【コロナウイルス関連】カナダ留学・学生ビザ申請、今どうなっているの?
投稿日:2021年4月30日(金)
更新日:2021年5月14日(金)
様々なルール変更や傾向から読み解く『カナダの学生ビザ』の今。
気になるコロナウイルスの影響…。
カナダの学生ビザって取得が難しくなっているの??
学生ビザの申請は引き続き可能です!
また、2020年10月20日以降留学生のカナダへの入国が可能になると発表があり、着々と学生ビザの許可が下りています!
※弊社と提携のある複数のビザ移民コンサルタントからの指導に基づき、情報を提供させて頂いております。
※※本ブログでは便宜上「学生ビザ」と表記しますが正式名称は「Study Permit」です。
●2021年9月に授業開始を予定の場合:学生ビザは5月15日までに申請を?
2021年4月27日、カナダ移民省より新たな発表がありました。
2021年9月にプログラム受講開始を予定している人は、2021年5月15日までに学生ビザ申請をするよう推奨しています。
それまでに学生ビザ申請をすれば、8月6日までには結果が出るという事です。
5月15日以降に学生ビザ申請をした場合、申請結果が9月開始のプログラムに間に合わない可能性も示唆しています。
詳細はコチラから⇒ IRCC:Study Permit How to Apply
という事でしたが、2021年5月14日現在のProcessing time(手続きにかかる所要期間)を確認すると、「9週間」と出ています!
上記発表があった当時は「12週間」かかると出ていたので、予想より早く処理出来ているという事でしょうか。
5月15日までに申請を終えられなくて焦っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、出来るだけ早く申請をすればまだ間に合う可能性もゼロではなさそうです!
とは言え、この所要期間は変動しますので、ポイントは「出来るだけ早く申請」ですよ!
●10月20日以降適用されている留学生への規制緩和とは?
2020年10月2日、IRCC(カナダ移民省)は、2020年10月20日以降留学生のカナダへの入国が可能になると発表しました。
下記の二つの条件をクリアした学校に就学をする留学生の渡航が可能になるという内容でした。
①政府指定の教育機関(DLI番号を持っている学校)である事
②州政府にCOVID-19のReadiness Plan※を提出、承認されている事
※Readiness Plan:留学生を迎えるにあたってのコロナウイルス防止策を指します。
IRCCウェブサイト ⇒ Coronavirus disease (COVID-19): International students
※教育機関の種類と州を選択すると承認された学校のリストが出てきます。
リストは2週間毎に更新されており、現在載っていない学校も後日掲載される可能性があります。
●そもそもカナダの学生ビザって?
政府が認定している教育機関のフルタイムプログラムに登録(申込み)をする事で、申請、取得出来るビザです。
認められた教育機関にて就学する事が義務付けられています。
学生ビザでの滞在中に、一定期間以上学校に通わない、もしくは登録がない場合ビザが失効します。
<一般的な取得の流れ>
①語学学校やカレッジのフルタイムプログラムに申込み・支払い
②教育機関から入学許可書・領収書が発行される
③カナダの学生ビザを申請
④必要に応じて指紋認証(バイオメトリクス)登録
⑤学生ビザ許可レター(POEレター)取得
⑥カナダへ渡航・入国審査後に学生ビザ(Study Permit)発行
●学生ビザ保持者は本当に入国可能?
カナダ移民省(IRCC)は以下を入国制限免除対象者としています(※学生ビザ関連のみ記載)。
●一度学生ビザでカナダへ入国しており学生ビザ(Study Permit)を取得済みの方
または
●上記のReadiness Planが認可されたDLIリストに載っている学校の学生ビザの許可レター(POEレター)を持っている方
※一度入国して学生ビザ(Study Permit)を発行してもらった方でも、Readiness Planが認可されたDLIリストに教育機関が載っていない場合は再入国は不可とされています。
以前は、『オンライン授業』という選択肢がある留学生の入国は受け入れない可能性がある事が示唆されていました。
現在はその記述はなくなっています。
またカナダ政府の指示通り、ArriveCANの登録や14日間の自己隔離計画書の提示も必要です。
各教育機関が自己隔離プランパッケージを用意していますので確認されてみると良いでしょう。
●学生ビザの許可レターは届いているの?
今はどうなってるの?
嬉しい事に学生ビザ許可は下り始めています!
10月20日にDLIのリストが発表されて以降、学生ビザ申請をしていた方の許可が下り始めました!
具体例は以下の通りです。
●9月22日に学生ビザを申請
●11月17日に通学予定の教育機関がDLIリストに掲載された
●11月26日に学生ビザ許可が下りてレターが届いた
上記以外の生徒様の例を見ていても、『Readiness Planが認可されたDLIリストに載れば学生ビザ許可は下りる』と考えて良さそうです。
●日本でオンライン受講しても大丈夫?
学生ビザを申請したものの、まだ許可が下りないまま日本でオンライン受講を開始する方もいらっしゃるかもしれません。
2021年12月31日までは、カナダ国外でオンライン受講をしたとしても、卒業後に申請出来るPost Graduation Work Permit (PGWP)の期間に影響は無いと発表されています。
カレッジのプログラム開始前までに学生ビザを申請している事が条件です。
また、この期限は今後延長される可能性もあります。
●カナダの移民申請を目指すならカレッジ進学!
カナダは元々、移民や外国人労働者、留学生を歓迎している国です。
いち早く留学生への規制緩和が発表・実施され、続々と学生ビザ許可が下りているのもその証拠。
世界的なコロナウイルス感染症蔓延の状況が改善されれば、永住者と短期滞在者を急増させる可能性が高いとも言われていました。
そして、2020年10月30日、カナダ移民省(IRCC)から移民に関する大きな発表がありました。
2021年から2023年の3年間を通して、合計120万人以上もの移民を受け入れるという計画です。
他の記事でも繰り返しご案内していますが今一度おさらい!
カナダの公立カレッジを卒業すると、Post-graduation Work Permit(PGWP)という就労ビザを申請する事が出来ます(通称”ポスグラ”)。
卒業後に最長3年間カナダで就業する事が可能です!
★ポスグラの期間は、カレッジや大学のプログラム期間に応じて異なります。
8ヶ月プログラム(2セメスター) → 8ヶ月~1年間のポスグラ
2~4年プログラム(4~8セメスター)→ 3年間のポスグラ
つまり、
カレッジへ進学する
⇒ カナダで働ける就労ビザが申請可能
⇒ カナダ移民の為の条件が揃えられる可能性アップ!!
弊社がカナダ移民を目指す皆様に公立カレッジ進学をお勧めするのはそういう理由からなのです。
●英語力向上の為の語学学校はオンラインで!
カナダ留学はカレッジ進学がオススメって事ね。
でもカレッジに直接行ける英語力はないっす…。
では、カナダの語学学校のオンライン授業を受けるのはいかがでしょう?
ご存知の通り、カレッジ進学の為の英語力証明は簡単ではありません。
IELTSで総合6.0以上、TOEFL iBTで総合80以上の上級者レベルが必要です。
そこでお勧めなのが、日本で仕事や学校を続けながら、質の高いカナダの英語教育を受ける事の出来る『オンライン留学』。
テストスコア提出や入学試験合格の代わりの英語力証明となる『パスウェイプログラム』のオンライン受講が可能な学校も沢山あります。
英語力向上期間は生活費を節約しながら日本で受講し、状況が落ち着いたらカレッジ進学の為に渡航出来る準備を整えておきましょう!
<オンライン語学留学について>
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