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2020年7月29日の回はゲストにモモちゃんをお招きしました。

モモちゃんはトロントのダウンタウンにあるライアソン大学(Ryerson University)に通う現役大学生です。

 

そんなモモちゃんに、トロントでの生活、大学の授業、クラスメイト、お仕事探し、等々、色々とお話してもらいました。
今回のブログはモモちゃんのお話をまとめてお伝えします。

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１．高校留学から大学進学まで。カナダを選んだワケは？

●まず、留学先としてカナダを選んだ理由は？

高校留学の渡航先として考えていたのはアメリカかカナダです。

元々北米の英語に慣れていた事もあり、この2か国どちらへ留学するか検討をしていました。

色々調べているうちにアメリカは全体的に学費が高い印象だったので最終的にカナダに決めました。

アメリカに比べてカナダは大学卒業後の就職や永住権取得がしやすいというのもカナダを選んだ理由の一つです。

 

●渡航した当時の英語力はどのくらい？

高校留学時は英語ほぼ初心者で、あまり英語力は高くありませんでした。

最初はESL(総合英語クラス)からスタートしました。

渡航時の英語力は英検2級くらいだったと思います。

読み・書きは苦手でしたが(今でも苦手)、話す事に対しては苦手意識が無かったです。

間違えるのも怖くないと思っていたので、それも良かったのかも知れません。

 

２．トロントでの生活について

●1ヶ月の生活費はどのくらい？住まいは？

だいたい$800～$1000くらいです。

家賃が$500で、食費は$200～$250、残りは遊ぶ時や外食、お買い物に使っています。

住まいは、大学の寮は高いので知り合いの家に住まわせてもらっています。

食事は付いていなくて、自炊。体調が悪い時など、家に誰かがいるので安心です。

($1000＝約8万円　1カナダドル80円換算の場合)

 

●カナダに来てあからさまな差別を受けた事はある？

あからさまは差別はないと思います。

後から「あれ～？もしかするとあの時のは差別的な意味だったのかな？」とぼんやり思う事はあったかもしれません。

「国へ帰れー！」などのあからさまな差別を受けた記憶はありませんね。

（トロントはとにかく世界中から沢山の人が移り住む街という事もあり、目立った差別はあまり無いです）

 

●留学先としてトロントとバンクーバーどちらがおススメですか？
(視聴者の方からの質問)

私は東京生まれ、東京育ちという事もあり、都会のトロントの方が落ち着く気がします。

自然が好きな人や、ゆったりと過ごしたい人はバンクーバーの方が好きかも知れません。

でもバンクーバー、トロント、どちらもとっても良い所です！

(街のサイズはトロントの方が大きく、学校の数も多いので、選択肢はトロントの方が多いです)

 

３．大学生活について

●ライアソン大学では何を専攻していますか？

主専攻がマーケティングで、副専攻としてリテールマネジメント（小売業管理）を勉強しています。

 

●このプログラムを専攻した理由は何ですか？

高校生の頃から元々マーケティングの勉強がしたかったので、他の専攻は全く考えていませんでした。

リテールマネジメントではB to C（※）向けに、SNSマーケティング、リレーションシップマーケティング等の勉強をします。

面白いなと思い、副専攻に選びました。

※B to C：Business to Customerの略で、企業（法人）と一般消費者の取引のこと。

 

●課題は多い？どんな課題が出るの？

課題の量は授業によって違います。

課題が多い授業は、中間テストと期末テストに加えて毎週クイズがあったり、毎月レポートの提出も必要です。

課題が少ない授業は、中間テストと期末テストのみですが、その分それぞれの成績の比重が大きいです。

夏の期間も授業を取っている場合は課題が出ます。

 

●北米の大学は入学するよりも、入学した後の方が大変と聞きますが実際どうですか？

本当にそう思います！

入学試験とかは特に無く入学する事自体はあまり大変ではありませんでした。

留学生の場合はTOEFL等の英語テストはあります。

入学後は、試験や課題をこなしながらインターンシップを探したりしないといけません。

その為、時間の調整やスケジュールに慣れるまで大変でした。

 

