【カナダ・トロント留学】2021年4月:コロナ禍の中のカナダに渡航、現状をお伺いしました!
投稿日:2021年6月9日(水)
これで安心!コロナ禍中のカナダ入国レポート!
カナダへの留学を考えているけど、今カナダに渡航って出来るの?
2021年6月現在、政府が認めた学校へ通う為の学生ビザの許可を得た場合、カナダの渡航は認められています。
渡航の為の費用、準備、空港や隔離期間の様子を、実際に渡航をされた生徒さんに教えて頂きました!
※本プログは5月21日に行ったインスタライブを基にしています。
※本ブログ内では便宜上「学生ビザ」としていますが、正式名称は“Study Permit”です。
※あくまでも体験談です。入国ルールは日々変わり状況によっても異なりますので、ご渡航前にご自身で必ずご確認ください。
・帰国後、再渡航を目指しCo-op留学を検討。
・2020年夏に、Toronto School of Management(以下TSoM)のCo-opプログラムに申し込み。
・日本からCo-opプログラムに向けて英語プログラムをオンラインで受講。
・2020年12月に学生ビザの申請。
・2021年1月に学生ビザ許可証取得。
・2021年3月初旬より渡航準備。
・2021年4月中旬、カナダに渡航。(バンクーバー経由)
・渡航後2週間自己隔離。(バンクーバー3日間、トロント11日間)・2021年5月Co-opプログラムの受講を開始。
■渡航準備
●日本で渡航準備はいつからはじめましたか?
ワーホリでカナダに滞在中にもっと長く滞在したいと思うようになりました。
ワーホリ後にビジターで滞在するのは金銭面で不安があった為、一旦帰国しました。
帰国後すぐにアクティベイト留学センターさんに問い合わせをしました。
学生ビザが一番入国出来る可能性が高いということだったので、私立カレッジのTSoMに申し込みを決意しました。
観光ビザに取り敢えずで変更されなかったサラさん素敵です!
観光ビザにすると、実は後で厄介になることもあるんです!
●予約や手配をされたものを教えてください。
TSoMには渡航にあたりCovid-19サポートチームというものがあった為、そちらに連絡をしました。
渡航日を伝えて、ステップごとにサポートチームからの指示に従って手配を行いました。
・トロントでの11日間のカナダ政府指定の自己隔離用ホテルとホテルまでの片道送迎の手配をTSoMに依頼
・留学生用の保険の契約
・羽田空港での出発前のPCR検査の予約
・航空券の予約(日本→バンクーバー→トロント)
・カナダの電話番号の契約(SIMカードの契約)
●用意された書類やアプリなどを教えてください。
・ArriveCANの登録(現在カナダに渡航する場合に登録が必須なアプリ)
・バンクーバーでのPCR検査の為のシステムFly Clearの登録
・自己隔離計画チェックリスト
・宿泊施設予約チェックリスト
・Travel Support Letter(学校が渡航理由を証明する書類)
・入学許可証
・学生ビザ許可証
・残高証明書
・ホテルの予約証明書
・自己隔離計画書
・留学生用の保険の契約書
●携帯電話は日本で契約されましたか?
はい。けーたい屋さんから日本の住所にSIMを発送してもらいました。
私渡航3日前に開通日を指定しましたが、自分で好きな日程を選ぶことが出来ました。
ArriveCANの登録などにカナダの電話番号が必要な為、3日前だと少しバタバタしました。
■渡航日
●国際線の中の雰囲気を教えてください。
アジア系の乗客が多かったです。
年齢層はさまざまで家族や仕事関係、学生の方がいらっしゃいました。
隣の席は空いていたので、ぎゅうぎゅうな満席ということでは無かったですが、結構沢山の人が乗っていました。
中には防具服を着ている人やフェイスガード+マスクの人もいました。
トイレの使用や機内食に関しては、普段と変わりはありませんでした。
●飛行機到着後は普段通り入国審査まで進みましたか?
はい。タイミング的に私たちの飛行機の便しかいなかったのでスムーズに入国審査まで進みました。
●入国審査ではどういう質問をされ、どういった書類を提示しましたか?
キオスクで個人情報の登録をして、その後入国審査官に用意した書類を提出、アプリの確認をして、普段通り入国の目的などを聞かれました。
・学生ビザの許可証
・入学許可証
・ArriveCANのスクリーンショット
・カナダの滞在歴の有無
・ArriveCANの登録の確認
●荷物のピックアップはいかがでしたか?
入国審査後、検疫でキオスクでの登録した内容の書類とパスポート提示すると、荷物を先にとってから再度入国審査の場所へ行ってと案内されました。
すでに荷物のレーンが回っていたので早くピックアップが出来ました。
●学生ビザの発行
荷物を受け取った後入国審査の場所に戻り、パスポートと移民局からの学生ビザ許可証を提示しました。
特に質問はされずビザ学生ビザと就労ビザを発行してもらえました。
●バンクーバーの空港でのPCR検査はどのタイミングで受けましたか?
入国審査後、PCR検査会場の受付へ案内されました。
私はFly Clear を登録済みだったので、その確認と書類を受け取って奥へと案内されました。
PCR検査を行い10日目に自分で行う為のPCR検査キットを貰って終了でした。
会場を出るとホテルのシャトルバスに案内してもらえました。
PCR検査の一連の時間は本当に短時間で終わりました。
●空港からホテルまではどのように移動されましたか?分かりやすかったですか?
ホテルの無料シャトルバスを利用しました。
PCR検査の会場を出るとホテル名を聞かれました。
伝えると、係の人が確認を取ってくれて、シャトルバスの場所を案内してくれました。
迷う暇がない位、係の人が簡単な英語で案内してくれるようです!
