【カナダ留学英語】コロナ禍でも自宅から受験可能?IELTS・TOEFL・Duolingo
投稿日:2021年1月20日(水)
更新日:2021年3月18日(木)
カナダのコープ留学、カレッジ留学、大学留学に役立つ英語テスト比較
カナダに留学したいんだけど、、、英語レベルの証明にはどの試験がおススメですか?
カナダの多くの学校ではIELTSとTOEFLが一般的に受け入れられています。
コロナ禍によりDuolingo という新しいテストを認める学校も増えてきましたよ!
カナダの大学、カレッジに行きたい!と思った場合に、どのプログラムを専攻しても必要になるのが英語力の証明です。
色々な方法で証明が可能ですが、カナダへの渡航前からでも英語力の証明として用意出来るのが、公式に認められた機関が提供する英語試験を受験することです。
2020年の冬までは、IELTSのAcademicもしくはTOEFLの2択という学校が多く見られました。
しかしコロナ禍により試験会場も閉鎖してしまったり、試験会場に向かうのが難しくなったことから、完全オンライン受験がどこからでも可能なDuolingoのスコアを認める学校が最近増えています。
受験可能な試験が増えると便利な反面、どれを受験していいのか分からなくなりますよね。
今回は3つの試験の特徴をそれぞれまとめてご案内致します!
■IELTS(アイエルツ)
International English Language Testing Systemの頭文字を取り、IELTSと呼ばれています。
ブリティッシュカウンシル、IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営をしています。
世界140か国で受験することが出来、その公式スコアはカナダを始めイギリス、オーストラリア、ニュージーランドのほぼ全域の高等教育機関で英語力証明として認められています。
最近ではアメリカでも英語力の証明としてIELTSを認める学校も増えてきています。
カナダ、イギリス、オーストラリアでは永住権の申請の際にも、IELTSのスコアを利用することが可能です。
料金 | $280~330 ※カナダドル (ペーパーテスト : 25,380円/コンピューターテスト : 26,400円) |
事前申し込み | 必要 |
受験場所 | 公式会場 |
テスト形式 | ・Writing/Reading/Listening/Speakingを分けてテスト ・ペーパーテスト/コンピューターテスト ・Speakingは対面式 ・記述式 |
テスト時間 (テスト時の順番) |
総合:約165分 Listening : 30分(ペーパーテストの場合は答えを転記する時間を含めて40分) Reading : 60分 Writing : 60分 Speaking : 11-14分 |
スコア | 最高スコア : 9.0 (各スキルの平均点/各スキル : 9.0) |
採点結果 | ・ペーパーテスト : 13日後 ・コンピューターテスト : 3-5営業日後 |
テストの有効期限 | 2年間 |
公立カレッジ2年プログラム必要スコア※ | Overall : 6.0 (全てのスキルが5.5以上必要) |
特徴 | IELTSにはAcademicとGeneralという二つのテストがあります。 進学の為にIELTSスコアが必要な場合、一般的にはAcademicを受験します。 反対にGeneralは移民申請に利用が可能です。 AcademicとGeneralの違いは、WritingとReadingのみで、ListeningとSpeakingは同じ問題が用いられます。 イギリス圏にある組織が運営をしている為、イギリス英語を使ったテストです。 スペルや発音が日本人の多くの人が馴染みのある、アメリカ英語とは異なることがあります。 また、リスニングはイギリス英語を始め、アメリカ英語やオーストラリア英語、留学生の英語が流れます。 始めは戸惑いがあるかもしれませんが、少し慣れれば問題ありません。 解答は記述式な為スペルミスでも点を落とします。 勉強の際にはスペルもしっかりと覚えるようにしましょう。 解答はアメリカ英語の綴りで書いても減点対象にはなりません。 |
参考ホームページ | https://www.eiken.or.jp/ielts/ |
2021年1月現在
※一般的なスコアです。お申し込みをご検討の場合は個別にお問い合わせ下さい。
■TOEFL(トーフル)
Test of English as a Foreign Languageと言う名称よりTOEFLと呼ばれています。
アメリカのEducation Testing Service(ETS)により運営されています。
アメリカのみならず、ヨーロッパやオセアニア、アジアの150か国以上の国において受験が可能です。
英語圏の高等教育機関で英語力証明として認められているだけでなく、国際ボランティアに参加する場合などの条件にも用いられています。
現在は98%の国でコンピューターベースのTOEFL-iBTが採用されている。
※2021年1月現在、新型コロナ感染防止の対応策として、自宅受験「TOEFL iBT Home Edition」が提供されています。
詳しくはこちらのリンクよりご確認ください。
料金 | $235(アメリカドルを現地の通貨で換算します。) |
事前申し込み | 必要 |
