カナダ・トロントのコロナ関連 渡航情報まとめ【最新版】2021年12月23日現在
投稿日:2021年12月23日(木)
2021年10月30日から2021年12月23日までの新型コロナウイルス感染症の最新情報
「最近のカナダのコロナ事情はどんな感じですか?」
「カナダ政府はオミクロン株の脅威から国民の生活を守るため、政府は水際対策を強化しようとしています。」
カナダで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染例が報告され、それに伴う海外からカナダへの入国措置が2021年11月30日カナダ政府より発表されました。
それでは、12月23日までのコロナウイルス関連のニュースを見て行きましょう。
オミクロン株って増えてるの?渡航状況が気になるね。
そうですね。ルールは頻繁に変更されていますが、渡航は可能です。一緒にチェックしていきましょう。
本文では、前回の情報から更新があった内容には〈Updated!〉、新しく発表があった内容には〈NEW!〉という表示を入れています!
★ワクチン完全接種の定義は、カナダが承認している新型コロナウイルスワクチンを2回(1回の接種で良いものは1回でOK)接種し、接種から14日間経過していること。
*カナダ政府承認のワクチン
・ファイザー
・モデルナ
・ジョンソン&ジョンソン
・アストラゼネカ
※上記のワクチンの内1回目と2回目で異なる2種類を接種している場合も接種済みとして認められます。
●カナダの新型コロナウイルスワクチンの接種者への入国規制緩和
カナダ連邦政府は、ワクチン完全接種者への一部入国規制緩和を発表しました。
詳しくは以下のブログをご参照ください。
入国規制緩和に該当する方の条件
・カナダ政府承認のワクチンを2回接種しており、尚且つカナダへの入国条件を満たしている場合
・少なくとも入国の14日前にワクチンの接種をした事を証明する書類を提示出来る事
※証明書は英語またはフランス語で記載してある事、または公式な翻訳証明を付ける事
・渡航72時間前と入国時の陰性検査証明を提示する事
・渡航時に発熱などコロナウイルス感染症の症状が無い事
・入国前にワクチン接種情報をArriveCanへ登録しておく事
・隔離免除対象者でも事前に隔離計画書を準備、提出する事
上記条件が揃っている場合でも入国時に隔離が必要と判断された場合には、指示に従う必要がありますのでご注意ください。
●カナダ入国制限・日本帰国について〈Updated!〉
◇カナダへの国際線搭乗前72時間以内に受けたPCR検査陰性証明の提示義務化
カナダ政府は2021年12月23日現在、国際線でカナダへ入国する全ての渡航者に対し、出国前72時間以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明の提示を義務付けています。
実施開始日:2021年1月7日から
対象者:空路でカナダへ入国する全ての渡航者(一部例外を除く)
検査方法:PC
費用:日本の検査機関に準する(3万円程度)
注意点:
・国際線出発時間の72時間以内に採取した検体の陰性証明書であること
・地方空港から乗り継ぎの場合は国際線出発時刻から起算
・陰性証明を提出しても、ワクチン完全接種者の規定をみなしていない場合は、引き続き入国後14日間の隔離は必須
・空港チェックインの際に陰性証明書の提示が無い場合、国際線搭乗不可
◇カナダへの陸路で入国の72時間以内に受けたPCR検査陰性証明の提示義務化
カナダ政府は2021年12月23日現在、陸路でカナダへ入国する全ての渡航者に対し、入国前72時間以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明の提示を義務付けています。
対象者:アメリカより陸路でカナダへ入国する全ての渡航者(一部例外除く)
検査方法:PC
費用:アメリカの検査機関に準ずる
注意点:
・カナダ入国時間の72時間以内に採取した検体の陰性証明書であること
・新型コロナ感染症に入国時の14日~90日前までに感染したことがある場合は、その証明の提出も必要
・陰性証明を提出しても、新型コロナウイルスワクチンの接種者の規定をみなしていない場合は、引き続き入国後14日間の隔離は必須
カナダ政府による発表の詳細はコチラから。
◇ワクチン接種者のみカナダへの入国許可へ〈New!〉
カナダ政府は、今後ワクチン接種完了者のみの入国を認めると発表しました。
対象者:すべての渡航者(18歳以上の学生ビザ、ワーキングホリデーで入国する渡航者も含む)
内容:カナダ政府承認のワクチン接種を完了してる場合に限り入国許可
カナダ政府による発表の詳細はコチラから。
