トロントでITスキル留学！人気のUIデザイン・UXデザインについて解説！

●UI/UXデザインの違いって？

UIデザイン、UXデザイン、並べて使われる事が多いです。

その違いは？と聞かれるとよく分からないですよね。

まずは、 “UIデザイン” と “UX”デザインの違いをざっくりと比べてみましょう。

＜UIデザイン＞

UI＝ “User Interface（ユーザーインターフェース）” の略で、ユーザーが見たり触れたりして接する部分の事を指します。

Webサイトやスマホの画面であれば、ユーザーが直接覗き込むスクリーンそのものやデザインの事です。

UIデザインとは、ユーザーが操作を間違える事なく利用出来る、分かりやすい画面デザイン設計を行う事を意味します。

＜UXデザイン＞

UX＝ “User Experience（ユーザーエクスペリエンス）” の略で、ユーザーが利用したWebサイトや製品、サービスなどを通じて得られる体験や経験の事です。

その体験や経験からユーザーが感じる事も含みます。

UXデザインとは、サービスを利用する事でユーザーに価値やメリットを与えられるように、機能設計、画面設計などサービス全体の設計を行う事を意味します。

 

●UI/UXデザイナーの仕事とは？

＜UIデザイナー＞

購入ボタンを押してもらう事が肝心なオンラインショッピングサイトを例に挙げます。

ボタンが見つけやすく押しやすい見た目になっているか、商品ページの写真や説明テキストのサイズや色が適切に表示されているか、

重要な情報は他の情報よりも見つけやすいようにデザインされているか、などの点を意識して、

ユーザーにとって親切な画面デザインを作成するのがUIデザイナーの仕事です。

スマホやパソコンなど、様々なデバイスで閲覧出来るようにする事も重要です。

その他、目の不自由な方向けに音声読み上げ機能に対応したり、色の識別が苦手な方にも見やすい色や表示を整えたりする工夫も求められます。

 

＜UXデザイナー＞

例えば、オンラインショッピングサイトが使いやすいだけでなく、商品選びから購入まで楽しく安心出来るものになっているかという、ユーザーの視点から考えます。

サイトを利用する事によりユーザーにどのようなメリットがあるか、ユーザーがどのように感じるか、ユーザーにどのような変化が生まれるか、などの点を意識して、

そのサービスを通して提供出来る価値とは何かを考えてサイト設計を行うのがUXデザイナーの仕事になります。

もしも購入ボタンまで辿り着かず途中で離脱しているユーザーが多い場合、商品選びから購入までの流れが分かりにくいのかもしれません。

ページのUIを改善するだけでなく、カスタマーサポートの充実やメールで通知送信など、様々な手法を用いてユーザー体験を向上させる為の施策を行います。

 

●UIはUXに含まれている？Webデザインとの違いは？

上記の例を見ても分かるように、UXデザインの中にUIデザインが含まれるような関係性にあります。

Webサイトやサービスを通してユーザーに優れた体験を提供する為には、UIによる画面デザインの設計が欠かせないからです。

 

UXデザイナーという職種にはデザイナーという名称が付いていますが、実際にはプロダクトマネージャーのようなポジションに置かれる事が多いです。

Webサイトなどのサービスを通してユーザーに価値ある体験を提供する為には、まずはサービス全体の設計を行います。

それから、ユーザーのニーズを抽出しながら使い勝手や機能の改善に繰り返し取り組みます。

その為、プロダクトマネージャーとして仕様や機能の設計、画面の設計、外部連携の検討などサービス全体に影響する様々な事を熟慮しなければなりません。

 

また、最近ではWebデザイナーがビジュアル設計だけでなくコーディングまで作業範囲とする事も多いですが、

Web制作の場合、Webデザイナーがユーザーとの接点であるUIデザインにも携わるのが一般的です。

一方で、UIデザイナーはユーザーの使いやすさ、操作感に特化した設計を行うという違いがあります。

●UI/UXデザイナーになるには資格が必要？

UI/UXデザイナーとして働く為に、特に資格は必要ありません。

しかし、デッサンやデザインを勉強をしたり、Adobe IllustratorやPhotoshop、AutoCADなどのソフトウェアを使いこなせるようになっておくと有利です。

特に未経験からの転職であれば上記のような内容をプラスアルファで勉強しておいて損はありません。

また、社内外でプロジェクトに関わる人とのコミュニケーションを円滑に進めるためのコミュニケーション能力と調整力も必要です。

 

●UI/UXデザイナー・カナダの平均給与

日本の都市部のUXデザイナーの平均給与は約600万円。

給与だけで見てみると日本とカナダの平均給与は大きな差はありません。

しかし、カナダでは圧倒的に残業が少なく有給休暇も取りやすいため、働く環境としてはカナダの方がライフワークバランスが取れています。

 