■バンクーバーの自己隔離期間
●バンクーバーのホテルでのチェックインは簡単でしたか?
パスポートを提示して、簡単なホテルの説明などをされました。
2日間位の食事のオーダーをしてキーカードを貰って完了しました。
シャトルバスのドライバーさんと3日後の空港までのバスについて確認をしました。
※ホテルは3食付きです。
●保健所からの連絡はいつありましたか?
バンクーバー滞在中は保健所からの連絡はありませんでした。
到着後、自身でArriveCANのにホテル到着の登録をしました。
また毎朝ArriveCANからメールがきて、体調を登録しました。
体温計はホテルの部屋には無いようなので、ご自身でお持ち頂くのがおススメです!
●空港で受けたPCR検査の結果はいつもらえましたか?
バンクーバー到着日の次の朝にはメールで陰性の結果が来ていました。
●バンクーバーのホテルでの生活はいかがでしたか?
食事はボリュームがありました。選択を間違うと、揚げ物ばかりになってしまうので気を付けて下さい!
部屋は3日間滞在するには十分な広さ(クイーンベッド+シャワー)がありました。
少し日中暑かったのと、網戸がなかったです。
●バンクーバーのホテルでのチェックアウト、空港までの移動はどうでしたか?
チェックアウト時に特にPCR検査の結果を聞かれることはありませんでした。
受付でカードキーを渡して終わりでした。
空港まではチェックイン時に確認しておいた、ホテルのシャトルバスを利用しました。
■バンクーバーからトロントへの移動
●飛行機の中は国際線とは雰囲気が異なりましたか?
国際線よりも国内線の方が明らかに乗客が多かったです。
密!という感じでした。
●トロント到着後、空港内ではどういう誘導がありましたか?
国内線なのでバンクーバーのように誘導はなく、普段通りそれぞれが荷物をピックアップして外に出る流れでした。
ホテルのシャトルバスや空港送迎を予約している場合は、自分で探さないといけない感じでした。
国内線の場合は誘導が無いので、ピックアップ場所や連絡方法を確認しておく必要があるんだね!
●ホテルまでの移動はどのようにされましたか?
私は学校の送迎を頼んでいたので事前に携帯番号を教えてもらい、WhatsApp (電話やメールが出来るアプリ)で誘導指示を受けました。
■トロントの自己隔離期間
●ホテルでの生活を教えてください。
部屋は広くて、クイーンサイズのベッド2つ、バスタブ付きのバスルーム、デスク、ソファがありました。
食事はビーガン(植物性の食材だけの食事)を選択しました。
朝はシンプルなものでしたが、昼夜は野菜のパラダイスで美味しかったです!
飲み物もコーヒー、水、ジュースなどを無料で頼むことも出来ました。
今回は隔離中なのでハウスキーピングは無く、トイレットペーパーやタオルなど必要なものは内線で電話して持ってきてもらいました。
英語で電話するの緊張するな~。
予め、英語の使えるフレーズを用意して練習しておくと安心ですね!
●困ったことはありましたか?
10日目(現在は8日目に変更されています。)の自分で行うPCR検査後の収集方法の説明が無く、ずっと部屋の前に置いておいたのですが取りに来てもらえませんでした。
最終的に内線でお願いし、部屋のドアの前まで取りに来てもらい送ってもらいました。
●用意しておけばよかったものはありますか?
ホテル用のスリッパかサンダルが絶対あると良いです!
私は買っていくのを忘れていたので、バンクーバーの空港で買いました。
あとは長い期間の滞在の為、バスタブがホテルのお部屋にあるならバスボムなどがあれば、リラックス出来ると思います。
●10日目のPCR検査は自分で行うのは簡単でしたか?
事前にYoutubeで公開している人のをみて情報収集しました。
公式サイトの動画も確認していたので簡単でした。
そしてキットを使う際には、看護師さんがオンラインで見ていてくれるので、アドバイスをもらうことも出来ます。
(看護師さんとのオンライン面接は予約をする必要があります。)
●いつ頃PCR検査の結果が出ましたか?
チェックアウトの前日の夜7時30分頃でした。
次の日にチェックアウトが出来るか不安でストレスでした。
結果がチェックアウトの時間までに届かず、ホテルの滞在を延長しなければいけなくなった人もいるようです。
※2021年6月現在は自己検査が8日目に変更になった為、改善されていることが予想されます。
●チェックアウトは簡単でしたか?
カードキーを渡して終わりでした。
●保健所からの連絡は何回くらいありましたか?
電話は2回ありました。(2回出られなかったので、かかってきたのは4回です。)
到着日の確認、ホテル直行したか、訪問者の有無、訪問者の予定の有無、外に出たかどうかなどをYES/NOで答える形式でした。
その他1回政府の担当者の方がホテルにいらして、部屋の前で口頭確認しました。
5日目 電話出れず
6日目 電話(自動音声)回答出来た
8日目 政府の人がホテルに来た部屋の前で口頭確認
9日目 10日目のPCRしてくださいという電話。(自動音声)
10日目 電話出れず
11日目 電話(自動音声)回答出来た
■渡航準備費用
サラさんの渡航準備用としてかかった金額を教えて頂きました。
航空券(片道) 約21万
ホテル 14泊15日 約20万円
PCR検査(羽田空港)38,500円
留学生用保険 1年間 約6万円弱
携帯(カナダSIM)約3500円
羽田空港までの交通費 約1万弱
総額 約52万
■まとめ
カナダのコロナの状況はワクチン接種者も増え、感染者の減少が期待されています。
しかし、14日間の自己隔離の措置はまだしばらくの間継続されるのではないかと思います。
ただでさえ海外留学の準備は大変な中、更に現在は特別なルールが多々あります。
出来る限り早めに情報を集め、渡航直前に焦らないように備えましょう!
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