【親子留学】親がカナダ永住権を取得したら子どもも移住出来るの?
投稿日:2024年1月19日(金)
更新日:2024年9月5日(木)
親子留学のその先、カナダへ家族移住!
ここ数年のお問い合わせ内容に、カナダ移住を視野に留学をお考えの方が増えてきているように感じます。
中には、お子様を連れて渡航・移住したいとおっしゃる方も本当に多いのですよね。
理由はご家庭によって様々ですが、大きなところでは以下のものがあります。
・英語環境に身を置くことでネイティブに近い英語力を身に付けさせたい
・個性を尊重する海外の教育を受ける中で自己肯定感を高めてほしい
・人種の違いや肌の色の違いが当たり前にある環境で育てたい
・異なる価値観に触れることで国際感覚を養ってほしい
うんうん、海外での子育てってこういうイメージ!
きっと親よりも子どものほうがすぐに馴染んでしまうんだろうね。
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※弊社ではこの発表に関するご相談を受け付けることは出来兼ねますが、ご希望に応じて提携コンサルタントのご紹介が可能です。
●親子でカナダに渡航する方法
それでは、親子でカナダに渡航するにはどういった方法があるのでしょうか?
その1.短期留学
1週間からでも参加可能な、小中高生向けの英語学習サマーキャンプやウィンターキャンプ。
お子様の短期留学に帯同して親御様もいらっしゃるケースが増えてきています。
自立した生活を促す為、ご本人は学生寮やホームステイ滞在、親御様はホテルやゲストハウスに滞在します。
その2.語学学校留学
6ヶ月未満の滞在ならビザ申請は不要。
日本のパスポートをお持ちの方であれば、eTAという電子渡航認証のみでカナダ入国・通常1回の入国につき6ヶ月まで滞在が可能です。
お子様も親御様も、同じ学校の一般英語コースを受講して頂けます。
通学・帰宅も一緒というのであれば、お子様が小さい場合は安心ですよね。
親御様はビジネス英語やスピーキングなど、レベルが高めの専門プログラムに挑戦してみられるのもおススメです!
お子様の年齢によっては、親子でセミプライベートレッスンを受けるというのも良い方法です。
その3.移住を見据えた長期留学
ご両親どちらかが公立カレッジ通学、どちらかは就労(※)、お子様は公立学校へ通学、家族全員フル稼働する長期留学も可能です。
カナダでは、条件さえ満たしていれば、保護者が公立カレッジに通学する場合、その子どもは無料で公立の学校に通う事が出来ます。
公立カレッジのプログラム受講中はアルバイトが可能なので、親御様1人で渡航される場合でもある程度の生活費は賄えるでしょう。
※追記:2024年1月22日のIRCC(カナダ移民省)の発表によると、「配偶者Work Permitの発給は、修士号や博士号プログラム受講者のみに限定」となりました。
今後変更となる可能性もありますので、必ずご自身でIRCCやカレッジのサイトでご確認頂くか、専門知識のあるコンサルタント等へお尋ねください。
まずは、①や②でお試し渡航をしてみて、カナダでの暮らしが気に入ったら③へステップアップするという方法もおススメです。
●カナダ移住の王道:公立カレッジ進学
前述通り、長期留学をお考えの方の中には、カナダの永住権申請を視野に入れている方も多いです。
一般的な永住権申請の流れは以下の通り。
①語学学校での英語習得(パスウェイプログラムを含む)
※英語力を十分にお持ちの方は不要
②公立カレッジで2年間のプログラムの受講
③公立カレッジ卒業後3年間の就労ビザ(PGWP)を取得
④PGWP期間に1年以上の規定の就労経験を得る
⑤移民申請
これが、お子様を連れて家族で移住する場合は、下記のような流れになるでしょう。
①語学学校での英語習得(パスウェイプログラムを含む)
※英語力を十分にお持ちの方は不要
②公立カレッジで2年間のプログラムの受講
その間に一緒に渡航した配偶者は就労、子どもは公立学校に通学 ※1
③公立カレッジ卒業後3年間の就労ビザ(PGWP)を取得
④PGWP期間に1年以上の規定の就労経験を得る
その間も配偶者は就労可能、子どもは公立学校に通学可能 ※2
⑤家族で移民申請
※1 追記:2024年1月22日のIRCC(カナダ移民省)の発表によると、「配偶者Work Permitの発給は、修士号や博士号プログラム受講者のみに限定」となりました。
今後変更となる可能性もありますので、必ずご自身でIRCCやカレッジのサイトでご確認頂くか、専門知識のあるコンサルタント等へお尋ねください。
※2 追記:現時点でPGWP保持者でスキルドワーカー(TEER3以上)に対するルール変更はない為、要件を満たしていれば配偶者Work Permitの取得は可能です。
今後変更となる可能性もありますので、必ずご自身でIRCCやカレッジのサイトでご確認頂くか、専門知識のあるコンサルタント等へお尋ねください。
●親が永住権申請、その子どもは?
上記でご案内した王道を行けば、公立カレッジ卒業者となる「親」は永住権申請が可能。
その場合、「子ども」はどうなるの?
“Dependent Child”として申請することが可能です。
“Dependent Child”の定義は以下の通りです。
・22歳未満で、配偶者または内縁関係のパートナーではない
・22歳以上で、22歳以前から親の経済的援助に大きく依存しており、身体的または精神的疾患により経済的に自立出来ない場合
※詳しくはご自身でIRCC(カナダ移民省)のページをご覧頂くか、申請時にコンサルタントへお尋ねください。
●まとめ:家族でカナダ移住するメリット
家族での移住には、いろんな困難や苦労が予想されます。
公立カレッジ進学の為の英語力向上、公立カレッジへの進学、カナダ人に混じって英語で学習、慣れない海外での就労、お子様の就学、学校への送り迎えなどなど…。
各段階での申請書類を確認したり揃えたりする作業も簡単なものではないでしょう。
しかし、無事に家族みんなで永住権を取得することが出来れば、
●自由にカナダ出入国が出来る為、毎回のビザ申請などの煩わしさが不要になる ※
●子どもの義務教育中の学費は免除(公立の場合)
●子どものカレッジや大学は現地学生と同じ授業料となるので、留学生として通学するより安い
(もちろん、親がカレッジや大学へ行き直す場合も!)
といったメリットも沢山!
※永住権の更新は必要です。
アクティベイト留学センターでは、家族でのカナダ移住の第一歩となる公立カレッジ進学、また公立カレッジ進学の為の英語力アップのサポートを行っております。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!
#カナダ留学 #親子 #家族 #移住 #公立カレッジ
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