●求人、需要について

UI/UXデザイナーの需要は着実に高まっています。

それを示す証拠として：

・ビジネス特化型SNS、LinkedInではUXデザインを2020年の時点で需要スキルのトップ5の1つとしてランク付けしている。

・求人サイトの一つGlassdoorでは、UX・UIデザインは2021年のベスト50の仕事リストに追加。

・CNNビジネスサイトではUXデザイナーの需要は2025年までに18％増加すると予測。
参考リンク：https://money.cnn.com/pf/best-jobs/2015/list/index.html

・GoogleではUXをランキングアルゴリズムに追加。
これはGoogleページエクスペリエンスと呼ばれ、ユーザーが使いにくいとGoogleが判断した場合、サイトのランキングが影響を受け、場合によっては低下する可能性があることを意味している。

これらに加え、オンライン上でのやり取りが急速に進むにつれ、企業はオンライン市場での競争力を維持しなければなりません。

そのためUI/UXデザインへの投資は重要とされており、今後も世界中で高い需要があると予想されます。

 

●UI/UXデザインを学べるトロントの私立カレッジ

◆Tamwood CareersのUI Design Professional

全48週間のプログラムで、480時間のCo-op（インターンシップ）が含まれています。

このプログラムでは、クリエイティブソフトウェア、レイアウトと構成、視覚的なブランドアイデンティティ、概念的および戦略的思考など、

UIとビジュアルコミュニケーションデザインの分野で使用される実践的なスキル、ツール、テクニックを学びます。

　■このプログラムでは以下の事を学びます

　■卒業後に就職が見込める職種

 

◆Tamwood CareersのUX Design Professional

全48週間のプログラムで、480時間のCo-op（インターンシップ）が含まれています。

このプログラムでは、UXデザインの分野で使用されるスキル、ツール、およびテクニックを学び、それらを実用的かつ専門的な環境に適用させていきます。

コース内容にインターフェース、Webサイト、製品、アプリケーションの設計、調査、テストの実践的アプローチも含まれています。

　■このプログラムでは以下の事を学びます

　■卒業後に就職が見込める職種

　■Tamwood Careersの上記プログラム入学要件

◇英語レベル

IELTS 5.5以上

TOEFL iBT 46以上

Tamwood Language Centreの英語プログラムのレベル5、EAP 192、またはIELTSコースを修了

Skypeインタビュー合格

 

◇学歴

高校卒業以上、19歳以上

●UI/UXデザインを学べるトロントの公立カレッジ

◆Humber CollegeのUser Experience (UX) Design

トロント市にある人気カレッジHumber Collegeの1年間（3セメスター）でUXデザインを学ぶGraduate Certificateプログラムです。

3セメスター目に160時間（約4週間）のインターンシップと、実際の企業のチームと実務的なプロジェクトを行うCapstoneプロジェクトがあります。

このプログラムでは、人間中心のデザイン手法と、一般の人々のニーズに合わせてデザインを構築するレトリックを学びます。

さらに、業界標準の品質保証方法を通じてインタラクションデザインとデザインシステムを使用する方法、及び企業戦略に従う為のUIをデザインおよび実装する方法を学習します。

 

　■このプログラムでは以下の事を学びます

　■卒業後に就職が見込める職種

　■Humber CollegeのUser Experience (UX) Designプログラム入学要件

◇英語レベル

IELTS 6.5以上（全てのスキルで6.0以上）

TOEFL iBT 88以上（全てのスキルで22以上）

Humber Collegeの英語プログラム（EAP）のレベル8を80%以上の成績で卒業

 

◇学歴

Bachelor（学士）またはAdvanced Diplomaを取得している事

 

●その他にUI/UXデザインが学べるトロントのプログラム

UI/UXデザインを含む、Interactive Mediaデザイン全般を学ぶプログラムもお勧めです。

◆Seneca CollegeのInteractive Media Design（2年間のDiploma）

グラフィックデザイン、モーショングラフィックス、Webテクノロジーの分野でのクリエイティブな戦略と技術的戦略の両方を開発および管理するスキルを学びます。

また、ゲーム及び視覚効果アプリケーション設計、開発、実装、および管理に関する知識とスキルも身に付ける事が出来ます。

◆Georgian CollegeのInteractive Media Design（2年間のDiploma）

HTML、CSS、JavaScript、ドキュメントオブジェクトモデル（DOM）、アプリケーションプログラミングインターフェイス（API）、様々な一般的なスクリプトフレームワークなどの現在のテクノロジーの使用について学びます。

アクティベイト留学センターでは、ITスキル留学の無料カウンセリングを行っています。

ご予算やご希望の期間、適性や興味に合ったカレッジやプログラムを見つけるお手伝いをさせて頂きます！

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