●クラスメイトは現地の学生が多い？留学生が多い？

学科によっても違うかもしれませんが、ライアソン大学は、トロント大学やヨーク大学に比べて留学生の数が少ないです。

殆どは現地の学生です。

私はまだライアソン大学で自分以外の日本人学生に会った事がないです。

 

●英語力の差を感じたり、留学生だから「困ったー！」という経験はある？

大学では殆どありません。

ちょっと違う話ですが、現地の学生に「これ懐かしいよね～」といって動画を見せられたりした時にピンと来ない事はあります。笑

（これは英語の問題ではなく世代や育ってきた環境が違うと同じ日本人同士でも起こりますね。笑）

 

●授業は一クラス何人くらいですか？

小さいクラスは40人以下で、多いクラスは200人くらいだと思います。

学年が上がる毎にクラスサイズが小さくなってます。

ライアソン大学はダウンタウンにある事もあり、キャンパスが小さめなので、大きな講義室が少ないです。

なので、近くの映画館を借りて授業をする事もあります。

椅子がフカフカですし、ポップコーンも食べ放題でなかなか授業に集中できません。笑

 

●1日の授業時間数は？

長いと12時間くらい学校にいる日もありますし、短ければ3時間で終わる日もあります。

1コマ3時間の授業の間の休憩は15分だけ取る先生もいれば、2時間集中してやって1時間早めに終わる先生もいて色々です。

 

●奨学金は使っていますか？(視聴者の方からの質問)

奨学金へは申込みしませんでした。

その分日本にいた時にしっかり貯金してきました。

 

４．インターンシップとお仕事探しについて

●大学進学後、アルバイトはしましたか？

アルバイトはしていません。

トロントに来た当初、知り合いのレストランでアルバイトをする事も考えましたが、卒業後の就職に向けて経験を積むためにインターンシップを探す事にしました。

今は大学と並行して仕事もしています。

 

●現在働いている所ではどんなお仕事をしていますか？

現在は、デジタルマーケティングのエージェントでフリーランスのアシスタントとしてお仕事をしています。

有給でお仕事をしています。

 

●北米での就職は経験が大事ですが、その為に無給でインターンシップをする人もいますか？

はい。今は有給で仕事をしていますが、私も初めの2つのお仕事は無給でした。

特に有給でインターンシップを探すには経験が必要なので、殆どの人は無給インターンシップから始めると思います。

インターンシップをする時にも経験が必要といわれる場合もあるので、経験は本当に大事です。

 

●今のお仕事は自分で見つけましたか？大学のサポートとかはあった？

今の仕事は自分で探しました。

LinkedIn(※)やIndeed、学校の仕事募集ページを見て探しました。

大学からのサポートとして、面接の練習や履歴書のチェックなどがありました。

※LinkedIn：ビジネス特化型SNS。イメージとしてはビジネス専用のFacebookの様な感じです。

 

●卒業後はカナダで就職しますか？

はい、カナダでの就職を目標にしています。

マーケティング関係の仕事を探したいです。

今のお仕事はフリーランスなので、卒業後に保険やBenefit(※)を付けてくれるか条件を見ながら検討しようと思います。

※Benefit：ベネフィット＝福利厚生

（優秀な人材を雇用する為に北米の企業では様々なBenefitを付けています。マッサージや針治療、スキルアップの為に無料でコースを受ける事が出来たり、歯のクリーニングなど、ユニークなベネフィットが沢山あります）

 

５．最後にメッセージを

●今後トロントへの語学留学、大学進学を考えている人にメッセージをお願いします。

「留学＝少しでも毎日に変化を付けたい」と思っている時点で凄い事だと思うので、他の人に何を言われても自分で決めた選択を信じて頑張ってください！

 

モモちゃん、ありがとうございました！！
来年春の卒業後はマーケティングのお仕事でもっともっとご活躍されるよう応援しています！

質疑応答も含めたフルバージョンを、アクティベイト留学センターのインスタグラムのIGTVにてご覧頂けます！

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