(※2022 年 1月 14日までの期間に限り、入国条件を満たしてる場合、ワクチン未接種又は 1回接種であっても、引き続き入国することが可能です。 )
◇カナダ入国時のPCR検査の義務付け〈New!〉
2021年11月30日カナダ政府は、
対象者:米国以外の国から空路で入国する全ての渡航者
内容:カナダ到着時の新型コロナウイルス検査(PCR検査)の義務付け
を発表しました。
カナダ政府による発表の詳細はコチラから。
2021年12月23日時点では、到着時のPCR検査の対象者はランダムに選ばれています。
PCR検査の対象者として選ばれた場合は、検査結果が出るまでの間自己隔離を行う義務があります。
その後もし陽性と出れば自主隔離が必要となるため、渡航以前にAriveCANに隔離プランの登録が必要。
●自主隔離プランについてはコチラから。
●適した自主隔離施設の定義についてはコチラから。
もし、無作為に選ばれても、PCR検査の検査結果が陰性の場合は自主隔離は不要となります。
◇日本へ入国する全ての人を対象にPCR陰性証明の提出を義務化
2021年12月23日現在、日本政府は日本へ入国する全ての人に対し出国前72時間以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明の提示を義務付けています。
対象者:日本へ入国する全ての渡航者
検査方法:PC
注意点:
・国際線出発時間の72時間以内に採取した検体の陰性証明書であること。
・日本政府指定の陰性証明書フォーマットの利用推奨。(フォーマットのダウンロードはコチラのページから)
・陰性証明を提出しても、引き続き入国後14日間の隔離は必須。
・陰性証明書の提示が出来ない場合は検疫所長が指定する宿泊施設で14日間要待機。
・スマートフォンでのアプリダウンロードが必要。
日本政府による発表の詳細はコチラから。
※3月25日更新:検査証明書の運用が厳格化され、オンタリオ州ではショッパーズドラッグマート(南地区)で発行される同検査証明書は、日本政府が指定する検査条件を満たしていない事が判明しました。
採取検体については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)もしくは唾液(Saliva)に限られます。
在トロント日本国総領事館によると、現在把握されている検査項目の基準を満たしている検査機関は以下の通りです。
但し、これらの検査機関の情報については今後変更される可能性がありますので、受検にあたっては日本政府が指定する内容に沿った検査証明書の発行が可能か、必ずご自身で検査機関に確認の上、受検頂くようお願いします。
●Switch Health
https://www.switchhealth.ca/en/?gclid=EAIaIQobChMIkejm-J7J7wIVmeDICh0e3w1JEAAYASAAEgKKcPD_BwE
●Sante Medic
https://covidtest.santemedic.ca/toronto
●検査証明書フォーマットについて
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html
●詳細については、以下厚生労働省のサイトを御確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
◇日本への新規入国のための査証申請〈New!〉
実施開始日/期間:2021年12月2日~12月31日まで
対象者:渡航目的が「日本人の配偶者等」(長期滞在のみ)、「永住者の配偶者等」(長期滞在のみ)、「外交」以外の外国籍の方。
内容:新規入国受け入れを停止。
日本政府は、オンタリオ州、アルバータ州、ケベック州、ブリティッシュ・コロンビア州を「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に指定しました。
同州からの全ての入国者及び帰国者については、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間(入国日を含めない)待機が必要です。
入国後3日目に改めて検査を受けることになります。検査において陰性と判明した場合、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日間の残りの期間について自宅等で待機。
また、その他の州からの入国者に関しては、検疫所長の指定する場所での待機は求められませんが、14日間自宅等で待機することが求められます。
●詳細については、以下厚生労働省のサイトをご確認下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
