【大学留学】カナダのNo.1大学、トロント大学進学を諦めない!:International Foundation Program(IFP)
投稿日:2020年10月15日(木)
カナダのランキング1位トロント大学へ進学する方法の1つ『条件付き入学』
条件付き入学って??
学校によって詳細は異なりますが、英語力以外の入学条件を満たしている学生が、英語研修を受ける事を条件に大学入学が保証されるシステムの事です。
今回は、トロント大学への『条件付き入学』が可能なプログラムInternational Foundation Program(IFP)をご案内します。
●International Foundation Program(IFP)とは
インターナショナル・ファウンデーション・プログラムは、トロント大学入学を目指す方の夢を叶えるプログラム。
英語を学ぶだけの『英語コース』という位置づけとは異なり、トロント大学のArts & Science 本科に属すプログラムです。
上述したように、英語力以外の入学条件を満たしている学生を対象としています。
英語力向上の為の必須英語コースと、本科卒業に向けた単科コース(1単位)を同時に履修出来る8ヶ月間のプログラム ※です。
※秋ターム(9-12月):4コース、冬ターム(1-4月):5コース受講
一定の成績で卒業する事により、トロント大学のSt. George(セントジョージ)キャンパスにあるArts & Science、Engineering, Architecture、及びMusic学部への入学が保証されます。
トロント大学の1学年目の前年に、準備期間として0学年目を受講するイメージです。
通常、翌年9月開始プログラムの出願プロセスは10月には開始します。
このタイミングを目指して早めに書類を揃える必要があります。
●University of Toronto(トロント大学)ってどんな大学?
トロント大学って有名ですよね。
では、どんな大学なのか、改めて以下にまとめてみました。
■ カナダで最も歴史のある総合大学。1827年にキングス・カレッジとして創設され、1850年にトロント大学に。
■ 教育や研究などにおいて高い水準を誇り、ノーベル賞受賞者を10名も輩出!
※インスリンを発見したフレデリック・バンティングさんもトロント大学出身です。
■ AI(人工知能)分野の研究が盛んで多くの研究者が在籍。
■ 全キャンパスを合わせた敷地の広さ、教員・職員数、学生数、留学生数、全てがカナダ最大規模!
■ 700にもおよぶ学士課程、約200の修士・博士課程を提供。
■ カナダの高等教育機関ランキングで堂々の1位!
※Times Higher Education, 2020 World University Rankings
■ 学部毎のランキングでも、殆どの学部が1~2位の上位にランクイン!
※Times Higher Education, 2020 World University Rankings
■ 2020年Times誌の世界の大学ランキングで18位にランクイン!
※ブリティッシュコロンビア大学34位、マギル大学42位、東京大学36位
規模が大きく、カナダ国内のみならず世界的にも有名な大学です。
様々な分野や業界の主要ポジションに先輩達がいるので、『トロント大学卒業』というだけで就職にも有利になるでしょう。
●International Foundation Program(IFP)では何を勉強するの?
◆ Degree(単科)コースから1コース
トロント大学本科プログラムのコースを1つ受講し、1単位を先取りする事が可能です!
<コース>
・Arts & Science、Architecture, Landscape & Design、及びMusic学部の生徒はHistory Course
・Applied Science & Engineering学部の生徒はEngineering Course
◆ Discipline Specificコースから1コース
入学を予定している本科プログラムの内容に応じて必要となるボキャブラリーや課題をこなす為の対策を学びます。
<選択可能なコース一覧>
・Reading & Writing in Mathematics
・Accounting, Finance & Statistics in Commerce
・Problem Solving in the Sciences
・Information in the Digital Era
・Challenges to Global Equity
・Engineering Foundations in Mathematics
・Applied Music
◆ Language & Academic Skillsコースから3コース
本科プログラム受講の際に必須となる、リーディングや聴講、課題を想定した、北米スタイルのアカデミック英語とスキルを身に付けます。
<選択可能なコース一覧>
・Academic Listening & Speaking
・Critical Reading & Writing
・Written English Discourse
・Academic Literacies & Identities
・University Skills & Strategies
※受講年度によってコース名や内容は変更となる場合があります。
最新情報はお問い合わせください。
●受講生の体験談から考察!:トロント大学IFP受講のポイント5つ
IFPはどんな人が受講するの?
成績は優秀なのに、英語力だけが入学条件に満たなかった…という学生さんです。
『トロント大生』になる事を諦めなくて済むんです!
そもそもこのプログラムは、優秀な学生に、ただ「英語力が足りない」という理由で世界有数の大学で学ぶチャンスを諦めてほしくないという思いから始まりました。
IFP受講のポイント5つを、在校生や卒業生の声も交えてご案内します!
※学生さんの感想は「 」の中に入れています。
◆ ポイント1:馴染みやすいIFPで本科開始前の心の準備が出来る
●スケジュールの管理が出来るようになる!
⇒<IFP修了後>「IFPでの就学がなくて、いきなり本科の1学年目を開始する事になっていたら…。
授業もあるし、生活ももちろん大きな変化があるし、大学のイベントもあるし…。
自分でスケジュールを管理できるようになっていないと、だいぶテンパっていただろうなと思います。
(IFPという)自分に合ったやり方を探せる時間があったのでだいぶ助かったと思います。」(A.K.さん)
●積極的に発言する訓練が出来る!
