【カウンセラーのひとり言】私のカナダ移民サクセス?ストーリー

カレッジ卒業から就労ビザを取得・延長→CECカテゴリーで移民しました!

メープル

piyo

アクティベイト留学センターのカウンセラーはみんなカナダに移民してるの?

activ8staff

そうなんですよ。タイミングや方法は様々ですけどね~。

 

今回のひとり言では、カウンセラーWakanaのカナダ移民体験談をご紹介します。

当時はあまり深く考えていませんでしたが、振り返ってみれば私は弊社カウンセラーの中では比較的王道な方法でカナダ移民をしました。

①ワーキングホリデーで渡航

②カレッジ進学

③ポスグラを取得

④就労ビザで滞在延長

⑤カナダ移民申請

という流れです。

※あくまでもカウンセラー個人の体験談ですのでご参考までにお願い致します。

※移民=永住権、Permanent Residence、PRと表現される事もあります。本ブログでは「移民」表記で統一しています。

※本ブログ上では便宜上以下の表記に統一しております。
IEC Work Permit:ワーキングホリデー

Post-graduation Work Permit (PGWP):ポスグラ
Study Permit:学生ビザ
Work Permit:就労ビザ

 ■ワーキングホリデーからポスグラへ

●ワーキングホリデーの後は公立カレッジ進学

私が初めてカナダに来たのは2009年の春。

ワーキングホリデーで1年滞在したら帰国する予定でした。

世界地図

こちらの体験談でお話している通り、ワーキングホリデーの後はトロントの公立カレッジへ進学しました。

当時はカナダに移民したいという希望があったわけでもなく、経済的にも1年間(8ヶ月)のプログラム受講しか考えていませんでした。

カレッジ卒業後はポスグラを申請して、無事に1年間の許可を取得する事が出来ました。

 

●卒業後はダラダラと就職活動

留学生にとっては安くない授業料を払って、毎日課題やテストに追われて何とか卒業出来たカレッジ。

プログラム修了後にはインターンシップも頑張りました。

それなのに、卒業後はダラダラとカフェでのアルバイトを続けていました。

見かねたカレッジ時代の友達にお尻を叩かれて本格的に就職活動を始めた頃には、貴重なポスグラの残存期間は6ヶ月程でした…。

piyo

もったいなーい!

activ8staff

ホント、何考えてたんでしょうね?

 

●留学カウンセラーのお仕事との出会い

しかし、運とかタイミングっていうのはあるんですよね。

カナダ渡航時やカレッジ進学の際にお世話になった留学エージェントへ募集がないか尋ねてみました。

すると、たまたまスタッフ募集をしようとしていたところで、見事すぐに雇用してもらえる事に。

半年程前から時々アルバイトで新規渡航者の生活ガイドツアーを行っていたというご縁もありました。

ポスグラが短いのも承知で、就労ビザの延長(申請)をサポートするという嬉しいお話も頂けたのでした!

面接

 

 ■就労ビザ延長

●就労ビザの申請はかなり大変

ポスグラはカナダの大学やカレッジを卒業すると申請出来る、一生に一度だけ取得可能な就労ビザです。

「就労ビザを延長する」という表現をよく耳にしますが、原則ポスグラの延長は出来ません。

※コロナの影響で2021年4月現在は一時的に新しいルールが適用されています。

就職時、ポスグラの残存期間がもう半年程となっていた私。

まずは移民コンサルタントに相談をしました。

現在の状況では移民申請の条件である就労期間を満たす事が出来ない為、新たに就労ビザを申請する事になりました。

外国人がカナダで就労ビザを取得するには、雇用主にLabour Market Impact Assessment (LMIA)の為の書類を用意してもらわなければなりません。

Employment and Social Development Canada (ESDC)よりPositive LMIAを受け取って初めて、就労ビザを申請する事が出来るようになります。

※当時はLabour Market Opinion (LMO)という名称でした。

つまり、ざっくりと、

①雇用主がPositive LMIAを取得

②申請者がこのPositive LMIAを添えて就労ビザを申請

という二段階で申請します。

通常、このPositive LMIAを取得するには、私の言葉で説明すると、

・求人広告を出しても適任者が見つからなかった事を証明

・仕事を探しているカナダ人を差し置いてわざわざ外国人を雇用しなければいけない理由を証明

・専門職に見合う給与をもらっている証明

が必要です。

カナダの教育機関を卒業した私は、「求人広告を出す」という部分は免除されていました。

また、新卒なのでお給料を少し低めに見積もっても大丈夫かもしれない、という望みもありました。

ワーキングホリデーや学生ビザの状態で就労ビザを申請するよりは遥かに簡単でしょう!という話でした。

※現在は、“特定の言語が使用出来る(日本人だから日本語が話せる)”という事を外国人を雇用する理由には出来なくなっているようです。

 

●しかし、LMIAが拒否されてしまった…

きっと大丈夫と臨んだLMIAでしたが、なんと結果はNegative LMIA。

この外国人の雇用は不可、とされてしまいました。

困っている学生

理由はこのポジションにしては給与が低いとか、そんな事だったと思います。

その後すぐ、雇用主にその部分を修正して再度LMIA申請を行ってもらえました。

しかしこの時点でポスグラの有効期限が切れる4日前…。

コンサルタントの提案で、取り急ぎ就労ビザを郵送で申請する事になりました。

郵送している間にPositive LMIAが取得出来る事を願って。

 