●日本への入国には、国籍を問わず、以下のことが必要になります。
□検査証明書の提出 (→詳細は コチラ)
□検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出 (→詳細は コチラ)
□スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用 (→詳細は コチラ)
□質問票の提出について (→詳細は コチラ)
□ワクチン接種証明書の「写し」の提出 (→詳細は コチラ)
◇「新型コロナウイルス変異株流行国・地域」へ追加された事に関する新たな措置
2021年4月6日、日本政府はオンタリオ州を新たに【新型コロナウイルス変異株流行国・地域】に追加しました。
この決定によりこれまでの水際対策に加えて以下の措置が必須となります。
(2021年4月9日0時以降に日本入国する方が対象)
全ての日本入国者及び帰国者については、これまでは自宅等で入国後14日間の待機となっていましたが、今後は、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で待機、入国後3日目に改めて検査を受ける事が必須となります。
その上で、陰性と判定された場合には、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日間の残りの期間を自宅等で待機する事となります。
<<カナダ オンタリオ州 : 出発から 日本到着の際の流れ>>
①日本行きフライト出発前 72時間以内のPCR検査 陰性証明の取得
②日本到着空港にて PCR検査 陰性の場合でも 政府指定 宿泊施設で待機
③入国後3日目に再検査 陰性の場合は退所し 入国後14日間の残りの期間を自宅等で隔離
詳細は以下のリンク先をご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C054.html
◇アメリカ以外の国からの入国
現在、ワクチン完全接種者の入国は制限なく認められています。
ワクチン未接種の場合、カナダ人、カナダの永住権保持者とその家族以外は一部例外を除いてカナダへの入国が禁止されています。
《一部例外に含まれるケース》
学生ビザで渡航予定の方
・一度学生ビザでカナダへ入国しており学生ビザ(Study Permit)を取得済みの方/学生ビザの許可レターをお持ちの方
尚且つ
・2020年10月20日から順次発表されている、州政府、または準州政府によって承認された COVID-19に対する準備計画(COVID-19 readiness plan)を持つ DLI (政府指定の教育機関)番号を持っている学校へ通う学生
※上記に当てはまる方が必ず入国を許可されるとは限りません。
◇留学生の入国規制緩和
2020年10月2日、カナダ移民省は10月20日以降、一部留学生のカナダへの入国が可能になると発表しました。
州政府、または準州政府によって承認された COVID-19に対する準備計画(COVID-19 readiness plan)を持つ DLI (政府指定の教育機関)番号を持っている学校へ通う学生が対象です。
2020年10月20日以降の入国に関しては、今のところビザの発行日は関係はないと記載されています。
対象の学校についてはIRCC(カナダ移民省)のウェブサイトに掲載されています。
→IRCC(カナダ移民省)のウェブサイトはこちらから
現在はほぼ全てのDLIを持っている学校がリストに追加されています。
※上記の学校へお申し込み後、学生ビザの取得が必要です。
※※上記の学校申し込みにより取得した学生ビザでの入国の場合も、必ず入国が許可されるという保証はありません。
※※※ワクチン未接種の場合、申し込んだ学校が隔離プランを提示している場合、学校指定の隔離プランを利用する事が必須となっています。
カナダ政府は、2022年1月15日よりワクチン接種完了者のみの入国を認めると発表しました。
◇ワーキングホリデービザで渡航予定の方
☆ワクチン完全接種者
ワーキングホリデービザ申請時/ワーキングホリデービザでの渡航時にジョブオファーの提出が不要となりました。
☆ワクチン未接種者
※カナダ政府は、2022年1月15日よりワクチン接種完了者のみの入国を認めると発表しました。
・一度ワーキングホリデーでカナダへ入国しており既にビザ(Work Permit)を取得済みの方
または
・ワーキングホリデービザの許可が下りているがまだ入国していない方(以下の条件を満たしている方)。
※ワーキングホリデーの許可レター(POEレター)をお持ちの場合は以下が入国の条件です。
●雇用主からのJob Offer Letter(カナダ渡航後の雇用が確約されている事を証明する書類)を持っている事