⇒<IFP修了後>「スピーキングが一番伸びたと思います。
IFPでは発言がしやすかったので、積極的に発言をしようと取り組んだのもあります。
アカデミックな場面での対話の仕方なども学べたのも良かったです。」(M.Aさん)
◆ ポイント2:本科プログラム進学後に困らないアカデミック基礎力を強化
●北米の勉強スタイルに慣れる事が出来る
⇒「日本の高校では、先生が『ここが試験に出る』『ここが注意ポイント!』など教えてくれるので、そこに絞って暗記すれば点数が取れます。
でも北米では『考える』事をしなければいけない為、その『考える』プロセスがあっての勉強が出来ています。」(A.K.さん)
●University Skills & Strategies (USS)
⇒「どのように課題に取り組むのか、どのように高得点を取れるのか、色々テクニックを教えてくれるので非常に役に立っています。」(M.A.さん)
⇒<本科1学年目終了後>「『大学が求めているライティング』を学べたので、レポートを書くという課題があった時もそこまで圧倒される事が無かったです。」(M.A.さん)
⇒「結構カナダ人が課題の提出の仕方を分かっていなくてびっくりしました。
例えばレポートのカバーの作り方とか引用の仕方とか、こっちの高校を卒業したカナダ人の学生がそうしたルールを分かっていなくて。
この辺りはIFPのおかげでしっかり分かっていたので、IFPを通さないで直接入学できていたらやはり怯えていたと思います(笑)。
IFPのおかげで『慣れる事』が出来ましたし基礎を築けましたね。」(M.A.さん)
●Academic Listening & Speaking(ALS)
⇒「リスニング・スピーキングに加えてノートの取り方などを学べたのが良かったです。」(M.A.さん)
●Critical Reading & Writing(CRW)
⇒「日本の普通の高校だと受験対策がメインなので、『大学に入ってからはこういうのが求められるよ』というスキルを補う時間が無くて。
例えば、リーディング・ライティングで言えば、どのように引用するかなど、書き方はこうなど、色々な対策を教えてもらえたのは嬉しかったです。」(A.K.さん)
さらに、IFPの担当者からこんな情報も頂きました。
2018-2019年では約200ほどの学生がIFPを修了し、2019-2020アカデミックイヤーにてトロント大学本科1年目を終了しています。
その200ほどの学生の平均GPA (満点4.0)は、1年目秋(9-12月)が2.96、そして1年目冬(1月-4月)は2.99でした。
平均でこのGPAの高さはスゴイです!
本科でコースを落とす心配が無くなるだけでなく、むしろカナダ人にも負けない高い成績を修める事が可能な力が付けられるという事ですね!
◆ ポイント3:本科プログラムの単位を1つ先取り
●本科プログラム開始後のスケジュールに余裕が出来る
⇒単位が1つでも取れていたら、本科プログラム開始後に受講するコースが1つ減らせるので時間に余裕が出来ますね。
単位を先取り出来るのはありがたいね!
●本科のコースを身をもって体験して対策が立てられるようになる
⇒「IFPのHistoryのコースで、クラスに行く前にリーディングして、クラスに参加して、その後にTutorialに参加するみたいな流れを学びました。」(M.A.さん)
この学生さんは、この準備と聴講の流れで1学期に6コースも取る事が出来たそうです。
◆ ポイント4:トロント現地の学生と交流出来る
●IFP主催のConversation Clubに参加が可能
⇒講師に選ばれた学生が参加出来る放課後の会話クラブ。トロント大学生がボランティアとして参加してくれます。
ゲームをしたり、談笑したり、IFP外へのネットワークを広げるチャンスにもなります。
●IFP外でのクラブ活動参加も出来る
⇒大学内のクラブ活動に参加する事も可能。
IFP内だけでなく友達を作りたいという理由でバスケットボール部に参加し、生活がさらに楽しくなったという学生さんもいます。
●Student Representative(生徒代表)となったIFP学生も
⇒「U of T初日のオリエンテーションに参加した時、本当に学生が中心になって様々なイベントをオーガナイズしていたんです。
そんなグループの中に入りたかったというのが一番の動機です。そして、日本人がやはり少ないので自分のコミュニティを持ちたかったんです。
自分の居場所、日本人がいるっていう事を示したかったんです。」(M.A.さん)
●カナダ人学生と遊びに出かけたり出来る!
⇒IFP入学時の歓迎会でカナダ人学生と仲良くなり、時間が出来たら一緒に出かけたり、食事に行ったりという関係になれたという学生さんもいます。
◆ ポイント5:トロント大学の学生として施設やサービスを利用可能
●大学施設内の図書館やジム、カフェテリアの利用が可能
⇒IFP生もトロント大学の本科学生と同じ大学生扱いです。キャンパス内のあらゆる施設やサービスを利用する事が出来ます。
●学生寮をカナダ人学生とシェア!
⇒学生寮をケベック出身のカナダ人学生とシェアする事になり、クリスマス休暇に実家に誘ってもらった、という例もあります!
●IFP&トロント大学出願について
2021年9月開始プログラムの出願は開始しています。
<日本国内の高校に通う学生の場合>
OUACアカウントを11月7日までに作成、15日までにその時点で提出可能な全ての書類を提出した学生のみ、12-1月に行われる合否判定審査を受けらる可能性があります。
※出願のお手伝いが可能です。IFP出願の際に必要な英語力や成績など、お気軽にお問い合わせください!
<出願にあたってのアドバイス>
・G12(高校3年生)の成績が重要視されます。
基準は学部や学科によって異なりますが、全科目において80%前半~90%以上の成績取得を目指すよう努めましょう。
・出願の際にSupplemental Documentとしてエッセイ提出も必要となる場合も。
アピールできる経験(興味があって学校外で勉強した事や何かのリーダーとして活躍した事など)を沢山積んでおきましょう!
正規大学留学については【カナダの大学に進学しよう】をご覧ください。
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