながら就職活動をする事になるかもしれません。
ギリギリの資金、または少し足りないくらいで渡航してもどうにかなるとは思いますが、
様々な状況を想定して、資金にはある程度余裕を持たせて渡航する事をお勧めします。
●待機中の今のうちに貯金!
世界中に広まる新型コロナウイルス感染症の影響で、現在留学が延期になってしまっている方も多いかと思います。
この待機期間を利用して英語の基礎力を上げておくだけでなく、留学後に必要となる費用をしっかり貯金しましょう!
そうすれば、留学中は勉強に集中し、希望のインターンシップ先や就職先を見つける事に専念出来るはず。
この延期になってしまった期間を有効活用される事をお勧めします!
カナダ・トロント留学に関するご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ♪
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