●海外旅行保険等に加入済みである事
●14日間の自己隔離後に仕事を開始する事(ワクチン2回接種済みの場合は免除となる可能性あり)
入国に必要な条件が揃っていても、最終的な入国の可否判断は入国審査官によって下されますので注意が必要です。
ワクチン未接種者は入国の際に”有効なJob Offer Letter”の提示が必要です。
また症状の有無にかかわらず、入国後のPCR検査、及び政府指定ホテルでの隔離を含めた14日間の自己隔離を行う事が義務付けられています。
ワクチン接種の有無に関わらず、カナダ入国時に信頼出来る自己隔離計画を示す事が出来ない場合は、担当審査官により入国を拒否される可能性が高いです。
渡航前にはArriveCANアプリをスマートフォンなどへダウンロードして、渡航者や滞在先情報を入力する事が必須です。
※2021年9月19日現在、ワクチン未接種者の入国禁止措置は継続してます。上記の一部例外の該当者を除いては入国が出来ませんのでお気をつけください。
※※入制限等についての詳しい情報は「Who can travel to Canada」をご参照ください。
◇アメリカへの入国
2021年12月23日現在、アメリカは不要不急の旅行は控えるようにと発表していますがワクチンを完全に摂取した旅行者の受け入れを再開しています。
参考⇒ CBC News
◇カナダの入国時にはArriveCANの登録・情報の提出が必須
2021年12月23日現在、カナダ政府は引き続き最終目的地がカナダである航空便の利用者に対して、ArriveCANアプリもしくはウェブサイトでの事前登録並びに情報の提出を義務付けています。
今までも渡航時に利用が推奨されていましたが今後は必須となり、手続きが出来ていない場合は口頭での忠告もしくは最高1,000ドルの罰金が科せられます。
入国の48時間前(あくまでもカナダへの入国時の48時間前です。搭乗時ではないのでお気を付けください。)までに事前登録が必要です。
入国時には入国審査官が情報の提出がきちんと出来ているかの確認を行います。
Canada.ca
事前に以下の情報の登録、提出が必要です。
①渡航・連絡先情報 ②14日間の自己隔離プラン ③新型コロナウイルスの自己診断
カナダに入国後は以下が義務付けられています。(陸・海・空路いずれの入国も必須です。)
ArriveCAN上で、もしくは1-833-641-0343へ電話をして、
①自己隔離先に到着したことを報告。(入国から48時間以内)
②毎日、新型コロナウイルス感染症の症状について自己診断を行い、その報告を行う。
詳しい情報は政府発表をご確認ください。
※ワクチン接種証明はArriveCANへアップロードする必要があります。
2021年7月5日以前の古いバージョンにはその機能が付いていません。
必ず最新のArriveCANアプリをダウンロードするかアップデートをして下さい。
◇航空機等利用時の旅客に対するワクチン接種の義務付け方針について
カナダ政府は、航空機等の旅客に対するワクチン接種の義務付け方針について追加発表しました。
(カナダ政府発表からの引用)
10月30日午前3時を以て、航空(カナダの空港から出発する国内線、越境線及び国際線)及び鉄道(VIA鉄道及びロッキーマウンテン鉄道)の旅客(12歳+4か月以上)は、搭乗及び乗車のためにワクチン接種証明書の提示(新型コロナウイルスのワクチン接種の完了)が求められます。
詳細については、以下のオンタリオ州政府発表をご確認ください。
●空港利用などに関して〈Updated!〉
◇カナダ・日本間の航空便の予定〈Updated!〉
各都市への直行便についてはコチラからご確認頂けます ⇒IACEトラベル
◇搭乗時のマスク着用義務化
乗客には、チェックイン時に非接触の検温、健康にかかる質問がなされ、マスクの着用はチェックイン時、搭乗前、搭乗中の全てで求められます。
◇トロント・ピアソン国際空港内におけるマスク着用の義務化
トロント・ピアソン国際空港は、新型コロナウイルスにかかる安全対策を実施。
ターミナル内で常時マスク又はフェイスカバー着用の義務付け(但し、2歳未満の者、呼吸困難を抱える者等を除く)、及び乗客本人以外のターミナル立入禁止を開始しました。
●最新情報についてはお問い合わせを!
状況は刻一刻と変わります。
皆様が記事をご覧になっている頃には、政府からの発表が更新されて上記内容とはルール等が異なっている可能性もございます。
常に最新の情報を入手するように努めてください。
ご自分では探すのが難しい情報等がありましたら弊社へお問い合わせください!
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