受験場所 | 公式会場・期間限定でオンライン自宅受験も可能 |
テスト形式
|
・Writing/Reading/Listening/Speakingを分けてテスト ・コンピューターテスト(ペーパーもあるが現在は稀) ・Speakingは録音式 ・選択式 |
テスト時間
(テスト時の順番) |
総合 : 162分-196分 Reading : 54-72分 Listening : 41-57分 Speaking : 17分 Writing : 50分 |
スコア | 最高スコア120点(各スキルの総合点/各スキル : 30点) |
採点結果 | 8日後 |
テストの有効期限 | 2年間 |
公立カレッジ2年プログラム必要スコア※ | 80点以上(全てのスキルが20点以上必要) |
特徴 | TOEFLテストの特徴は理数系の方が得意な分野においての問題が多いことです。 生物学・天文学・経営学などの多くの専門用語が含まれる問題が多く、日本語でもこういった分野が不得意な方は苦手意識が出てしまう可能性があります。 ReadingとListeningには必ずどちらかに採点が行われないダミー問題が出題されるのも特徴の一つです。 ダミー問題が出題された際には、それに合わせてそのパートは長いテスト時間が適用されます。 Speakingは録音式で実際の面接官との対話でない為、一人で機械に向かって話すという練習も必要です。 |
参考ホームページ | https://www.ets.org/toefl/ |
2021年1月現在
※一般的なスコアです。お申し込みをご検討の場合は個別にお問い合わせ下さい。
■Duolingo(デュオリンゴ)
多くの言語の勉強が可能な学習アプリのDuolingo がオンラインテストの提供を開始しました。
新型コロナ感染症の影響でIELTSやTOEFLの受験が公式会場で困難であることから、2021年1月現在、多くの高等教育機関がDuolingo のテストスコアを入学の為の英語力証明として認めています。
自宅で受験が出来、更に上記の二つのテストに比べて4分の1以下の料金で受験が出来る手軽さから、現在留学生にとても人気が出ています。
しかしながら、Duolingoのテストスコアをコロナ禍以降も認定するかについては、教育機関によって判断が異なりますので注意が必要です。
料金 | $49 (アメリカドルを現地の通貨で換算します。) |
事前申し込み | 不要(テストを受ける直前の登録でOK) |
受験場所 | オンライン(自宅受験が可能) <以下の機能が付いたパソコンが必要です> ・前面に向いたカメラ ・マイク ・スピーカー <テスト中の条件> ・カメラの前から離れない ・スクリーンから目を離さないこと ・耳が常にカメラに映るようにしておくこと ・誰とも話さないこと ・誰も部屋に入室しないこと |
テスト形式
|
・Writing/Reading/Listening/Speaking全てが混在 ・オンラインテスト ・Speakingは録音式 ・記述・選択式が混在 |
テスト時間
(テスト時の順番) |
総合 : 約60分 ・クイックセットアップ : 15分 ・適応型テスト : 45分 ・ビデオインタビューとライティングサンプル : 10分 |
スコア | 最高スコア160点 |
採点結果 | 48時間以内 |
テストの有効期限 | 2年間 |
公立カレッジ2年プログラム必要スコア※ | 105-110点以上 |
特徴 | Duolingoはまだまだ新しいテストな為、対策方法などがあまり出ていません。 しかし公式ホームページで無料のサンプルテストを受けることが出来、しっかりと準備することが可能です。 60分という短い時間の中でスコアに関わるのは45分の適応型テストのみです。 最後10分のビデオインタビューとライティングサンプルは採点はされません。 Duolingoでは何と設問を日本語に設定できるので、そこも時間の節約にもなり有利です! Duolingoのスコアを利用して申し込みをした機関が、参考として見ることが可能な為力を抜かないように気を付けましょう。 |
参考ホームページ | https://englishtest.duolingo.com/applicants |
2021年1月現在
※一般的なスコアです。お申し込みをご検討の場合は個別にお問い合わせ下さい。
■自分にあったテストを探して、あとは練習あるのみ!
どのテストも良い悪いということは出なく、自分がどのテストが得意か不得意が影響してきます。
まだどのテストも挑戦したことが無い状態であれば、まずは料金が安く受験時間も短いDuolingo から挑戦してみるのがいいかもしれません!
しかしDuolingo は進学希望の学校がコロナ禍後に公式スコアとして認めなくなる可能性もありますので、注意が必要です。
IELTSやTOEFLは多くの語学学校が対策のプログラムを設けており、オンラインでプログラム提供をしている学校もあります。
英語力があることは大前提ですが、試験はテクニックも必要です。
まずはプロからテクニックを学ぶのも、目標のスコアを取る近道でもありますよ!
IELTSやTOEFLのプログラムについても、お気軽にアクティベート留学センターまでお問い合わせ下さい。
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