●無事に就労ビザを取得出来たものの…

ひとまずポスグラの期限が切れる前に就労ビザを申請した後、今度は無事にPositive LMIAを取得出来ました。

それから就労ビザも無事に届いたのですが、結構ぐちゃぐちゃでした。

・申請料を間違えて払ってしまい一旦申請書類が返却されてしまう

・その時点で就労ビザの期限が切れていたのでペナルティの$200を支払う

・就労ビザは2年間もらえるはずだったのにパスポートの期限が不足してたせいで6ヶ月くらいしか発行されなかった

piyo

大変だったんだね~。

activ8staff

一難去ってまた一難…。この頃は精神的にかなり疲弊していました!

なぜ5年間のパスポートを作ったのか、なぜ申請時に気が付かなかったのか、過去の自分を恨みながら対策を考え決行しました。

①在トロント日本国総領事館でパスポートを更新(迷わず10年)

②カナダ移民省(IRCC)へ電話して、期限の切れたPositive LMIAでも期間の修正は可能か確認

③OKと言われたので就労ビザ延長申請書類を用意してオンライン申請

その後ようやくちゃんとした期間の就労ビザを取得出来たのでした。

コンサルタントに依頼するにしても、頼ってばかりではなく、自分でもしっかり確認しないといけないという良い教訓になりました。

 

 ■いよいよ移民申請

●就労ビザ取得から時を経てやっとカナダ移民申請へ!

コンサルタントに頼っても失敗したという経験と、経済的にも依頼する余裕はないという事、また周囲に移民申請を終えた知人や友人が沢山いたという事もあり、

見よう見まねで自分で移民申請に挑戦する事にしました。

smile

当時はまだExpress Entryというオンラインでの申請方法は始まっていませんでした。

あまり参考にならないかもしれないですが、記憶にある限りで私が用意したのは以下の書類です。

Canadian Experience Class (CEC)というカテゴリーで申請しました。

●パスポートやこれまで保持していたビザのコピー

●移民の申請書:カナダ移民省(IRCC)のサイトからダウンロード。10回くらい引っ越しを繰り返していたのでカナダの住所を全部記入するという作業が地味に辛かった。

●戸籍謄本と改正原戸籍謄本:家族に日本から郵送してもらい翻訳したものを提出。

●無犯罪証明書:在トロント日本国総領事館で申請して日本から取り寄せてもらう。有効期限が発行から3ヶ月以内なので他の書類の目途が立ってから取得。

●英語力証明:IELTS Generalのテストを受験してスコア取得。

●カナダの教育機関を卒業した証明

●カナダでSkilled Workerとして規定の時間数就労した証明

●カナダに所得税などの税金を納めていた証明

●移民申請費用をオンラインで支払ったという証明

全ての書類をまとめてノバスコシア州にあるCentralized Intake Office (CIO)へ書留で送りました。

書類の確認をしてプロセスを始めます、という連絡があったのは約3ヶ月も経った頃。

当時は、その後の健康診断の指示を受けて申請許可が下りるまでに13ヶ月程かかると言われていました。

途中で結婚してMarital Statusの変更届を出したりしてさらに時間がかかり、移民を取得出来たのは申請してから約1年半後でした。

activ8staff

私より後にEEシステムを利用して申請した同僚の方が先に移民を取得するという展開に…!

 

●移民申請を待つ間に再度就労ビザの申請

どう考えても就労ビザの有効期限内に移民の許可が下りるとは思えない状況だったので、就労ビザをまた延長しなければいけませんでした。

Bridging Open Work Permit (BOWP)という就労ビザです。

カナダへの移民申請中だけれども、あと4ヶ月以内で現在の就労ビザの期限が切れるという場合に申請が可能でした。

現在はEEシステムの導入で待機時間は短縮されているようなので、利用する人は少ないかもしれません。

カナダイメージ

 

●最後に:私の移民申請体験から伝えたいアドバイス!

アドバイスなんて言うと偉そうですが…。

私の経験上では、正直、移民申請は難しくありませんでした。

条件さえ揃える事が出来れば、後は必要な書類を用意して提出するだけです。

それよりも、就労ビザを取得する方が遥に大変でストレスが多かったです。

(確認作業を怠ったせいでもありますが…。)

「なぜここまでして私はカナダにしがみつく…?」と何度も心が折れかけました。

私はカレッジは自分の中で1年しか選択肢がなかったのでそうしましたが、もし可能であるなら2年以上のプログラムを修了して3年間のポスグラをもらう方が絶対良いです!

就労ビザの取得は年々厳しくなっていると聞きます。

良い雇用主との出会いがあればどうにかなると思いがちですが、雇用主や申請者の努力だけではどうにもならない壁もあります。

3年間のポスグラがあれば、私の■就労ビザ延長の苦労は不要です!

皆様がカナダ移民申請をご検討される際の参考になれば幸いです。

 

移民に繋がる公立カレッジ進学についてはアクティベイト留学センターへお気軽にお問い合わせください!

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